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こんにちは。「僕の防空壕」というはなしをしってますか？？戦争批判の物語なんですが、今見ても泣けるくらいの話です。

少年は戦争が始まって訓練などもしていました。父親も戦争に駆り出されました。父親はしんでしまったのですが、少年にはそのことが理解しにくいようで、ただ目の前にいない、という事実しか把握していません。

だから、訓練の時以外にも防空壕にはいって、父親と戦争に参加していることをイメージしてみたりしていました。ときには二人囲まれた場面でアメリカ兵をうち、生き延びたり、或いは戦車で協力したり、、、少年はそこでお父さんと話すのが最高の楽しみでした。

そしてその戦争にも終わりが来ました。多くの人が平和を喜び防空壕など邪魔なのでうめてしまうようになりました。少年の家の防空壕も雇われた人によって少年の抵抗にも応じず埋められてしまいます。そして雇われた人はこういます、「くだらないものをつくらされていたものだ。」と。

少年は涙ながらに「くだらなくなんかない、、、」といい立ち尽くします。かれは、お父さんがもう戻ってこないことを現実として受け止めることを強いられ、「戦争が終わらなければよかったのに」と思ってしまい情けなくなった、という話です。

こんな形の戦争批判ははじめてみました。あとから効いてくるパンチのように心に突き刺さる話です。。。