乗り鉄、撮り鉄、いろいろあれど、我々鉄道の旅は「友鉄」なり。
鉄道(レール)の先にあるうまい酒、うまいものを求めて、
走る列車に気心の知れた友と身をまかせれば、
あ~、今日もいい気分。
『友鉄本線・ランチ旅』
聞いたことのある上の件は
『六角精児の呑み鉄本線・日本旅』オープニングのまんまパクリ。
古くからの旅行好きな友人がいまして、
私と違い多忙な奴なので、たまに廼身呑みに行くぐらい。
そう言えば2015年の冬、北陸新幹線ができるともう乗らなくなるほくほく線を慕った素敵な乗り鉄も遠い思い出。
☝ 是非ポチッて♡
最近は年暮れに一度飲みに行ったけど、年が明けてお互い少し暇になったので
「今度ランチでもどう?」と誘ってみると、
「それなら、呑み鉄風に昼からブラっと行ってみようか」という事になり、
氷見ヘ列車で行ってランチをしよう!という事になりました。
待ち合わせは家から約10分、彼の家からも5分あまりの『越中中川』駅。
高岡駅よりは近いけどいかんせん氷見線の駅なのでここでの乗り降りはとても稀。
11時15分発に合わせて待ち合わせることに。
高校の時あの娘と駅で待ち合わせて冬の海へ行ったなぁ、
遠い昔を思い出しながら歩いて行く私・・・。
少し早く着いた(;^_^A
『越中中川』駅、昔は上り下り交換できる2面2線の駅で、構内にポイントもあって何人も駅員がいた。今も3校ある高校の最寄り駅になっているので、乗降客は氷見城端両線あわせて高岡駅に次いで第二位。
と言ってもさすがにこの時間は空いている。
小さな待合室にストーブがトロトロ燃えていたけど、不完全燃焼しているのかやたら臭い。
自動販売機に『切符は窓口でお求めください』と案内がぶら下がっている。
「氷見まで一枚、それとストーブ臭いよ」
老いた嘱託駅員が答えになっていない返事をしたので、取り合わず防寒扉を開けてホームへ出た。
列車を待つのは友人と二人だけ。
平日の11時、こんなものなのだろう。
ゴロゴロゴロ、ディーゼルが鼻を鳴らしながら到着。
単機のキハ40お馴染みハットリ君のラッピング車両。
ホームより一段高い車両へ乗り込む。
以外と混んでいるぞ。
立っている人をよけて空いていたボックスシートへ座った。
この混み具合はツアー客か、おとな日の老夫婦か。
ところで番組の六角さんは朝でも車内でビールを開けるのだけど、
今日は同じノリだから買って来ようかな~、とも思った。。。
でも平日のお昼前、おまけに地元だから止めにしたのに、
彼はしっかり買ってきていた。
ならば遠慮なく乾杯!
越中国分を過ぎると海が見えるお馴染みの景色。
今日はかすかに立山が姿を見せてくれた。
雨晴でツアーらしい小グループが下りてゆく。
氷見線(富山)も少しずつ観光地になってきたという事ね。
松林を抜けて越中中川から25分、氷見駅到着。
子供の頃はここから
羽咋へ線が伸びると言われていた♪
少し前まで機回し線があったけど整理されて駅前のロータリーも広くなり、
駅の玄関にブリの飾り屋根が付いたアーケードができている。
さぁ、何処へ行こうか。
駅から5~600m離れたところにある能登へ向かう国道160号線、
昔は街の真ん中を走っていたので商店もあり結構混雑したところ。
まずはその道(現415号線)へ出ることにしよう。
アーケードのある歩道を挟んだ国道は昔のまんま。
車も人も全くいないけど・・・。
そもそも、平日のお昼に飲める処が開いているのだろうか。
つまらない心配はすぐ吹っ飛ぶ。
結構店構えのしっかりしたここへ入ろう。
まず店内撮影の許可を取らねば(笑)
カウンターの他、個室がいくつもあるのか少し暗めのお店だ。
向こうに団体が来るのかテーブルに用意されたお皿が見える。
4人ぐらいでちょうどな個室に通された。
冬の日本海、寒ブリを中心としたお刺身をいただく。
うまい!
写真を撮り忘れる旨さだ。
おまけに高岡より2割は安い。
お酒は温めの燗がイイ♬
観光客向けにか『立山』一本に絞っていた。
次は天ぷら、口に入るととろけていく。
これもおなかに入ってから撮ってない事に気付いた(^^;
旨いはず。
料理の写真を撮り忘れたのは痛恨の極みだけど、それどころでない美味しさだった、
と言って今回はごまかす(;^ω^)
次は何処へ行こうか。
ぶらり~、
昭和な雰囲気満載な
『恵比寿食堂』さんへ。
まずお手洗いを借りると、土間があり蔵がある旧家の奥。
これは味も期待できそう。
お蕎麦屋さんのカレーは絶品
グリンピースがいいアクセント。
今度は家内を連れてこよう♪
夕方から天気が崩れる予報もあるので、そろそろ駅へ戻りましょう。
最後は駅前通りにある氷見のソウルフード
たこ焼きの『山代屋』さん。

ここは何度かブログに登場させているけど、寄っても半分は閉まっているお店。
では、今日は!?
我々は持ってます、やってました~(^_-)-☆
おなかはいっぱいだけど、こいつは別腹。
パクパク、うまいうまい
オヤ、ここは今川焼もやっているのね。
お土産に買って帰ることにしましょう。
上りの列車まで時間があるので、帰りは加越能バスで。
バス嫌いの私は絶対取らない選択だけど、この辺の変わり身は見習わなければ。
うつらうつらしているともう高岡広小路。
JRは氷見~越中中川 240円
加越能バスだと415号線にある氷見駅口~広小路は 310円
道が空いている時間だと30分余りで到着、家まで少し遠くはなるけどたまにはバスも悪くないね。
「これは夜、呑みに行くより面白いぞ、運動もするしね」と言う訳で、
次の『友鉄本線・ランチ旅』は
○○へカキを食べに行く事に決定して、お開きといたしました~。
では、また =^_^=