maru_azukiのブログ一覧

また、この季節か。
コロナ禍の谷間を狙ったかの様な、これ以上ない快晴で気持ちの良い日だった。


あなたに教わった事
ただ言葉をかわせる事が幸せだという事が分かった。
最後に言葉のキャッチボールができたのは今年の3月。
リモート面会で「次は妹とくるね」と言うと「本当かぁ？」って答えてくれた。
遅かったけど7月に約束通り、妹と孫を連れてリモートしたが既に会話は成り立たなかった。
どんなに投げかけても伝わらない…


私が3歳位？だった小さい頃、街で買い物して疲れたあなたは道の傍に座った。
あなたの真似をして「ドッコイショ」って座ったらしい。
その事が余程、可笑しかったらしく良く話してくれたね。


もう会話が成り立たずに寝たきりだったとしても、そこに生きて存在する事は、私にとって大きな心の支えだった事に気付いた。


セピア色に変わった写真を見たら、結構昔はカッコつけていたんだなって分かる。ギャンブラーな一面も持っていた。
体は細身でも腕相撲が強かった。
釣りや錦鯉が好きだった。
将棋をしても鼻であしらわれた。
ボウリングだけは200を時々出していい勝負ができた。
麻雀牌を自分で作れる人は珍しいよ！
器用で強くて優しかった。
戦争で零戦に乗っていたら私達はいなかった…


スーツで決めて夫婦で歌舞伎を毎月、観に行っていたなんて、初めて聞いたよ。

予言や占いが好きなのは、きっと信心深いあなたの気質？
物作りが好きなのはあなたのおかげ。


すべてにありがとう。



不思議だ、眠りにつく時間がバラバラなのに3時半に必ず起こされるのは11月23日から今日で4日目。
悪戯してる…

「車いすレーサー青木拓磨ル・マンに挑む」　を見て感動した。

“今回はル・マンに出場し完走した。次は順位を狙う！”

47歳の青木さんを見ていても、人生は短い、あっという間だなと感じた。
彼は2輪GPライダーとして頂点でレースしていた。
怪我をしてどん底に落ちた時に、ル・マンに出ると言って周囲に笑われてから20年かけて出場、完走までたどり着いた。
障害者レーサー達のチームに誘われたのだ。
実績を重ねながら、ル・マンに出たいと常に言い続けた事が役立った。


ドライバー交代はもちろん補助付



彼が高校生の時に青木3兄弟がライダーとして注目された頃のドキュメンタリー番組を覚えている。
スポーツ自転車に乗って高校に通いながらサーキットへ通っていた。
私が彼に会ったのは2019年の8耐の時だった。
デモランだったが、車椅子なのに2輪レーシングマシンに乗ったなんて信じられない。
一体どうやって？と思った。


雨のせいとブレーキングでロックしたり、2回コースアウトを見た。
右手のハンドブレーキで50kg程度の押す力がいる、その際は左手だけでステアリングを保持。
ドライビング姿勢が崩れたら自分では直せない。
左手が痺れて感覚がなくなった事もある。

24H後のゴール




ゴール後の涙


モータースポーツは健常者と同じ土俵で戦えるのが唯一の利点。
彼のモチベーションは“ 生涯レーサー、これ以上のパッションはない！“
ル・マン24H優勝目指してまだまだ挑戦は続く

私がクルマの免許を持つ前の10代
HONDA Z360 HTに埼玉から千葉へ乗ってきて、ワインディングで同乗、コーナリング性能の良さを自慢げに話してくれた。

シビックRS 5MT、軽量で加速が良かった。
将来、私が貰うつもりで一生懸命洗車・掃除した。


2nd.プレリュードSiでどんなミュージック聴いてるんだろうと思ったら、演歌だったのが笑わせた。そんなカラオケ好きな叔父さんだった。

その後、3rd.プレリュード4WSにも乗ってたな。

そんな大好きな叔父さんが今朝、新型コロナウィルスによる肺炎で亡くなった。昨日は元気だったらしいのに…
コロナが憎いというより、怖いと本気で思った。

元気だったはずの知っている人が突然いなくなる時、人は受け入れることができない。
どんな姿であれ、その人を実際に目にしないと納得できない。
震災・津波で亡くしてしまった人もきっとそうなんだと思う。
ウィルス感染者だときっと会えない。

叔父さんを偲び想うところがあって、お昼ウォーキングした。
この季節過ごしやすい、木々が色付き花々が咲き出す。
鳥がさえずる。






そんな辛い事があってもこれを見ると笑顔になります。

maru_azuki→定年延長組＆早期退職者募集対象です。
この本、新型コロナウィルスについても書いてあります。
昨年の6月発行。

高齢者と呼ばず、高年と呼んでいる


不安は必ずついて回る

様々な不安を必ず皆持っています。

クスリとリスク

効く薬ほど副作用も大きい。

ブログやSNSのススメ

起承転結、脳のアンチエイジング！

その他、
ピンピンコロリかネンネンコロリ
もっと光に当たりなさい→ウォーキング
もっと肉を食べて、少しポッチャリが長生きに良い

読むにはちょっと早いかとも思ったが、予想に反して面白かった。


おまけ
在宅勤務の合間に、こんな雰囲気のV6ミッドシップのクルマに乗る先生の歯医者さんに行ってきました。今年2回目です。

注）.上の写真上下2分割です。


私も時々思う。
空気だって太陽だって当たり前ではない。
太陽があの距離で存在する事で、我々は生きていられる。
今日みたいに気持ちの良い青空を眺めると思う事がある。

太陽のありがたみを知ったのは、会社で昼休み中にウォーキングし出してから。
いやいや付き合わされて始めたウォーキングでしたが、すぐにみんな辞め始め、今では1人で歩く事になってもう9年。
最近、在宅勤務で少し調子が狂っちゃったけど、会社に行けば必ず歩く。
冬は寒いから太陽を求め日向を選び、、夏は暑いから太陽を避け日影を選んで歩く。いやでも季節感を感じる。
日本には四季がある。
こういうコロナ禍だからこそ、空を見上げて雲の流れを見てみよう。
自分のちっぽけな存在が少しは分かるかも？

明日は来ないかもしれない。
100歳まで生きるかもしれない。

いつかは足腰がダメになるだろう。
今は5体満足にとても感謝している。幸せです。
何回か交通事故で死にそうにもなったし、紙一重な生き方をしている事は時々思い出す。

新型コロナウィルスがこんなに世界中の人々を苦しめる事になろうとは、誰も思わなかったに違いない。
人と会って話ができる事が、普通な事ではなかった事に気付かされた。
世界中の人がマスクをする光景を見る事になろうとは。
鎖国状態がもう一度あり得る事なんて…思いもよらなかった。
今日、東京都は1日のコロナ感染者数が一気に1000人を超えて1300人あまりの情報をたった今聞いた。

普通なんてないんだ。
当たり前だと思っていた事は当たり前ではなかった。
全ては思い込み、幻ではないか？自分の脳が決めている。
般若心経で、この世には実体がない世界だと聞いた事に繋がる気がする。

日々、感謝して生きようと2020年の最後に思った。