[DIY] ピロスタビリンク カラー面取り加工＆ボルト頭ピロカラー挿入

http://minkara.carview.co.jp/userid/113606/car/1175704/2756333/note.aspx
で，純正に戻したスタビリンクですが，可動範囲を拡げるために，カラーを加工してみました。

STIピロリンクのような，10V-14D-17H-10T-13Lのロッドエンドカラーを買うか，同様の加工すれば良いんですが，旋盤が必要なので，面取りで我慢することにします。

ロッドエンドカラーにボルトを通し，それなりにセンタリングして，ナットでしっかりと固定します。

ボルトを電動ドリルでチャックして回転させ，ヤスリを押し当てるだけ。
押付力が強いとワークに溝ができるので，最後は軽く当てて仕上げます。

少々センターがブレてても，手バイトならぬ手ヤスリなので，周方向の形状差は出ません。

加工範囲は適当・・・
目見当でC2.5程度です。

加工時間は1個5分程度あれば終わります。

ボルト側は樹脂スペーサーを入れてるので，音は出てませんが，スペーサーは押し潰されてて精神衛生上良くないので，こちらは10V-14D-3Hのカラーを入れることにします。
STIピロリンクは，下の写真のようにボルトの頭をテーパー加工してます。

コトコト音はピロのヘタリですが，SDM製リンクや自作リンクでパキッと音が出る場合，ここは要チェックです。

給油式と無給油式の違いはありますが，同じような形状のSTIピロリンクはちゃんと考えられています。

いくら安いと言っても，最初からこうしとくべきですね。

カラーの面取り加工と共に，ボルト側にピロカラーを入れました。

これで異音は解消・・・
引っ掛かりがなくなって動きもスムースになりました。

リアも同様にカラーの面取り加工と，ボルト側にピロカラーを入れました。
下側ピロはカラー2個の面取り加工のみです。

リアはスタビが左右にズレた時に異音が出てたようです。
カラーの接触箇所はごくわずかでしたが，これでリアも異音は解消・・・

カラー面取り加工だけでも，ピロ可動範囲は広がりますが，樹脂緩衝スペーサーをピロカラーにすることで更に可動範囲が広がります。
これによって，緩衝スペーサ未使用でも，カラーやボルト頭がロッドエンドボディーに干渉することによる異音を防ぐことができます。
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