
3月も半ば。5連休が取れたので久しぶりにトレーラーを牽いて遊びに行って来ました。
よくよく考えてみたら、トレーラーの出動は年末の紀伊半島以来、2ヶ月半ぶり。今年の冬は雪遊びが中心になってしまったため、トレーラー出動の機会が全然なかったんです…。
さてさて、今回の行き先は千葉・茨城・栃木です!
神奈川に住んでいながら、関東北部というのはなかなか遊びに行く機会がなかったところでした。その理由としては…
土日の二日間だけで遊びに行くにはちょっと遠い…。
しかし、それ以上の連休があったら、もっと遠くに行きたくなってしまう…。
という微妙な距離関係が影響していたように思います。
さてさて、そここで今回は5連休というちょっと長めの連休が取れたところでありますが、千葉と茨城と栃木をくっつけてしまうことで、関東北部を移動しながらゆったりとキャラバンを楽しむことになったのでした。
さて、金曜日の夜はお気に入りのPAでP泊。
相変わらず物音一つしない静かなPAで、ぐっすりと眠って気持ちのいい朝を迎えました。
起床後は早速、朝ごはん。
フライパンでトーストにうっすらと焦げ目をつけて、
いただきま〜す!
ここのところ毎日のように、
「あしたキャンプいこーよー!」
と言っていた子ども達、
2ヶ月ぶりのトレーラー泊で超ご機嫌です。
朝食後もしばらくトレーラーの車内でまったりと過ごしました。
7:45出発!
圏央道で一路、千葉県を北上します。
高速道路といえど、初めて走る道なのでとっても新鮮な気分でした。
圏央道を降りた後、「道の駅・多古」に寄り道。
新鮮野菜を期待して道の駅で買い物をしていくことにしました。
B級品と言えど、この量でなんと110円!
素晴らしすぎ!
そして私はお小遣いで焼酎を1本。
地元・多古産のお米で作られた純米焼酎だそうです。
私は日本酒が飲めないのですが、米焼酎だと悪酔いすることなく日本酒の風味を楽しむことができるんですよね。実は最近、私の中で「米焼酎」がひそかなブームになっています。
再びデリカD:5+AVIVA472を走らすこと1時間。
利根川を渡りまぁ〜す!
でっかい川だねぇ〜。さすが、日本一の流域面積を誇る利根川です。
さてさて、この橋を渡れば向こうは茨城県。
そして、「波崎シーサイドキャンプ場」に到着しました!
う〜ん!
久しぶりのキャンプ!
パパはテンションマックスです。
娘達も早速、設営のお手伝い。
海沿いのキャンプ場ということもあってか、風が結構強い風が吹いていました。
踊り狂うタープに海苔巻きのようにまかれた娘達は大はしゃぎ。
今日はキャンピングカー10台のグループが来るとのことでしたが、さすがまだ3月ということもありキャンパーは少ない様子。
おかげで区画に関係なく広々とサイトを使わせてもらえることになりました。
さて、設営で体力を使った後は早速腹ごしらえ。
そして、娘達がずっとずっとずっと楽しみにしていた、
シャボン玉です!
本当に子ども達はシャボン玉が大好きです。
しかしながら…
まだ上手に飛ばすことができないので、すぐにカンシャクは起こすし、手も服もシャボン玉液でベトベトにするし、容器をひっくり返してすぐにシャボン玉液を空にするし、気づけば口が泡だらけになっているし…。
「もぉ〜!できないならやるな!!!」
って、怒鳴りたくなってしまうところなのですが…我慢我慢。
まぁ、こんなに広々とした場所だったので、周りに迷惑をかける心配がなかったのが唯一の救いです。
さて、パパが疲れ切ったので…おやつタイム。
あず君もおやつをもらって、お散歩してご機嫌です。
海沿いということもあって空にはトンビが旋回してはいましたが、キャラバンテントの中なので安心です。
しかも、こんなに綺麗な芝生だし、あず君のお気に入りの草もたくさん生えているしね。
ところで、ここ、「波崎シーサイドキャンプ場」の場所なのですが、ひじょーーーーにわかりにくいです。
カーナビもグーグルマップも正しい道は案内してくれません。
というのは…
地図上で最短ルートとなる道の一部(80m)が私有地になっていて進入できないんです。間違って入ってしまうと、罰金1万円を要求されるとか!
「波崎シーサイド道路」で検索すると、そのことが色々なところで書かれています。興味ある方はぜひ検索してみて下さい。
とりあえず、キャンパーの皆様、くれぐれもご注意を!
<ポイント①>
前の画像で示したルートの①に当たる曲がり角が、この写真の場所。
「この先、私有地」って、書いてあるでしょ?
