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KIOのブログ一覧

2014年01月27日 イイね!

永井一郎さん

「人類が増えすぎた人口を宇宙に移民させるようになって、既に半世紀が 過ぎていた。
地球の周りの巨大な人工都市は人類の第二の故郷となり、人々はそこで 子を産み、育て、そして死んでいった。」


80年代アニメの金字塔「機動戦士ガンダム」第1話冒頭のナレーションである。
その強烈なインパクトゆえ、誰もが印象に残る名セリフとなったが、声優、永井一郎さんの声で語られたからこその話である。


永井一郎さんが亡くなられたというニュースを目にし、書かずにはいられなかった。

TVアニメ、そして劇場版としてガンダムが成功したのは永井一郎さんの存在があったからと言っても過言ではないのだから。
彼の担当したガンダムのキャラクターは登場人物の半数に及ぶともいう。

勿論、「サザエさん」の磯野波平役として国民的に知られているのはわかっている。
いつかは必ずこういう日が来るのだと思っていたが、ついに来てしまった。


私は永井一郎さんの大ファンだった。
その思いが強くなり過去には声優になりたいと考えていたこともある。
冒頭のナレーションも全部覚え、よく真似していたもんだ。


最近の声優業界はなんと4000人近くいるというが、そんなクソみたいな奴らの足元にも及ばない神様の様な存在だ。

なんの特徴も無い声で何しゃべってるんだかさっぱりわからないのに何が声優だ!
歌を歌ったり写真集出したりアイドル活動とおんなじことしてやがる馬鹿も沢山いる。
そんなくだらない世界に成り下がってしまったこの業界におけるたった一つの“宝”を失った。


ガンダム30周年記念の式典に呼ばれて、当時の印象を何か言って欲しいとフラれた際に、

「覚えてねェ!」

と言ったという。

その当時仕事として一生懸命やっただけ、ということなのだろう。

後にも先も彼の様な存在は現れないだろう。


アニメ、声優業界に失望して久しい今の私にはこれしか言えない。

ありがとうございました、そして、さようなら、永井一郎さん。








Posted at 2014/01/27 19:26:56 | コメント(1) | トラックバック(0) | 特撮・アニメ・コミックなど | 音楽/映画/テレビ
2013年07月05日 イイね!

嗚呼、空我・・・

嗚呼、空我・・・先程、読み終えた。
ブログに残しておかなければいけないかどうか悩みながら書いている。
気持ちの整理が付いていないというのが正直なところなのだ。


「小説 仮面ライダークウガ」 荒川稔久 講談社キャラクター文庫

昨年、平成仮面ライダーの各シリーズを小説化するというニュースが耳に入った。
正直、最近はすっかり興味対象から外れてしまっている同シリーズなのだが、どうしても外せないモノがそこにはあった。
それがこの「仮面ライダークウガ」の小説だ。

もう13年も前の放送作品になるワケだが、そのメインライターであった荒川稔久氏自らがペンを取るというので期待も少なからずあった。

この小説シリーズは各作品ごとにそのスタイルを変えており、TVシリーズの総集編的なモノ、外伝もしくはパラレル展開のモノ、そして純然たる続編といえるモノとに分かれ、クウガはその続編となる内容で描かれるというのでその期待の中に不安が混じるのも無理はない。

発売告知があってから何カ月も経過したが、その間に数度に及ぶ発売延期となったこの作品、発売日になるや否や完売店も続出したという。
当初、購入自体を見合わせる意志もあったが、本屋で観掛けた「クウガ」の文字に反応してしまいやはり買ってしまったのだ。

読み始めるのが怖かった。
私の中で「仮面ライダークウガ」という作品は終わっているハズなのだ・・・いや、正確には無理矢理終わらせてしまっているのだった。
放送終了と共に残された数々の謎や疑問も解決を見ぬままであるのに、だ。

