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本日発売となった矢沢永吉のＮＥＷアルバム。

「Ｌａｓｔ　Ｓong」


６月９日“ロックの日”に発表となった「ＴＷＩＳＴ」からおよそ二年。
デビュー４０周年を飾る２０１２年の夏、意味深なタイトルのこの新しいアルバムが届けられたワケだ。

正直に言って、私は所謂“永ちゃんファン”ではない。
ところが何故か遡ること過去４作のアルバムはキチンと買って聴いているのだ。

それはやはり、この日本の音楽シーンに確固たる実績とその存在感が気になるからに他ならない。
なんとなくというか、限りなく匂わせる危険な“ワル”のエネルギーに引き込まれてしまうのである。

まァ、実際のところはどうか知らないが、随分前にラジオ出演していたのを聴いた時、思っていたよりも腰が低くて、人の話もキチンと聞いてるし、何よりも彼の口から出る言葉の全てにたとえ様もない説得力があったのを覚えている。

もともとシンプルなロックンロールは好きだし、彼の歌声はキライじゃない。
ただ周りのイメージがヘンな方向にシフトしてるだけなのかもしれないと。
じゃなきゃ、例の３０億にも及ぶ借金を返したり、それこそ４０年以上もシーンのトップにいられるワケないし、６０歳を超えてもあの肉体を誇るなんざ、努力してなきゃ有り得ないことだろう。
だから聴けるんです。

この「Ｌａｓｔ　Ｓong」というアルバムにはこれまでとなんら変わることのない矢沢永吉がいる。
新しいことなんて殆どやってない。
自分の持ってる過去３作品とシャッフルしたら、どの曲がどのアルバムに収録されてるのかなんてわからないかもしれない、いや、わからない（爆）。

それほど矢沢永吉はいつもの矢沢永吉なのだ。

ただ一つ今回のこのタイトルは流石に・・・と思わせるモノがあったが、なんのことはない。
これが最後の歌になるだろう・・・そういう歌をまだ自分は歌っていない。
だからまだまだ走り続ける、と言った意思表示ということだ。

カッコイイじゃないですか！
こういうオヤジに憧れるもんね。

今度車で出掛ける時、いつもより大きい音で聴きたいね、コリャ。

まだ実現していないが、いつの日か永ちゃんのコンサートに行ってみたいと思うよ。
頭リーゼントにして、全身黒ずくめで、肩にタオル掛けて、「よろしく」とか言うワケよ（爆）。

・・・まァ、無理だろうな。
周りがなんか恐そうだし（笑）。
新参者らしくしてますよ、多分ね。

そういや、初回限定でＴシャツが付いてたっけ！
アレ着て行こうかな。