
●冠水で壊れる主な要因
エアインテークから水を吸う → エンジンブロー
ハイブリッド車は床下バッテリーが水没すると重大故障
トランスミッションやデフのブリーザーから水を吸う → オイル乳化
電装系の浸水 → センサー・ECU・EPB・EPSの故障
これらを避けるためには,水深を絶対に過信しないことが重要
●オフロード4駆
オフロード向け4WD車は,カタログに渡河性能が明記されている
代表的な車種の渡河性能は以下の通り
・ランドクルーザー各シリーズ:700mm
・ハイラックス:700mm
・LEXUS GX:700mm
・メルセデス Gクラス:700mm
・ランドローバー・ディフェンダー:900mm
・レンジローバー・スポーツ:900mm
・レンジローバー・イヴォーク:530〜650mm
・パジェロ:600〜700mm
本格オフローダーは,吸排気系統や電装系の防水,ブリーザーの延長など,防水設計が強化された車であり,一般的なSUVとは構造がまったく異なる
ただし,オフ4ぽくても,渡河性能を表記してないものは注意が必要
×デリカ:300mm ※水中走行は非推奨
×ジムニー:300mm ※水中走行は非推奨
●SUVの限界水深
街乗りSUVは,外観イメージほど冠水に強くない
実際の安全な冠水走行は200mm程度で,その際も以下の条件が必須となる
・時速10km以下でゆっくり進む
・波を立てないよう慎重に走る
・停止しない
・対向車の波を受けない位置取りをする
これらを守れば,走行できる可能性がある程度で,構造的には一般車と大差ない
●一般車の限界水深
・セダン:100〜150mm
・クーペ・軽自動車:100mm前後
いずれも,慎重に走れば走行できる可能性はあるが,波を被った瞬間に吸気・電装・ブリーザーが水没するリスクが高い
●縁石が見えない=走行中止が妥当な理由
歩道の縁石は,高さ100〜150mm
これが見えないということは,最低でもその水深があると判断できる
一般車の限界水深と照らすと,縁石が見えない時点で走行を諦めるのが妥当
●自分が慎重でも,対向車の波を被ると一瞬でアウト
冠水事故の多くは,自分はゆっくり走っていたのに,対向車の波で吸気が水没したというケースで,冠水路では他車の波が最大のリスクになる
オフ4以外でも300mmは走れるという話を聞くが,運が良ければ走れるかもしれないと考えるべき
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Posted at 2026/08/17 04:43:33 | |
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