その答えがこの本の中にあるのかどうか、自分の中で神格化されつつある「クウガ」にどの様な影響を及ぼすモノなのか、それくらいの思いで読み始めた。


読み始めてしまった時から、もの凄い勢いで私の頭の中にある「クウガ」のヴィジョンがいちいち蘇る。
この本の中には放送当時から年月を経たキャラクター達がそのまま生き続けていてくれたのだ。
葛山信吾さん演ずる一条薫刑事は今でもやっぱり「一条さん」だった!
その他に登場する人物も当時のキャスト達がそのまま演じているかの如く動き出すのだ。
キャラクター文庫と言っても挿絵も何にも無い、そこにあるのは活字のみだ、当たり前だが。
でも、読み進めるだけで頭の中にはこの内容を自分が監督として映像化している様にイメージが浮かんでくる。
こうなれば読む速度は速い(笑)。
普段小説なんかは全然読まないのだが、2日程で一気に読み終えてしまった・・・というか、やめられなかった。
間違いなく「クウガ」の世界がまだここに続いているのだ。
時折、劇中のセリフが出てきたりするとその効果は絶大で涙が出てきてしまったりする・・・。
映像作品においても登場人物のセリフの一つ一つに神経を注いで作られた為、その脚本家である本人が執筆しているのだから余計だ。

ストーリーについてはここでは一切書かないことにする。
書けないよ。
最後まで読み終えたけど、今私の心情は複雑なのだ・・・。
恐らく当時の「クウガ」のファンであるなら私と同じ気持ちになっているかもしれないと勝手に思ってしまう。

この本を読んだことでまた「クウガ」のDVDを最初から見始めてしまいそうだ・・・。



実は「クウガ」は放送が終了した時点で劇場作品の制作が考えられていた。
署名活動まで行われたが、諸事情でプロデューサーの高寺成紀(現:重徳)氏から制作を断念したと発表があって久しい。
主演のオダギリジョー氏に至ってはスターダムにのし上がり、もはや代表作の名にこの「クウガ」の文字が載ることも少ない位になってしまった。
だが、その他の俳優・女優陣はまだ健在で活躍している人も多い。
もしかするとそれらの方々もこの本を読んでいるかもしれないと思わずにはいられない。
自分の演じたキャラクターがそのままこの本の中では生き続けていてくれたのだから。
今回のこの小説がきっかけとして「クウガ」に対する再評価と再熱が膨れ上がり、あらためて映像化する機会を得られると良いなどと・・・思っちゃうよ、そりゃ。


若干、寝た子を起こされた気分なのも事実なのだが(笑)、私は今でもこの「クウガ」が大好きで、自分で封印をしたハズなのにいつでも何かあって欲しいと願っている自分もいるのだ。
そんな日が本当に来ることを祈りつつ、多分また「クウガ」のDVDを観ちゃうだろう。


この本のおかげで全然ギターを弾いていない(爆)。
明日はギターで「青空になる」を弾こう。

でないと、私の心情が落ち着かないのだ。



Posted at 2013/07/05 00:00:01 | コメント(1) | トラックバック(0) | 特撮・アニメ・コミックなど | 音楽/映画/テレビ
2012年09月02日 イイね!

14作目!

14作目!今朝から放送が始まりました「仮面ライダーウィザード」。
数年ぶりに第一話終了後の感想を述べてみようと思う。

まァ、普通に面白かった、と。
正直な感想がコレですね。

平成仮面ライダーシリーズも数えること14作目となり、流石に12年以上もシリーズを継続しているとネタというかアイデアも枯渇してくるなァと感じる部分もありましたけど。
冒頭からいきなり主人公は“魔法の力”を得た状態で登場しているので、どうして変身出来る様になったのか等物語のキーとなるモノは次回以降に譲ったストーリー展開の第一話。
主要キャストの登場、スタイルチェンジも惜しげもなく披露、CG合成によるバトル等、ホント詰め込むだけ詰め込んだって感じ。

「あ、この部分はクウガっぽいなァ。」
「ディスクアニマルだな。」
「コレ、モロ電王じゃんよ!」

確かにそう思えるのも事実で、放送終了後のネットでも書き込みを見ていると「過去最低の一話だった」とか言ってる人もいた。
私はそこまで思わなかったけど、強烈なインパクトを与えたってモノは無かったのは認める。

人々の「絶望」から生まれる敵と、その絶望を希望に変える為の魔法使いとして戦う主人公。
脚本は過去に「仮面ライダー響鬼」を担当していた、きだつよし氏ということでこれかれの展開も一応期待して観てみようと思った理由の一つなんだけどもね。

