2025年現在、新車から21年間乗っています。
リーマン・ショックで、地元の工場が閉鎖して、首都圏に13年間赴任したので、京都・滋賀に置いたまま乗って無い期間が有りました。
現在22万kmオーバーです。
故障はほぼありません。
コンパクト峠通勤快速車を改め、買い物・レジャー車になりました(京都市出身、2011.10初秋に滋賀県大津市在住・京都府向日市勤務から、東京都大田区大森に単身赴任、京浜工業地帯(神奈川県川崎市)にて出稼ぎ、JR電車通勤となりました、2015.3春に家族を呼び寄せ神奈川県横浜市の戸建ての借り上げ社宅に引っ越し、オレンジ号・車も持ってきました)
2024.07、退職して、滋賀県のお家に帰ってきました。
スイスポとはお値段が違い、抜群のコストパフォーマンス。スタイルは塊感があり、そのハンドリングは回転性の良さと軽快感はスイスポと同じ。(125万円で新車購入)
2代目スイフト(1300cc)ZC11Sは、
M13AエンジンでM型エンジンの中でも最もショートストロークな高回転型エンジン(M型はボア共通でストローク変更での排気量を変更と言うラインナップ。元々のカルタスのG型エンジンの流れで相当な高回転型、Mの四男坊1300ccが1番ヤンチャなエンジンである。JWRCの1.6LスイフトのエンジンはM13Aのボアアップです、というかクランクシャフトの問題なんですけどね)故に廻さないユーザーにはトルク感の無さで酷評される。(トヨタAE86初めとするレビン/トレノの2T-Gよりも更に短いストローク、スイスポのM16Aとは全くの正反対の高回転型である。コレより短いストロークの量産車は旧型のスバル車ぐらいです(水平対向の横長エンジンが車体に入らないから仕方なくそうしたら、レーシングエンジンの様に仕上がった)、HONDAのS2000は量産車ではTOPクラスの高回転型ですが、あれの初期型もよりも短いストロークです(気筒あたりの排気量とピストン速度の関係を考えると、M13Aは焼き付き難い=大衆車らしい作りですW?)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%82%BA%E3%82%AD%E3%83%BBM%E5%9E%8B%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%83%B3
マフラー等はSUS仕様で一昔前の3rdパーティーのスポーツマフラーの様。
初代スイフトは、Keiベースの拡大版の車体でしたが、2代目スイフトは国内での登録車でのシェア拡大はおろか、
SUZUKIの世界戦略車としての狙いで一から開発し、世界4工場同時生産と言う目標で設計された。(何故かSUZUKI社内ではSWIFTは2004年度の設計が初代とされる謎?(絶対おかしい))
当時、軽自動車でライバルのダイハツはボディーでハイテン(ハイテンション鋼=高張力鋼)を多用し、軽量化を大きく進めていたが、
スズキはハイテンには出遅れていた。
2代目スイフトは、4工場世界同時製造で、日本国内とは異なり海外工場ではハイテンが入手難である事から従来の鋼での設計・製造であった。
3代目スイフト以降は、世界サプライヤーでもハイテンが入手可能となる為、採用され軽量化に貢献していく。
この時期より、スズキの軽自動車でもハイテン、スーパーハイテンが多用され始めボディーの強化と軽量化に大きく貢献しダイハツに並んだ。
※鉄は数え切れないほど種類があり、通常我々が単に鉄と言うとJIS SS400を指す(引張強さが400~510N/mm2)、
ハイテンになると490MPa程度以上のものからが高張力鋼と呼ばれる、引張強度が590MPa~780MPa程度主流、
スーパーハイテンになると引張強さが約1,000MPa以上の物で、普通の自動車で使われているモノでは1200MPa級も有ります。
当然原価は高価になり、強度に必要部分にのみ使われます。
一般の認識では鉄は硬いモノの代表です、でもバネを見れば分かりますが、力が加われば曲がります、
実際には自動車ボディーも走行時はいつも捩れていると言っても過言では無いのです。
従来ヨーロッパ車と比較して、日本車は重量が軽かったのはアウトバーンを走る為のボディー強度が要らなかったからで、
燃費は良いが高速性能はボロボロ状態でした。
衝突安全性でも、世界で通用する自動車を売る為にも、次第に丈夫に重くなってきています。
ハイテン、スーパーハイテンは正に自動車の為に開発されたとも言えるモノで、製鉄技術が優れていた日本のお家芸とも言えると思います。
生産設備は、後発の韓国・インド・中国等が最新でもあり、ハイテンは既に世界技術となり優位性は少ないです。
副作用として、板金修理がやりにくいらしいです。w
初期型(特別仕様車) XEスタイル1.3L_4AT
色は絶版のガーネット・オレンジ・メタリック
(口の悪い同僚・OL・パートのおばさんは「錆び色」と呼ぶ。
近所の奥さんが当家のオレンジ号と命名)
