ND用アクセルペダルかさ上げスペーサー取り付け
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
ロードスターでヒールアンドトゥが上手に出来ないため、アクセルペダルを厚くする、かさ上げプレートの取り付けを考えました。
ヤフオクにて、studio_rs501氏の「アクセルペダル角度補正&嵩上げスペーサー、ノーマル用」を購入しました。
2
まずはアクセルペダルを外します。ペダルの左で留まっている、ボルトのキャップ2個をマイナスでこじって外します。
ボルトは10ミリで2本でしたが、非常に固かったです。奥で姿勢も悪く、メガネレンチとハンマーでは全く歯が立ちませんでした。ソケットレンチにロングの延長をつけて気合いを入れて回してなんとか緩みました。10ミリの固さではなかったのでネジロック剤付きだったのかも。
工具はなるべく肢の長い奴で、ソケットレンチなどのボルトを包むタイプのが良さそうです。モンキーレンチやスパナなど2面接触の工具では固すぎてナメそう。
アクセルペダルは電子式で、ワイヤーは無く、コネクターで接続されていました。爪を押してコネクターを外します。
ペダルの各所や床が汚れていたので、使い古しの歯ブラシと掃除機で清掃しました。
ペダルは軽量化されているのか、凄く軽かったです。
3
かさ上げのプレートをアクセルペダルにテープで仮止めして、ネジの位置に3mmのドリルで2箇所穴を開けます。プレートの穴に対しドリルが細いので、円の中心を狙って慎重に穴あけ。
次にかさ上げプレートを外し、6mmのドリルでペダルの穴を広げ、次に8mmのドリルで穴を更に広げます。
最初3mmで開け、次に8mmで広げようとしたら、プラが削り切れず噛んでしまい、ペダルごと持っていかれ、危うく斜めに穴を開けるところでした。危なかった。
刃の交換が面倒ですが、少しずつ広げた方が正確に穴開けできました。
4
8mmの穴に、ウェルナットというゴムのナットを取り付けます。
最初、ウェルナットの使い方が分からず、ペダルの裏側からウェルナットを付けて、挟むようにするのかなぁと思っていましたが違っていました。
ウェルナットとは固定したい対象の前側から差し込んで、ネジで回す事で、固定したい裏側でゴムが潰れて膨らんで、差し込んだ穴のサイズを越え穴に固定される仕組みのナットでした。
8mmの穴に、ウェルナットをペダル表面側から差し込むと、ウェルナットの傘の広がっている部分で穴に止まります。(写真)
次にかさ上げプレートを載せて、ネジを付け回します。
ウェルナットの傘の部分はプレートで押されているので穴から出て来ず、ウェルナットの底のナット金属部がネジを回すことで引き寄せられ、ウェルナットの中間のゴムが潰れてペダルの裏側で膨らみ、穴に固定されます。
あんまりネジを回すとウェルナットのゴムが破壊されたりしそうなんで、割と緩めの締め具合でやめておきました。
ちなみに純正アルミペダルのアクセルのも、同様の穴あけとウェルナットでの締め付けとの事です。
5
かさ上げプレートは、表面用5mm、ハニカム型5mm、3度の板の3枚で挟みました。
ネジは上側25mm、下側30mmで、ネジ端部がペダル裏側から飛び出さずに取り付ける事ができました。
6
あとは、ペダルを戻します。ペダルのコネクタを接続し、ペダルのボルトを取り付け、ボルトのキャップを付けて終了です。
7
軽く走った感じでは、ちょっと手前に来たかなぁくらいで違和感はありませんでした。ヒールアンドトゥは、かなりやり易くなりました。
ウェルナットのおかげで、アクセルペダルを外さなくてもペダル表面からネジを緩め、外すだけでプレートが外せて厚さ変更ができます。ウェルナット自体も傘があり、ネジを外しても落ちないので便利。
減速〜ターンイン(ダイヤゴナルロール)〜旋回〜加速、と滑らかに移行する為にヒールアンドトゥは必須なので、頑張って練習せねば。
サーキットとかだとABSが作動する位強くブレーキを踏みながらのヒールアンドトゥなのでブレーキ位置が奥になり、標準アクセルペダルの高さ位でぴったりくるのでは?と思います。一般道ではブレーキを強く踏まず浅いのでアクセルペダルの嵩上げが必要になるのだと思います。
8
追記:ある程度走って、扇形3度を外しました。表面用5mm+ハニカム型5mmのみに変更。ネジは下側の激突防止で、上側30mm、下側25mmに変更しました。
手前過ぎで、ヒールアンドトゥやる際に引っかかるってのと、アクセルメイン時のブレーキをちょっと掛けたい時(カカトがアクセル前で足を内側によじってブレーキを踏む時)に引っかかるので。
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