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母の買い物に付き合って生鮮がおいてあるスーパーに行った。
そこの玩具コーナーを覗いてみたらワゴンセール品があった。
玩具コーナーがあること自体面白いが、そこに眼が行く私もどうかと思う（笑）。

ここ数年の間に仕入れたはいいが、全然ハケなかった商品が色々山積みになっている。
男の子、女の子向き関係なく雑多に置いてある中で、コレを見つけた。

「ネオ　変身サイボーグ１号」　タカラ

数年前に復刻された往年のヒット商品だ。
私がこの商品のオリジナルを手にして遊んでいたのは幼稚園位だったろうか・・・。
もちろん、今回買ったものは発売された当時のままではなく多少アレンジが施してある。
この商品がヒットした理由は、その名の通り変身ごっこが出来ることであった。
ウルトラマンやマジンガーＺなどの衣装が別売りされていて、それを着せ替えることで変身が楽しめるといった趣向だ。
７０年代は特にヒーロー番組が多く、各ＴＶ局もこぞってゴールデンタイムに放送してた。
それらヒーローがこの１体で何通りにも楽しめる。
流石はリカちゃんを出している玩具メーカー、目の付け所が違う。
今回買った商品も数年前までは同じ様にキャラクターの衣装が出ていたようだが、あまりにノスタルジックに走り過ぎたかヒットするには及ばなかったみたいである。
その証拠に、私も買っていなかった。
企画意図はわかるが、理解出きる年代はモロ我々であるし、それにしても多少値段が高すぎ（￥４０００前後）。
今日コレを買った最大の要因は￥７００という爆発的な安さだからだ（爆）。
実際に手にとってみてもやはり設定した価格には及ばない気がする。
間接も充分な強度を保てず、すぐにヘタれてしまう。
これは数年間放置されていたせいかもしれないが・・・。
懐かしさだけでは商売は成り立たないのだろう。

株)タカラは他の玩具メーカー、株)トミーと合併して株)タカラトミーとなるらしい。
今の世の中、子供達の興味はゲーム中心。
私が子供だった頃のおもちゃとは無縁の世代なのかもしれない。
そういう意味ではこういうキャラクター玩具業界も難しい時代になってしまったのかな。
残念ながら玩具業界に就職することは出来なかったが、寂しい限りである。