
ドライビング・コーチは86レースに出ていた松原様。
乗車中は動画撮影は一切禁止です。
時速100km以下です。
この広い施設、奇跡の私一人の貸切なので好きな所を好きなだけ?走れそうです。
コースレイアウト
ハンドリング・トラックと呼ばれる外周路から右回りです。
コーチが各施設先にこうやって走って下さいと見本を見せてくれます。
独ニュルのカルーセルを再現したコーナーを過ぎ加速すると米ラグナセカのコークスクリューを再現した直角に右に下るコーナーに入る部分。

一番オーバーステアが出やすいコーナーですがあの太いタイヤではびくともしません。
PDKがブリッピングして素早く2段シフトダウンして下ります。
まるでプロレーサーがこうしてギアを落とすんだと言ってるかのようにクリッピング後の立ち上がりに備えたギアで準備します。
この加速からブレーキの踏力とスピードに合わせたシフトダウンのサウンドがたまりません!
PDKの良さはシフトダウンにあり。
何周でもしたいと思わせる癖になりそうなコークスクリュー侵入のコーナーでした。
コークスクリューの直後が全開で立ち上がるストレート。
緩い右カーブを下るとアップダウンの大きなS字の連続もあります。
ここはSuzukaのS字を小さくした様な雰囲気?
たった2.1kmなのに面白い!
耐久レースでポルシェが強い理由の一つがPDKの賢さだと感じさせてくれました。962Cの頃からレースで使われ進化したのが現在のポルシェ。
この次にダイナミックエリアでスラロームと急加減速。

スラロームは乗り慣れてる感があるって褒められました。
しかし、スラロームのパイロンの置き方に工夫があり、2種類のスラロームが組み合わされている。
繋ぎ部分で短く加速して侵入してと言われ、加速し過ぎて制御介入。
ドライ路面でESC効かせる生徒ってそうはいないでしょ!
コーチが声上げましたもん。
危うくパイロンまとめて弾き飛ばしそうに…かろうじて回避。
驚かせてすみませんm(._.)m
コーチがローンチコントロールと急減速した時、助手席に乗る私、予想を超える離陸しそうな加速でウッときてそのすぐ後に6ポッドの大径ブレーキローターの威力で急制動…一瞬で気持ち悪くなりました。
自分が運転する時はこうはならないけど、人に運転してもらうと気持ちが悪くなる1400kg台の510馬力パワー。
内臓が前後に動かされる感じで伝わりますでしょうか?
しかしコーチもよく耐えられるなぁと思ったのですが、慣れるそうです⁇?
次はローフリクション・ハンドリングトラック

ここではESCは、オンのままです。

ここは磨きをかけた低μ路で、アンダーステアとオーバーステアの感覚及び回避、電子制御の介入具合を確認できます。
皆んな面白くないって言う人多いですが、走り込むと面白くなります。
ここに来るまでに3時間運転してるし、ここは集中力が必要なものばかりで少し休憩させて下さい。

車内に備え付けのポルシェウォーターをゴクリ。社外に出て体を伸ばす。
次にローフリクションサークルトラック。
所謂一番人気らしいドリフトサークル。
イメージできても簡単にはできませんでした。
待っている人はいないので、いっぱい練習。
「さすがレースに出るだけあって、時間が押し迫ってきた時の集中力が凄い」と褒められました。
(随分しぶとく挑戦する生徒だなぁが本音かも?)
最後の最後に、
左回りはドリフトしながら1周できましたぁ!
コーチが一緒になって拍手して喜んでくれて感動です!
アクセル踏み過ぎ(レスポンスが良すぎるせい)とか、カウンターで手を離す(緩める)様にと、ステアリング切る量が足りないとか色々言われながら数え切れないスピンによく付き合ってくれたコーチに感謝です。
で、最後に外周路をもう一度、4周くらいできたかな?
最初より調子に乗ってスピード出てたのかも知れない。
気持ちいい。
フロント・ダブルウィッシュボーンサスのおかげなのか、思った通りに舵が入る。接地感が伴って安心感が凄い。
クリッピングのつき方、アクセルオンオフのタイミングはいいらしい。
終わってからコーチが意味深な言葉。
「もう少し走り込むと、危険な領域に入りそうですね(^^)」
う〜ん、どう受けとればいいのだろう?
誉めていると勝手に解釈します。
本当に楽しい90分間でした。
下手な生徒に辛抱強く付き合って下さり感謝しかありません。
そして、最後の最後に
「かなり走り込んだ方ですよ!」
だって一人だし、そりゃ〜楽しいからですよ♪
続く
2階のレストラン906で余韻を楽しむ
妻には内緒の一人コース料理
Posted at 2022/04/29 22:19:05 | |
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