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2014年09月17日 イイね!

氣志團万博2014 

氣志團万博2014 「氣志團万博2014」。
昨年は悩んだ末見送った為2年ぶりとなる。



氣志團と仙台貨物の2バンドがお気に入りなので15日のみの参加。

一昨年の経験を生かし車でやって来た袖ヶ浦海浜公園。
その2組がいきなり1、2番手だから結構早めに会場入り。
食事も物販も済ませて始まるのを待つ。

氣志團がフレイムパターンの学ランで出てきた時嬉しくて涙が出た。

ツナギで参加することに意義がある仙台貨物のライヴも今回はバッチリ余裕で踊ってきた。



とりあえず一旦ステージ前を離れて休憩しながらあちこちブラブラ。

途中思いがけない出会いがあり、あらためて音楽とSNSに感謝。

芝生に座ったり、椅子に腰掛けながらモニター観たりとのんびりと過ごす。
それもこれも天候に救われたからだ。
日射しも弱く夕方は海風が心地よく、最後の吉川晃司さんのステージまでキチンと会場内にいられた。

ラストに上がった花火は今年最初で最後の凄くて綺麗と思えるものだった。



楽しかったこの夏最大のイベントが終わった。
Posted at 2014/09/17 21:14:13 | コメント(0) | トラックバック(0) | 氣志團 | 音楽/映画/テレビ
2013年09月12日 イイね!

“ワンナイ”

“ワンナイ”まさかの2年連続開催となった氣志團万博。
いよいよこの週末に始まるワケだが、直前である本日、新しいシングルとアルバムが同時発売となった。


「One Night Carnival 2013」
「氣志團入門」

氣志團と言えば間違いなく“ワンナイ”であり、代表曲であると同時に名曲である言い切れる。

元々、インストゥルメンタルバンドだった氣志團が、この曲により日本を代表するロックバンドとしての地位を確立することになった。
実は綾小路翔がメンバーに初めてこの曲を聴かせたところ、全員が猛反対したという。
いつも喧嘩ばかりして一つにならないメンバーがこの曲に関して初めて団結したことを受けて、確信犯的に発表に踏み切った経緯がある。
最初はインディーズレーベルでシングルとして発売、ヒットとなる。
メイジャーデビューした直後発表し直しているので、録音は今回で3度目となり、「氣志團万博2013」のテーマソングとして三度シングルとして発売することにした。

氣志團=ワンナイ、これでいいんです。

メンバー自体の変更は無いものの、結成から15年以上を経過しているので充分なキャリアを積んでの新録音の為かイントロのリフも幾分軽やかになっている気がしないでもない(爆)。
ドラムスの白鳥雪乃丞は現在叩ける状態ではないハズなので、サポートドラマーによる録音だと思われる。

特筆すべきは綾小路翔のヴォーカルで、格段に上手くなっている。
最初彼等の曲を聴いた時歌詞が殆ど聞き取れなくて困ったが、勿論慣れもあるけれども随分と綺麗に聞こえる。
ガムシャラにトンがっていた声で歌っていた頃とは異なり、紆余曲折を経てロックバンド氣志團として自信が溢れている様だ。

ワンナイは間違いなく氣志團の名曲なのだが、振り付けも含めたステージングで映える曲でもある。
だが、それ以外でも素晴らしい曲が一杯あるのだ!
じゃあ、氣志團ってどんな歌うたってるの?
そんな問いに答えられる様にと作られたのが「氣志團入門」だ。
ワンナイも含めたベストアルバムは何枚も出ているので別にそっちでも良いのだが、やはりここは今の氣志團を聴いてもらいたいということか、代表曲を再録音し直しているのが嬉しい。
アレンジも基本一緒で、最近のGIGで聴かれるより洗練された楽曲として収録されていることになる。

ヤンキー、不良、暴走族、そういったカテゴリーに囚われ、彼等の作り出す楽曲に耳を傾ける機会を失っている人も多いハズなので、今回の「氣志團入門」はまさにそういう人々にも聴いて欲しい。

今回初回限定盤として代表曲の振り付けDVDが付属している(爆)。
コレを見てエクササイズよろしく、踊りまくって万博に参加してくれってことだ。

勿論、ウチ等夫婦も・・・


と、言いたいところだが、今年の万博への参加は見送りということになりそうです(爆)。
金銭的、野外フェスの為体力的にキツイ、とかそういう問題ではなく、単純に今回の出場アーティストにそれほど魅力を感じないからである。