ライダーのアクションという点では素直にカッコ良かったと言える。
マントをひるがえしながら戦う様にはカミさんもなかなか良い動きをしていると褒めてたよ。
ベルトから発せられる音声も笑えたし、指輪を使うシーンもスピードがあってモタついた印象は無かった。
ただ、敵の印象が薄いのがちょっとなァ・・・まァ、そこもこれからだと思うけどね。
そういえば、OP曲と劇中音楽が全く記憶に無いってのはどうかと・・・。
あと、変身する男の子の顔はあんまり好きじゃないとはカミさんの談です(爆)。

これまでの第一話終了後の感想では、既に購入済みのライダーフィギュアとか変身ベルトの披露もしていたけど今回は今のところ無しです(笑)。
キーアイテムである指輪の1個位は買うと思うけどね。
まァ、なにはともあれ、ショータイムの始まりだ!
しばらくは観るつもりです。



Posted at 2012/09/02 22:54:14 | コメント(2) | トラックバック(0) | 特撮・アニメ・コミックなど | 音楽/映画/テレビ
2012年08月21日 イイね!

「平成仮面ライダー」について久々に

「平成仮面ライダー」について。

2000年に放送が開始した「仮面ライダークウガ」からのおよそ10年間は、私にとって至福の時だったと言えよう。
日曜の朝、毎週確実に早起きしてTVを観ては色々な思いをはべらせて生きてきた。
キャラクターグッズを買ったり、映画やイベントにも行ったし、ロケ地巡りなんぞも始めて日々充実していたもんだ。
「平成仮面ライダー」は間違いなく私の生活の一部であった。

それは私だけでなく、当然のターゲットである子供達も含め、十代の学生や社会人である大人までも魅了する何かがそこにはある。

普段購入することは無い雑誌「ユリイカ」が、完全な大人を読者として「平成仮面ライダー」にスポットを当てた一冊を世に送り出したのだ。

ユリイカ 9月臨時増刊号 「平成仮面ライダー」
「仮面ライダークウガ」から「仮面ライダーフォーゼ」、そして「仮面ライダーウィザード」へ・・・ヒーローの超克という挑戦


製作サイドやキャストにインタビューしたモノや、対談等による構成で、キャラクターの図版等は全く皆無のまさに活字で楽しむ大人の為の「仮面ライダー」本なのだ。

数ある記事の中で私が一番興味深かったのは、角川書店代表取締社長である井上伸一郎氏による「初期平成ライダー考-秩序と混沌のはざま-」だった。

「クウガ」から「響鬼」まで6作品を初期平成ライダーと定め、「クウガ」「響鬼」を担当したプロデューサー高寺成紀(現:高寺重徳)氏と、「ブレイド」を除く作品を任されていた白倉伸一郎氏を対峙した形で述べたモノである。
「正義」「ヒーロー」という概念について、2人の考え方の違いを両名を知る井上氏だからこそ語れる内容となっており、面白く拝読させて頂いた。

高寺氏は安定し揺るぎない正義を描くことに力を注ぎ、一方の白倉氏は絶対なモノ等存在しない世界でそれを描こうとしていた。
前者が秩序=コスモスであるなら、後者は混沌=カオスとなり、相反する姿勢が伺える。
「クウガ」「響鬼(前半)」がコスモスなら、「アギト」「ファイズ」は紛れもなくカオスと言える。

そして「龍騎」は高寺氏の考えに対する白倉氏の答えである。
勧善懲悪ではない、絶対的な正義などなくヒーローも存在しないとする見方はある意味現代的で正解の様にもみえる。
私が歴代平成ライダーにおける順位を決めるとするならばこの「龍騎」は2番目に位置するのは過去のブログでも再三語っている。
それでも私はやはり、そこに存在するだけで安心出来る正義を備えたヒーローが欲しい。
だから「クウガ」が一番好きだし、「響鬼」前半は私にとって心の拠り所だったのだ。

井上氏が両名と一緒に仕事をした時に思うのは、白倉氏の決断は早く、仕事も早いという。
反対に高寺氏は小さな一つのことに拘り過ぎてなかなか結論を出せないタイプだとした。
カオス的作品を作る白倉氏が秩序ある人間だとするなら、高寺氏の仕事ぶりは混沌というところが可笑しく、その2人の作品に対する対立こそが、これだけ長期に渡る平成ライダーシリーズを成功させる為の原動力になったのではないかと最後に述べている。

凄く納得してしまった。
確かに白倉さんはプロデューサーとして仕事の出来る人なんだろうと思うし、高寺さんは利益とかそんなの関係なくとにかく良い作品を作りたいだけだと思う。
どちらが正しいとかではない。
2人の作り出してきた作品は間違いなく私が生きて行く中で大きな波紋を残していると言える。