入ろうと思えば入れる道ですが、絶対に入ってはいけません。
なので、キャンプ場の案内板に従って左折します。
<ポイント②>
キャンプ場まではずっとこんな幅員の道が続きます。
けれど、トレーラーを牽引していても十分曲がれます。
<ポイント③>
キャンプ場の入口は鋭角になりますが、ここも幅員が十分あるので問題なし。
ここまでの道のり、キャンプ場内の通路も含めて段差や急坂は一切ありません。
なので、ルートさえ間違えなければトレーラーでも全く問題なしです。
ちなみに、グーグルマップのルート検索を使うとキャンプ場の北側から入るルートを案内されますが、そちらから来ると「私有地」に突入してしまいますので必ず「南側」から回り込んで下さい。
さて、後半戦はぁ〜?
凧揚げです!
奥さんが今日のために用意した、立体凧・カイト。
海にいるタコと同じ(?)で、骨(骨組み)がない凧なので折りたためて持ち運びは簡単。そして、飛ばす時は簡単に風に乗って舞い上がります。という訳で、こいつはキャンプにも子どもにも最適な凧のようです。
真っ青に染まった春の空に凧が二つ。
自動運転凧?
かなり強めの風が吹いていたし、こんなに広々とした場所だし、今日は最高の凧日和(!?)。
糸をタープに留めておくだけで、凧は自由に青空を泳ぎ回っていました。
糸の長さは30Mとのこと。
全ての糸を伸ばしきると凧ははるか上空に舞い上がっていきました。
青と赤の二つの凧、見えます?
夕方、キャンプ場内を散歩してみました。
目の前に広がる土地が、何度も話に出て来る「私有地」。
こんなに目の前に海があるというのに、歩いて海に行けないのは残念なところです。
キャンプ場のサイトを見下ろしたところ。
なんと、サイト数180という、かなりの規模のキャンプ場なんです。
夏はすごい数の人で賑わうんでしょうね。
これがありがたいんですよ。
子ども達はもちろん、大喜び。
砂だらけになって遊んでいました。
さて、夕食の準備です。
まずは炭を起こしましょう。
2ヶ月前の紀伊半島の旅では風が強くて一度も焚き火ができなかったから…焚き火をするのは、11月のオレンジ村オートキャンプ場以来、3ヶ月ぶりだね。
う〜ん、やっっぱりたまらない!
焚き火って、マジで気持ちいいよなぁ〜♪
夕食はキャラバンテントの中で。
薪ストーブが欲しいと思いつつまだ用意できていないので、今回は炭火で暖をとりました。けれど、それだけでテントの中は十分暖かくなりました。もちろん、天井近くの小窓は開けて一酸化炭素対策はしましたよ!
食後は、隣のサイトに集まっていた「キャンピングカー10台」の皆様にお招きいただき、家族4人でグループのテントにお邪魔させていただきました。
今日は昼間のうちから、色々なものを頂いてしまったり、子どものことを気にかけて下さったりしてくれていたのですが、夕方になると、「ぜひ食事に来て下さい。」とまで声をかけて下さったんです。
「おかしもたくさんあるよ。」
の言葉に誘われて子ども達も行く気満々でした。(笑)
こちらの皆様は30年も続いているキャンプクラブの仲間なのだとか。今回はキャンピングカーが10台も集まっていましたが、特にキャンピングカーに限定した集まりではないそうです。
そして、驚いたのは、みなさんあんなに立派なキャンピングカーに乗っていながら、酒の席での話題にキャンピングカーの話が全然出てこないんです。
「キャンピングカーなんて、お金さえ出せば買えるもんなんだからさ。そんなもの、なんの価値もないのよ。」
これは、すごく印象に残った言葉でした。
そう、キャンピングカーはただの道具でしかありません。
大事なのは、その道具を使って「どう生きるか」なんですよね!
人生を謳歌されている方ばかりの集まりで、偶然の出会いから大切なことを学ばせていただきました。お誘いしてくださった、皆様に感謝です。
そんなこんなで、我が家だけの「ソロキャンプ」のハズが賑やかな夜となった、千葉・茨城・栃木の旅の第一日目の夜でした。
(つづく)
<備忘録>
3月16日(金)
自宅18:20 → 20:20PA
本日の走行距離:牽引あり110km+牽引なし0km=110km
3月17日(土)
PA7:45 → 8:50道の駅・多古9:24→ 11:00波崎シーサイドオートキャンプ場
本日の走行距離:牽引あり113km+牽引なし0km=113km
この旅での走行距離:223km+牽引なし0km=223km