そりゃ、氣志團は見たいに決まっている!
仙台貨物は2年連続で出場するし、MAN WITH A MISSIONも出るのだが、この2組はこの1年の間に2回以上もライヴを経験しているワケで・・・。
仙台貨物に至っては先週楽しんだばかりだし(爆)。
勿論、行ったら行ったで楽しむには違いないんだけどねェ。

この2組以上に魅かれるアーティストがいないので今回はスルーしようかな、とギリギリまでカミさんと相談して出した結論なんですわ(笑)。
まァ、決して安いチケット代ではないので、無理矢理楽しみに行くってのもどうなのかな、と。
そういう中途半端な気持ちで行くのは逆に失礼なのではとも思うしね。
そんなの考えないで行っちゃえば良いじゃん、ってならないところがウチ等なんだけど。



今週末は3連休で、いきなり「氣志團万博2013」への参加をやめたのでどういう休日になるか今のところ全くわからないですが、天候の状態もあまり良くないみたいですから、家で振り付けDVDでも見て踊ったりしてましょうかねェ・・・(笑)。
Posted at 2013/09/12 19:55:49 | コメント(0) | トラックバック(0) | 氣志團 | 音楽/映画/テレビ
2013年03月16日 イイね!

「週末の戦士達」

「週末の戦士達」今、現存するバンドの中で一番好きなのが「氣志團」である。

「氣志團現象2013 週末の戦士達 怒りのウィークエンダー」と題したホール中心の大掛かりなツアーが始まったばかりの彼等。
開催から4公演目となる渋谷公会堂での2日目に私達夫婦揃って挑んで来ましたよ。



思えば、メチャクチャに寒さのなか、外で開場を待っていた昨年の2月、初めて氣志團のGIGを経験した。
そして、メチャクチャに暑かった野外でのイベント形式による“氣志團万博2012”も体験出来た。
この一年間、私達の心の中には常に彼等の存在があって、そこから色々と派生させる感じで様々な音楽も聴いてきた。

でもね、やっぱり“ホンモノ”は違う。
いきなりの結論だが、とにかくサイコーに楽しい夜だった!


今回のツアーが始まる前にドラムスの白鳥雪乃丞が職業性ジストニアの為に参加しないと報じられ、完全な6人によるモノではないという不安的要素も確かにあったのは事実だ。
しかし、いざ始まってみるとその不安は一瞬で消えた。

ホールツアーの為の大掛かりなセットに、映像をふんだんに盛り込んだステージ進行はまさにエンターティメントの申し子“綾小路翔”による見事なまでの仕事ぶりだった!

たたでさえメンバーの演奏力の高さは文句の付けようが無いモノなのに、尚且つそこにこれでもかという位色々と詰め込んでくるワケだから楽しくないハズがない!
歌に合わせる手拍子一つにしてもメンバー以外の微熱DANJI達が必ずフォローしてくれているし、それがまた上手いんだ、みんな(溜息)。
曲によっては会場全体で踊るモノも当然あるし、こちらも同様一緒に参加出来る様に工夫が随所に設けられている。

ギター・西園寺瞳から始まる各メンバーのソロパートも用意され、会場にいる皆にとっての推しメンもキチンとクローズアップされる。
私の推しメンはギターの星グランマニエで、彼のイメージカラーであるオレンジ色のツナギを着て行ったから、他の人から見ればすぐに誰のファンかはわかるしね。
こういう部分もエンターティメントには重要なんだよね。
観てる、聴いてるだけじゃなく、自分もすすんで参加する。

2人のギタリストによるソロパートの次は、リズム隊。
ユッキの代わりにドラムを務めるのは叶亜樹良(かのうあきら)。
昨年の万博でもサポートを務めたが、今回は幾分か立場が異なる。
自らそこに居るべきではないと判断したユッキの魂を受け継がなくてはならないのだから。
そして亜樹良は見事にそれを証明した。
ベースの白鳥松竹梅とのコンビネーションは最高で、最初のツーバスですっかりヤラれてしまった!
マツもユッキがいない分いつもより積極的だったし。
だって自称“ゼノン石川(ex聖飢魔Ⅱ)の弟子”だからね(笑)、そりゃブンブン鳴らしてますよ。

