ひろ.たのブログ一覧

昨日のブログで、「良くなってきている」と書いたばかりなのですが、一転して悪くなりました。

夕方仕事中に病院から電話がかかってきて「至急お話があるので今すぐ来られますか」とのこと。
なんのことやらわけがわからなくて、とりあえず上司の了解を貰って会社を後にして、今度はこちらから病院に電話しました。

すると「転院することになったのですぐ来て欲しい」とのことでした。
「転院？なんで？手術できるようになったのかな？いや、それなら『至急』ってこともないよな・・・」
いろいろと良く無い憶測が頭の中を交錯します。

病院へ向かう電車の中で嫁からメールで聞かされたのは「破水してしまっているので転院することになった」とのことでした。

破水してしまったらもう長いことお腹の中には居られないので、産んでしまわなければならないのか？どうなの？

病院に着くともうご両親も来ていて、荷物の整理もすっかりできていて、後は救急車待ちとなりました。
先生からは「破水が見られるのと、まだ２５週なので、産まれてくるには早過ぎますので、うちでは手に負えないので、大きな病院に転院していただきます。」とのことでした。たぶん・・・気が動転していてよく憶えていません。

それから、救急隊員が到着して、救急車に一緒に乗り込んで・・・なんだかドラマのワンシーンを見ているかのようでした。

新しい病院は、まるでホテルのようなところで、今までの街の産婦人科とは偉い違いです。
そこでの先生から受けた説明は、まずこれまで同様に「切迫早産」だということ。子宮口がやや開きかけているのとお腹が張っている、これは今までと同様です。
それと、子宮口付近にやはり何らかのばい菌の感染による炎症が見られるとの事。それと、この炎症によると思われる卵膜への傷がどこかにあるため、そこから羊水が少しずつ漏れているとのことでした。

羊水の方はまだだいぶ残っているので、破水してしまって産まなくてはいけないという状態にはそうそうならなそうだということでしたが、感染の方がとってもやっかいで、しばらく抗生剤の点滴を続けるけど、それでも良くならないとお腹の赤ちゃんの方が感染症を起こしてしまう可能性があるので、その時は帝王切開によるお産をすることになるだろう、とのことでした。
何にも無ければ、うまいことあと３ヶ月もたすことはできる、という言葉も聞かれました。

今は２５週で胎児の体重は恐らく750ｇくらい。まだまだ産まれて来るには小さすぎます。でもこちらへ来て初めて「3ヶ月もたすことができる」という言葉が聞けましたので、これを信じて頑張っていくしかありません。

今度の病院でも看護師さんに
「赤ちゃんはすごく元気ですよ。心音の波形でだいたいの健康状態はわかりますし、成長の度合いによっても変わってきます。この子は25週にしてはすごく元気ですよ」
と言ってもらえました。

うちの子は元気なんです。
でも元気が良すぎるんです！まだ産まれてくるなよー！
もっとおとなしくしてなさーい！

「こどもは元気」っていう言葉を聞くと、条件反射のように涙が流れてきてしまいます。

とりあえず、明日・明後日と休みを入れたので、看病に専念したいと思います。