キャリパー温度

先日のパーツレビューでキャリパー温度シールを投稿しましたが、その後ある程度のサーキット走行を行ないましたので、キャリパー温度がどうだったかについて書いてみます。
　
【測定時のフロントブレーキ仕様】
キャリパー: ブレンボモノブロック8POD
ローター: RDD 360mm
パッド　: WINMAX AC3 残量 約10mm
フルード　: エンドレス　RF-650
導風板 : カーステーションマルシェ

【シール貼付後の走行履歴】
①本庄サーキット　: 15分×1枠　47〜46秒台のペース
②筑波サーキット2000 : 20分×4枠、15分×2枠　1分3〜4秒台のペース
③富士スピードウェイRC : 40分×1枠　1分57〜58秒台のペース

①〜③とも枠内の走行では連続負荷はせず、アタック1〜2毎にクーリング1〜２回のセットを反復しました。

【結果】
①の本庄サーキット後 / 150℃以下（インジケータ変化なし）
②の筑波2000後　/ 182℃ （画像参照）
③の富士SW RC 後 / 182℃以下？　（②から変わらず）

①〜③を通して一番温度が上がったのは筑波2000となりましたが182℃なので、ディクセルが言う230℃まではまだまだ大丈夫のようです。
②の富士SWの方が高い温度を示すと思っていましたので意外でしたが、ブレーキを冷却する区間が長い事も影響しているのでしょう。
この結果から現在のブレーキ容量は十分過ぎる程あるのではないでしょうか。
実際に、走行を通してブレーキのタッチが変化することはありませんし、このビッグキャリパーを装着してから２年が経ち、これまで何度もサーキットを走ってきたのに今だに色焼けが殆ど進んでいない事からも分かります。