トミー、ランマ、マツ、亜樹良の4名揃った素晴らしい演奏に涙が出そうになりました。
「ああ、やっぱりこの氣志團は私が聴くべくバンドなのだ・・・」、と。


ダンサー&スクリーミングの早乙女光はツアー序盤で左肩を脱臼してしまったとのことで、手を釣った状態で挑んでいた。
会場全体の暗い照明でそれを隠していたのか、途中までまったくそれに気が付かなかった・・・。
ソロコーナーが無かったのはその為だったのか、と。
それでもそんな左手で懸命にトランペット吹いてたんだから凄いやね。


そしてカミさんの推しメン、綾小路翔。
相変わらずグダグダのMCだったけれども(笑)、とにかく来ているみんなに楽しんで貰いたい、その一心で歌い、踊り、笑わせる。
今回の翔やん、ダンスのキレが堪らなく凄かったなァ!


なんとなくだけど、わざとなのか、演奏曲目が比較的地味に感じたけど?
例によってネタバレはイヤなのでここではイチイチ書かないけど、最近演ってない曲とか多くて逆に私は嬉しかったんですけどね。
でも最後の方ではちゃんとみんなが踊れる様にノリノリの曲も用意するあたりニクイね(死語)。

あっという間の2時間半・・・くらいっだtのかな?
時間を忘れる程、楽しく素晴らしいエンターティメントショータイムでしたね。

「今まで色々行った(全てのライヴの)中で、一番楽しかった!」とカミさんも大満足でした。

実は私も先週末、仕事で強く腰を痛めてしまい、この日も結構シンドかったのですが、氣志團なので行かないでいられるか!って思いで腰をガッチリ固めて挑んだんです。
開演した途端にユッキがいないという不安と共にそっちの方も飛びました(爆)。
歌って、踊って、見えないギター弾いて(笑)、存分に楽しんで帰って来ましたので。

で、あらためて一番最初の文章にある言葉が真実だと確信した次第であります。


※この日、ベースのマツに対してサプライズイベントとして、誕生日のお祝いをした。
 実はカミさんと同じ3月17日なので、一緒に翔やん達に祝って貰ったということにしたいなァ、と(笑)。
Posted at 2013/03/17 10:16:48 | コメント(1) | トラックバック(0) | 氣志團 | 音楽/映画/テレビ
2012年09月17日 イイね!

万博に行って来ました!

万博に行って来ました!昨日は千葉県の袖ヶ浦海岸海浜公園に行きました。

その目的は、そうです、万博です、「氣志團万博2012房総ロックンロール」。

6年ぶり3回目として開催される今回の万博はフェス形式、つまり氣志團のみならず様々なアーティストまでもが参加することになっています。
16日、17日(つまりコレを書いている現在も開催されている・・・)の2日間で行われ、私達は初日のみの参加です。

昨日の早朝、氣志團の地元、木更津に程近い袖ヶ浦海浜公園に向かいます。
遠いぞ(笑)。
日曜朝のお楽しみである某TV特撮番組も観ずに早くから家を出ました。
この日の為に用意したイデタチで臨む2人です(爆)。
電車を乗り継いで千葉県内に入ると流石にあちこちからやってきたであろう参加者が増えてきましたねェ。
ちょっと雨も降ってきたぞ・・・。

内房線の長浦駅で下車し、そこから会場までシャトルバスが出ていますが、コレに乗るまでが大変。
乗車券を購入する為に並ばなくてはならないし、その頃から急に日差しが強くなってきちゃいました。
乗ったら乗ったで今度は降ろされた場所から歩いて会場まで行くのですが、これまた遠い。
開演時間を過ぎちゃいました。
樹木に囲まれた会場内から“DJ OZMA”のパフォーマンスが聞えてきますよ。

ようやく入場しました。
チケットと交換したリストバンドを腕にはめ、いざステージ側に向かいます。
もの凄い巨大なセットというか舞台が組んであり、DJ OZMAが小さく見えます(笑)。
当然ながら大きなモニターが3面用意してあるのでそっちを観ちゃいますが、こんな大きなイベント自体初参加の私達なのでもう雰囲気だけで充分ですね。

