ロアアーム交換　55036km

ブッシュの亀裂とボールジョイントブーツの亀裂も気になってきたので、ロアアーム左右を交換することにしました。

私の作業の覚書なので、正しいやり方ではない可能性もありますので、ご了承ください。（自己責任で）

使用する工具サイズ
ロアアームボールジョイント部：14（ボルト、ナット）
ロアアーム前側：18（ボルト、ナット）
ロアアーム後側：21（ボルトのみ）

写真で見てわかる通り、純正足だと伸びストロークがすごく長いので、ロアアームが下側へ押されている状態。
この状態でボルトの脱着は厳しいので、油圧パンタジャッキ等で水平くらいまであげてやると良いです。（ウマから車体が浮かない程度）

※後ろ側はかなりのバカ穴なので、あまり問題ないですが、前側はクリアランス狭いので（穴とボルト）、ボルトの側面の摺動でかなりトルクが食われると思われます。
なので、伸びた状態で緩めようとするとえらく硬い。。。

ロアアーム取り外し後の状態

後側は、メンバー側に位置決め用のガイドがあるので、取り外し、取り付け時の参考に。

新品のロアアーム（トランスバーリンク）
54500-1HJ0A
54501-1HJ0A

2021年に買ったのでうろ覚えですが片側14000円くらいだった気がします。今はもっと値上がりしている？

ブッシュ単品で出ないのですが、色々リフレッシュするならASSYの方が楽ですね。

ココの強化ブッシュって出ないかな～。ピロまでいらないんですが、柔らかすぎるんですよね。

ちなみにアームの製造ロットは、
2021年3月19と、2021年2月8日です（読み方からするとたぶん）

取り外したボルトは、錆等落として清掃して再利用。

ナットは緩み止めナットなので、新品にします。

ロアアームボールジョイント部ナット
品番：01223-00231　×２個（写真左上）

ロアアーム前側のナット（写真右下）
品番：01223-N2011　×２個

新品のロアアーム取付
（ボールジョイント部への接続は未）

ロアアーム前側：89Nm
ロアアーム後側：103Nm

前側のボルトの側面に負荷がかからないようにロアアーム水平状態で締め付け。

※この構造だと従来形状でよく言われる１G締めはアーム位置によりブッシュがねじれないので不要なんですが、結局ボルトの取付でボルト側面の摺動摩擦を考えると１G相当の水平位置で固定しないとだめですね。

締め付け後のマーキング（後日緩みチェック用）

ボールジョイント側もジャッキの柄とか使用してアームを下げてドッキング。
（バールがあった方がよかった）

純正足は長いのでやりにくい。。。
車高調なら全長が短いので楽そう・・・

ボールジョイントナット：37Nm

脱着前後で、キャンバーの変化があるか念のため確認したのですが、変化ないですね。

後日、少し馴染んだらトーだけ確認しようと思います。

右側も同様に交換。

街乗りレベルじゃ違いがよくわからないのですが、リフレッシュできてよかったです。

サーキット走った時に違いがわかるとよいですね(^-^;

ちなみに外したロアアームの状態ですが

ロアアームボールジョイントブーツに亀裂バリバリなので、良いタイミングでした。

ボールジョイントの動きは問題ないです。

ロアアーム前側

亀裂が入っていますが、普通に乗るだけなら全然問題はないとは思います。

ロアアーム後側

こちらは、それなりですが、まだちぎれるまではいっていないです。

サーキットなど大きいな荷重が入力されたときに違いは出そうです。

交換してスッキリしました。

2023/11/25　追記

改めてトーを確認すると、トー0になっていました。（若干インになった？）

左右とも3面分縮めて、トーアウト3㎜（約１７′）に調整しました。