燃費 街中:13km/l、高速道路:17km/l、90km/h巡航19km/l
SUZUKIの本エンジンの慣らし運転は全くの不要です。
本エンジンは量産市販車ながら、組み立て後のブロック変形を想定した圧力を掛けながらボーリングを行うと言う、レーシング・エンジンと同じ加工方法を用いています。
http://www.jama.or.jp/lib/jamagazine/200007/14.html
(リンク切れ2016/05/04)
(加工機や加工精度が進化した今では、何十年も前の伝説のエンジン慣らし等、今は全く不要です)
納車時よりレッドゾーン超えまでガンガン廻しております。(保証のあるうちに壊れよとばかりに、納車当日に天ヶ瀬に全開で走りに行きました、その後も慣らしは一切行っていません)
但しOIL交換は最安価なのを短め(3000~5000km)で交換しています。
※通勤時は、ほぼ毎月OIL交換、今は6ヶ月毎。
※LLCは毎年交換(冷却水管理はエンジン・メンテの基本です、経験上LLCの管理不足で故障した車両を多数見てきており、LLCが2年をもたない例をも見ました、自分で交換すれば\1000以下で交換できます、長く乗る車なら毎年交換を勧めます、劣化したLLCはエンジン内部を錆びさせ、ゴムホース類を硬化・劣化させ、シール類にダメージも与えます)
峠通勤快速仕様 改め お買い物・レジャー車
ショックアブソーバー:KYB NewSRスペシャル ZC31S(スイスポ)用(推奨)
サスペンション・バネ:ZC31S(スイスポ)用純正に交換(みんカラさんより)。
フロント・アッパー・マウント・ラバー:モンスター 強化アッパー・マウント(非推奨)
冬タイア:ピレリ・アイスアシンメトリコ 175/65-14(2018年32週製)
夏タイア:CST社・マーキスMR61 175/65-14(2020年18週製)(速度レンジがHなので重い、キックバック多い)
ブレーキパッド:「HITACHI HS001Z」(お勧め、安い)
※サスペンションを改造した事によりラリー車のようになってしまいました、市街地では硬くて縦揺れします(主にピッチング)、しかし高速道路でとても乗り味が良くなってます。(足を変えた事が有る方は判ると思います)
操舵性も良くコーナーも吸い付くような感じです。
※ノーマル・パッドですと、低温から過度なブレーキ・アシストブースターがガツンと効き(パニックブレーキが踏めない女性が乗る可能性が高い車に良くある仕様)、カックンブレーキで上手く調整が出来ず、さらに直ぐフェードしますが、セミ・スポーツ・パッドだと、冷えているのでガツンと効かないのでリニアなタッチ、直ぐに適正温度になりギュと効いてくる、当然、対フェード温度も高く、ブレーキ調整が非常にしやすい、由って右脚が疲れない。
(この件は、2時間近くの通勤に使用している時に偶然に気が付いた事からです、パッドをセミ・スポーツに交換したら右足が疲れなくなったのです、良く気を付けて観察したら、カックンブレーキも解消されていました。)
それと、かなりの高回転型エンジンに付き、タイア径は小さめ選んでいます。(ローギアード化)
およびロールセンターの変移による、ロール量低減。
ZC11.21.31S系は、スズキの主流軽自動車よりもショート・ホイールベースです。ホイールベース:トレッド比が特徴的でライバル車に比較しシャープに回頭する高い運動性(回転に強い)、反面 直進性・快適性に弱い設計です。
最高速性能では、車高・空力特性の影響も有り、車高・装備タイアの影響で直進性に問題が生じる事を確認済みです。
スイスポを除く、高速道路を多用するユーザーは、タイアの変更を進言します。
なおこの事象は、3代目・4代目SWIFTでは、ホイール・ベースの延長で完全に改善されています。(回頭性よりも快適性を伸ばした)
スイスポを除き、ブレーキ・パットの性能が長寿命に振ってあり、簡単にフェードを起こします、スポーツ・ドライブをする方にはブレーキ・PADをセミ・スポーツ以上にする交換を強く強く勧めます。(ZC11S系純正は10万km以上もつ設計だとディーラーが申しています)
フロント・サスペンション形式:ストラット
(大衆車定番)
リア・サスペンション形式:トーションバー
(VW社、初代GOLF以来定番)
この車の車検は、初検のみ滋賀の購入店で行い、その後は私が自分で軽整備し持ち込みで通しています。
手に負えない整備のみPROにお願いしております。
最近13年目を超えたので、自動車税が上がり不満です、次の車検には重量税も上がるようです。
軽自動車(660)と登録車(1000~)との差がアリ過ぎるのは良く無いと思います。
手書きで人が計算している時代では無く、
コンピュータ時代です、自動車課税も車体の全長・全幅・高さ・重量・排気量・馬力に応じて、リニアに課税すべきです。
私が、国政に参加した暁には、国民に納得してもらえる自動車税を整備したいと考えます。
皆さん、その時は清き一票をお願いいたしますww。