会場には物販コーナーが設けられていたり、氣志團の団長自らがチョイスしたケータリングコーナーが並んでいますのでそちらを見て歩きます。
会場のすぐ横はもう海で、アクアラインの線と海ほたる、そして遠くかすかに東京スカイツリーまでもが見えるのです。
そんな中で食事をしましたけど、ちょうどその頃トップバッターの「グループ魂」が朝から下ネタの単語を連呼してまして(笑)、それを遠くに聞きながら音楽イベントなんだか、ただのバカイベントなんだがわかんない状況に戸惑う(爆)。

その後、「仙台貨物」、「小泉今日子」と続きますが、もの凄い日差しがTシャツから出ている両腕を焼くので少しでも日陰を得られる様にと避難します。

会場内の人出もこの頃から最高潮に達し、食事コーナーも長蛇の列を作っていますが、並んでいる人達のファッションを見ているだけで結構楽しいもんです。
どのアーティストが好みなんだかすぐにわかる(笑)。
ウチらは一応氣志團なんだけどもかなりビミョーな雰囲気でした(爆)。

さて食事も物販購入も済ませた私達はお望みのアーティストが出てくるまでちょっと休憩。
湘南之風」のパフォーマンス中が暑さのピークでしたので、会場の日陰にレジャーシートを敷いて軽く横たわる。
普段私はこんなこと絶対にしないタイプなんだけども、この日ばかりは仕方ない、お祭りですから(笑)。

ステージ真正面に太陽が向かう頃、一つの山場を迎えました。
もも色クローバーZ」の登場です。
私達もステージ前のスタンディングコーナーに居ます。
何故ならこの“ももクロ”もお目当ての一つだったからです。

・・・が、本気のファン達がヤバい位に暴れまくり軽く退いたので、ロクに彼女の達のパフォーマンスに集中出来ずにちょっとガッカリ。
まぁ、仕方ないと、続くアーティストの登場まで自分達の場所を陣取り待ちます。

そして、「岡村靖幸」。
一年ぶりとなる岡村ちゃんをこの距離で楽しめるとは。
色々な事情で前回はあんまり楽しめなかったので今日はリベンジです。
さっきのももクロちゃんの時と異なり私達の前に随分スキマが空いてますよ・・・。
おいおい、ここに居るのは岡村ちゃんだよ?って感じ。
まァ、お蔭で周りを気にせずこっちはこれまで温存していた身体を動かすのに充分なスペースがありましたけど(爆)。

もうすっかり会場は暗くなりました。
いよいよ真打、「氣志團」の登場です。
会場入りしてから約7時間、長かった様な短かった様な不思議な感覚で彼等を迎えます。

寒かった2月のNHKホール以来の氣志團、コレを待っていた。
昨年の12月まで全く興味の無かったハズの彼等なのに、まさかこの短期間で万博に参加出来るまでになるとは思ってみなかった・・・。
もうそれだけで今日此処に来た意味はある。

途中、雨が降り出したけど、用意してきた合羽を着ることで無事回避、テンションは保ったままだ(笑)。
今までの私だったらもうその時点で終了なんだけど、随分成長したもんだ。
これも氣志團のお蔭かもしれないね(笑)。

当日のこの瞬間まで伏せられていた大物ゲストによるサプライズ(あえて書かないけど)もあり、雨が降ってることなんか関係ないって感じでした。

歌って、踊って、見えないギター弾いて(笑)、強い日差しに当たって、雨に当たって、笑って、寝転んでと、とにかくムチャクチャな時間を経験出来ました。
最後に夏の風物詩である花火のサービスまであり、こんなに気分の良い状態で見たその花火は今までみたどのモノよりも綺麗だった。


さァ、これから帰らなきゃ。
会場を出るまで、出てバスに乗るまでも一苦労だったけれどもそんなにイライラしなかった。
雨も強くなってきたけど。

とにかく遠くて流石に帰りはしんどかったなァ・・・眠かったし。
家に着いた頃は日付はもう今日でした。
風呂に入ってすぐに寝た。
この日の出来事はホント、夢の様だった。

今も2日目の開催中だけれども、両日参加ってのは流石に贅沢過ぎだって思うのでこの日の思い出を大切にしてまたこれからも生きていく。

9月の三連休、今年はコレだけで充分です。
Posted at 2012/09/17 14:08:41 | コメント(2) | トラックバック(0) | 氣志團 | 音楽/映画/テレビ
2012年04月26日 イイね!