現在私は平成仮面ライダーシリーズの視聴を止めてしまっている。
単純に飽きたからとも言えるが、やはりここで言う初期の様な製作者のエネルギーを感じないからだ。

そして、来月からまた新しい仮面ライダーが放送開始となる。
「仮面ライダーウィザード」、実はちょっと期待している(爆)。
理由はキャラクターのデザインを見た瞬間のカンみたいなモノだ。
毎年驚かされてきたデザインの中に製作する者達の熱意が見受けられるモノは当たる、と勝手に思い込んでいる。

魔法使いである今回のライダーが使用するキーアイテムは指輪だ。
それは頭部デザインに端的に顕されており、黒、赤、シルバーといったライダー定番のカラーリングによるある意味での王道とも取れるシルエットになんとも惹かれた。
プロデューサーも初担当の宇都宮孝明氏。
とりあえず、第1話はキチンと観るつもりだ。
それからだね、また平成ライダーが生活の一部となって戻ってきてくれるかは・・・。


※長くてすみませんね。興味の無い方、ごめんなさい(爆)。


Posted at 2012/08/21 20:22:30 | コメント(0) | トラックバック(0) | 特撮・アニメ・コミックなど | 音楽/映画/テレビ
2012年01月29日 イイね!

クッシーさんと

クッシーさんとお腹が一杯になって鍋合戦を後にした私達は次の目的の場所へと移る。

家から最も近いショッピングモールに串田アキラさんがやってくるからだ。

串田アキラさんといえば、80年代アニメ・特撮ファンには既に御馴染みの、いや、今でも子供を含めた様々な年代の方に支持されているアニメソング歌手の第一人者だ。

歌手活動を始めて既に40年以上のベテランにも関らず、抜群の歌唱力は全く衰えず、その人柄の良さから私の様な大きなお友達の中ではクッシーと称し愛されている。

過去にブログで幾度か紹介したし、彼の主催する カラオケ大会に参加して一緒に歌ったりもしているが、ここ数年アニソンから遠ざかっていてちょっとご無沙汰になってましたけど。

でも、常に気になっていてスケジュールはいつもチェックしてました。
そしたらなんと一番近いモールにイベントでやってくると知ったので、これは是非会いにいかなくてはと。
カミさんもクッシーは大好きなので一緒に来てくれてます、勿論。

開始時間に余裕で間に合い、運良くリハの段階からそのお姿を見る事が出来ました。
全然変わっていないどころか、常に鍛えているクッシーさん、更に若く感じます。
カッコイイ。

今回は「トリコ」というアニメ主題歌のイベントという感じだったので、子供連れの方達に椅子を譲り、私達は立って見学。
それでも充分、クッシーの姿と歌を近距離で楽しめます。

「トリコ」を一番最初に歌った後は、「キン肉マン」「ジライヤ」「ジバン」などといった往年の名曲も披露してくれました。
これにはビックリ、というか嬉しかった、てっきり「トリコ」中心だと思っていたので。

流石にこういう一般の家族中心のモールだとちょっとヤリづらいかな、と。
珍しく曲順のカンペをポケットから取り出し、確認する場面も。
「ZX」「ザブングル」「アバレンジャー」と更にマニアックには堪らない曲になっていき、「富士サファリパーク」と「アルソック」のCFソングで会場を馴染ませる構成になるとは(笑)。

で、今年放送開始から30周年を数える「宇宙刑事ギャバン」を歌ってくれました。
コレを聴きたかったんです!

制限時間30分、みっちり歌いました、流石クッシー。
この後、CD購入者とのサイン&握手会になりますので、勿論参加しました。

過去に参加したカラオケ大会の携帯画像を見せながら、「また今度歌いに行きます」と握手してきましたよ。
そして今回は一緒に写真を撮影して貰いました。
嬉しい!


今、私は色々な音楽を聴いていますが、やっぱりクッシーや宮内タカユキさんなどのアニソン歌手もまた聴きたいと思っていたところなのでちょうど良いタイミングでした。

本格的に寒い1日でしたが、鍋とアニソンで満足した休日になりましたよ。





Posted at 2012/01/29 22:44:36 | コメント(0) | トラックバック(0) | 特撮・アニメ・コミックなど | 音楽/映画/テレビ

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