ホッシィーのブログ一覧

昔からやってみたかったレーシングカート。きちんと整備してある（エンジン、クラッチ、タイヤなどなど）カートは、カート場にあるレンタルカートとは全く別ものとお話を伺い、一日サーキットでマンツーマンでレクチャーを受けながら体験してきました。

まずは何でも格好から入るホッシィーといたしましては、そのいでたちで気分を盛り上げます。


出向いた先は「榛名モータースポーツランド」。F1パイロットも走った北関東の名門コースだそうです。千葉にある新東京サーキットよりは最高速はやや低く、それでもストレートエンドでは110km/h近くまで速度は乗ります！！
2本のストレートとヘアピンやスプーンカーブが組み合わされたテクニカルコースです。





今回のために東京世田谷にあるカートショップWindyさんがバッチリ整備したカートをトランスポートして来てくださいました。とは言え所詮自分専用にアジャストしたものではないし、最新のマシンでもなく、初心者としての安全マージンもとってあるので上級者でも1周45secくらいに調整してあるカートですと言われて体験スタートです。
http://www.kart-ya-windy.com

サーキットで走る度に修正点を指摘してもらいながら、50の手習いよろしく少しずつですがタイムが上がっていきます。ホッシィーは「豚もおだてりゃ木に登る」系ですので、Windyさんの褒めながら延ばしていただけて本当に助かりました！！

フレームは７年落ち、ブレーキも最新のCRGなどに比べるとそれなりに？いやかなりプアなようです。エンジンは最近主流になりつつある（と伺った）ABANTI 125cc。これでも20psはあるようで、カート自体は100kgもないのでそれなりの加速は期待出来ます。


公道を走るクルマと違ってデファレンシャルも付いていないしブレーキにサーボもありません。本当にシンプルなものです。コーナをそれなりの速度で抜けようとすると自然とドリフトしてしまいます、カートではそのドリフトを上手く利用するようですね。反射的にカウンターを当ててドリフトを殺してしまう自分はまだまだでした。これが上手く出来ないとタイムアップは望めないんでしょうね〜。。。

前日の夜の雨が祟ってコースに砂が出てしまい通常より1.5秒落ちと言われていたコースコンディションでした。なにせすべてが初めてなのでどこのコンディションが悪いのか分からないまま周回を重ねていました（笑）

初めは1周60secくらいでコースを覚えて50secくらいで周回出来ると良いですねと言われてコースインしました。たかが1秒2秒ですが、これが本当に大きく遠い1秒2秒でありました。。。



1日で1周900mのコースをおよそ140周くらい回っていて、東京−沼津はこのカートで走ったねと笑われていました。。。それにしてもこの最低地上高で最高速110km/hはそれなりに刺激的でありました。



 最初、午前中のセッションでは50sec前後で周回を重ねる事が多く、減速−コーナリング−加速−減速 のリズムが上手く取れずに、ほぼオーバースピードでコーナに突っ込んでしまい、止まりきれずに脱出速度が著しく低くタイムが伸びない結果となりました。

「頑張りすぎない方がタイムが出るよ」ってアドバイスと、一緒にコースを歩いていただき細かなライン取りやブレーキポイントなどをレクチャーしていただいて午後のセッションへ、、、



このカート、周回ごとのラップタイムがステアリング上のコンピュータに表示されます。それとエンジンの回転数も。
それぞれベストラップとの乖離の秒数や最高エンジン回転数なども記録されていきます。それでおおよその最高速度も推測出来るようです。

ちなみに今回のセッティングでは最高回転数14000rpm！！さすが2ストローク、にセッティングしてあったようで、実際自分が回せたのは13200rpm、3コーナー手前のストレートエンドで約105km/hくらいまで出ていたようです。

午後疲れてきて、身体がリラックスしてきたころにやっと少しはリズミカルにコースを周回する事が出来るようになって、それでも1周すべてが上手くまとまる事は最後まで出来ませんでしたけど、、、
それでも47sec前半までタイムアップが出来て初レーシングカート体験は終了！ なかなか面白い遊びでありました。

初期投資は新車カートとレーシングスーツやヘルメットなどで約100万円とのこと。100万円でレーシングカーが買えると思うと破格なんでしょうがやっぱり100万円は考えちゃう金額ではありますね。
しばし熟考しなくちゃね。。。（笑）



ちなみに帰りの関越自動車道。空いていた事もあってACCをセットして安楽走行。高速のみだと19km/lは超えている燃費でした。
すこぶる良い燃費です！！