「日本人」

「日本人」怒髪天のアルバム「Tabbey Roard」に私の中にある男心とおっさん魂をくすぐられていた矢先、またしても凄いアルバムが届けられた。

氣志團の最新作、「日本人」。

そもそも氣志團に急激に熱を上げ始めたのは昨年末だったし、その時点での最新アルバムだった「木更津グラフティ」を購入したのは今年の正月だ。
そんな間髪入れないこのタイミングでまさかのNEWアルバムが発表になったワケで、こんな嬉しいことはない。
まァ、往年のキッシーズ達にすれば待ちに待った待望の1枚である。


昨年日本全土を襲った震災の悲劇を受けて、様々なアーティスト達は自分達の音楽をもう一度見つめ直すことになったのだろう。
先の怒髪天も然り、この氣志團もご多分に漏れずだったハズだ。
そして、自分達は一体何なのか?と問うた時に出てきた答えの一つが“日本人”なのだろうか。

2月に行なわれたNHKホールでのGIGで既に披露されていた本アルバムのタイトルトラックである「日本人」を含む全13曲がここには収められている。
まず、目を奪われるのはやはりこのジャケット写真だろう。
ザ・ビートルズの名作である“アレ”がモチーフになっており、各々のカラー軍服を着込んだ團員達を取り囲むのは彼等の親や先祖達という、まさに日本人としてのルーツを顕している。
もうコレだけでインパクトは充分だが、元々コンセプトアルバムを意識したワケではない様で、「日本人」以外の収録楽曲も素晴らしい出来栄えだ。
先行シングル「MY WAY」も収録していることから単に日本括りの内容ではないことは覗える。
名曲「スウィンギン・ニッポン」の改題(一部歌詞替え)である「スタンディン・ニッポン」を始め、他の團員がヴォーカルを取る曲、インストもの、お遊びがふんだんに散りばめられたもの等、相変わらずバラエティに富んだ内容である。
前作は多少トンがってツッぱった感があり、どこか硬質な印象を受けたのに対し、今作はまさに“氣志團らしい”爽やかな仕上がりだと思う。

一回目を聴き終えて素直に感じたのは、綾小路“セロニアス”翔のヴォーカルが非常にツキ抜けて通っているなァ、と。
滑舌も悪く決して上手いとは言えないにしても(失礼!)、彼にしか出せない独特の声は氣志團最大の魅力であり武器だし、最近歌うこと自体楽しくなってきたと公言している通り、これまでとは明らかに違う歌が聴ける。

また、氣志團にはタイプの異なる2名のギタリストがおり、それぞれがソングライティングに携わり、サウンドの幅を広げるのに貢献している。
これは怒髪天には無い部分で、私が氣志團を好きになった理由でもある。
とにかく楽曲の良さは秀でている。
今回のアルバムでは西園寺瞳がアレンジメントの部分で統括責任者ともいうべき立場にあった様で、良い仕事をしている。
一方の星グランマニエも自身が作詞・作曲したものでヴォーカルを取るなどアルバム全体のバラエティ感を高めている。
インストナンバーではその存在感が増すリズム隊の白鳥雪之丞と松竹梅の2名、そして早乙女光の掛け合いも無くてはならない要素の一つであるし、やはりこの6名が揃ってこその氣志團だ。

NHKホールで初めてGIGを体験してから少し時間が経過し、その間に色々と他のアーティストの音楽を聴くことがあったワケだが、やはり氣志團の音楽は素晴らしいの一言だ。

メイジャーデビュー10周年を数えた昨年、30に及ぶ他のバンド達と“対バン勝負”と名打ったイベントGIGを行い、自分達のバンドとしての姿勢を再確認出来た様だ。
そして今年結成15周年を迎え、このアルバム「日本人」を発表することで氣志團が氣志團らしく、そしてこれからも氣志團であることを約束した記念すべき1枚である。
日本人なら是非とも皆に聴いて欲しいし、そしてもっと売れて欲しい。
氣志團が氣志團であり続けられる為に。


PS
本日は、永遠の16歳、綾小路“セロニアス”翔の生誕記念日。
おめでとう翔やん、これからもガッツ、氣志團!夜露死苦です!





Posted at 2012/04/26 22:11:33 | コメント(0) | トラックバック(0) | 氣志團 | 音楽/映画/テレビ

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