
夏休みも折り返しの5日目を迎えた。
前半の東北方面旅行から帰ってきたものの、すぐさま別方面へ出掛けてしまった(笑)。
仙台の大観音、会津の慈母観音と大きな観音様をたて続けてみてしまったことから、そのモチベーションを維持したままみておく方がやはり良いだろうと思い、千葉県にある東京湾観音を見に行くことにする。
東北から戻って直ぐに行くことも考えたのだが、公式HPを見ると10月の終わり頃に拝観料無料の日が設けられておりあのチーバくんもやってくるというのでその日を待とうかとも話し合った。
しかしながら、この連休中に大きな観音様を連続して見ることに意味を持たせる為にこの日の朝突然行くことに決めたのだ。
よって多少家を出る時間が遅くなってしまい、首都高速で渋滞にハマる。
しかもレーンの変更工事によりナビの指定するコースを外れてしまい、ちょっとトラブった。
最高に混雑したのはアクアラインに入ってすぐで、海ほたるまで辿り着くのにかなりの時間を要した。
前回この海ほたるに来たのは2011年の暮れ、氣志團にハマったことで木更津方面へ行ってみようとした時だったから、もう一年半前になる。
その頃とは店内(?)の様子もすっかり変わってしまい、もの凄く綺麗になっていたけど。
そこでちょっとツマミ食いをしたのが画像の海ほたる焼き。
カスタードクリームが美味しい。
木更津に出来たアウトレット利用者が急増したことにより、この施設も儲かっているのかもしれない。
食事店舗はもの凄い人だった。
首都高速は私が運転していたが、ここからはカミさんに交代してもらい富津方面へ進む。
例のアウトレットが出来たことで前回来た時とは全く交通量が違うけど、私達が進む方面は徐々に少なくなってきたかな。
ここで遅れた時間を取り戻さなければ。
普段なら一般道で行くところだが、そのまま高速を使う。
富津中央ICを降りるとすぐに東京湾観音の看板があった。
もうすぐ近くだ。
ひと山越える感じに進むと例の瞬間が訪れる。
ドォーン!と白いお姿が見えました。
東京湾観音。
実は以前ここに来たことがある(爆)。
もう8年も前だ。
カミさんと買い換えたばかりのヴィッツでこっち方面に旅行に来た際に寄ったのだが、その頃は殆ど観音とかに興味が無くてね・・・。
ちょっと雨混じりで足元が濡れていて滑り易いということで胎内の中にも入らず仕舞いだった。
今回は勿論入りますよ、歩いて階段を登って行くってわかっていても(爆)。
胎内の各階にスタンプが設置してあり、全部間違いなく押すと記念品がもらえるというのでやってみながら上へ上へと進んでいく。
前半の観音様と同様、キチンとした造りの為、怖さは感じられない。
50メートルくらいある建造物で、顔の部分に相当する位置まで登れる。
一部外に出ることが出来たが流石にこれは怖かったけど(爆)。
房総半島が一望出来た。
外に出てもう一度観音様を見上げる。
天気ももの凄く良くて白いボディが蒼い空にくっきりと浮かびあがるのでとにかく綺麗だった。
日の出る方を向いているお顔も口元がキュッとなっていてなんとも微笑ましい。
休み中にみた巨大観音のうち一番スマートな体型かな。
ホントに素晴らしい。
前回来たことなんて忘れて初めて見たかのように嬉しかった2人なのだ。
続いて東京湾観音のすぐ近辺にあるお寺も忘れずにチェックする。
規模は全然小さいながらも綺麗な観音様もまだまだある。
昼食はどうしようかと悩んだが、結局8年前同様捕れた魚料理を出す人気店「かなや」で食べることになったしまった。
相変わらず混雑していたが、私的にはそんなに大したことのない店なんだけれども(爆)。
さて今回の旅行はある程度コースが決められていて、時間的な束縛もあるので次を急ぐことに。
鋸山を少し過ぎたところにある「日本寺大仏」に行く。
8年前はそんなのまったく気付かないで通り過ぎちゃったけど、今回はある意味でメインとなる場所だが、参拝時間が17時までとなっている。
もう15時をまわっているのだが、ここの敷地面積を考えると全部周るのは無理だろうと判断し、多少はしょったコースを選択することした。
正直これほどキツイとは思っていなかったが、殆ど登山のノリ(爆)。
急激な斜面を登って行かなくてはならないし、場合によっては足場の悪い階段を進まなくてはならない。
入館時に貰った地図が無いとさっぱりわかならいところだったが、なんとか最低限の見どころだけは周ってきた。
そしてその最終地点として決めたのがこの大仏だ。
壁面を掘って造られたと思えれる巨大な大仏がそこにある。
鎌倉の大仏なんて“ヘ”でもないってくらいの大きさだ(笑)。
落ち始めた陽の光が大仏に影を作り、なんとも言えない雰囲気を醸し出してした。
実は普段元気なカミさんもさすがにキツかったのかバテ気味だったが、この大仏を見てその疲れも報われただろう。
強烈な暑さと湿度、そして容赦ない斜面と急激な階段。
私は自分が思っていたよりも元気で、登ったり降りたりなんとかなったなァ。
大仏を見るポイントでペットボトルのミズをぐいぐい飲んだけど。
そういえば、ここはいつも我々が行ってる場所とは異なり大勢の方々が来ていたけど、すれ違う皆口々に足が張ってるとこぼしていたっけ。
いかに普段運動していないんだろうね(笑)。
拝観終了までに無事に下山した。
今回の旅行中もっともハードなイベントだっただろう(爆)。
その後は例によってウロウロモードが始まるのだが、海が近いというだけで取り立てて何も無い。
房総半島を館山まで下がってみたが、ホントになんにも無いし宿泊してまで滞在しても仕方ないと判断し来た道を北上することにした。
海水浴客が帰る時間の為混雑が必至となっており、それを避ける為にあえて一般道を時間を掛けて帰ることにしてしまった。
途中で夕食を取る。
「竹岡ラーメン」。
ここは1年半前に来たことがあり、美味しかったことを覚えていたので、タイミングがあえばここで食べるつもりでいた。
本当は本家の竹岡式ラーメンの店に行ったのだが、お盆休みだったのでこちらでも良いかなってことで。
醤油ベースの黒いスープが美味しい。
暗い夜道をカミさんと私交代で運転しながら帰ってきた。
カーナビは首都圏内を走るコースを選択するのだが、都内は道がさっぱりわからないし、バカな運転手も多いし、非常に疲れる・・・。
これなら多少遠回りだが16号線で埼玉県の外側から帰ってきた方が気が楽だったかもしれない。
なんか前回も同じ様な感想だった気がしないでもないが。
まァ、これでしばらく房総半島方面へ行くことはないだろうけれども、前回、前々回とも異なる旅が出来て良かったと思っているのは間違いない。