
秋晴れの土曜日、この日は茨城県方面へテキトードライブに出ました。
ちょっと前に牛久市の大仏を見に行ったばかりですが、今回はその更に先の水戸・笠間市方面に行ったみた。
家を出て直ぐに外環道に入り、そのまま常磐道を突っ走ります。
運転はカミさんがしてくれるので、お気に入りの音楽CDを掛けながらのんびりと進んで行く。
特別渋滞も無くスイスイと走れたが、さすがに今回はちょっと遠いね。
お昼ちょっと前には笠間市内に入って、とりあえずの最初の目的地を目指します。
すると途中に綺麗な公園がある様なのでそこへ立ち寄ることに。
「
笠間市芸術の森公園」。
なんでもこの笠間市は、陶芸などが盛んな地らしく芸術に結構な力を入れている様だ。
公園内にはオブジェが沢山置かれていて、なんだか楽しい(画像)。
お土産売り場にも綺麗な陶器類が立ち並び、作品展示コーナーなどもあり見ているだけで充分気分が良い。
まだ昼食を取ってないのに秋の栗が入ったアイスクリームを食べちゃった。
おっと先に進まなくてはならないな、と車で進んでいくと活気のある大通りに出た。
今日はお祭りらしい。
「狐の嫁入り」というあの有名なお話になぞらえた祭りで、稲荷寿司のコンテストとかやってました。
車を有料駐車場に停め、ここでお昼を食べることにしましたよ。
ちょうど良い時にここに来たなァ、と。
まだこの近辺には坂本九さんの生家と歌碑があるらしいのだが、まだ目的地に着いてないので残念ながら今回はスルーして先に進むことに。
この通りで貰ったマップに掲載されているからそんなに遠くはないハズなんですけれどもね・・・。
フロントウインドウから見える景色に少し山が多くなってきたし、なんだか空がハッキリ見える方面に進んでいく、ホントにこっちか?
ナビは間違いなくこの道を指している・・・あった、ありました、最初の目的地が。
「鳳台院」という普通のお寺だ。
ここに世界一のダルマがあるというのだ。
あ、あった!

けど、コレじゃない、私達が見たいのは!
間違った情報だったのか、私が勘違いしただけなのか、そこの敷地内にあると思われるモノが無い!
しょんぼりして車に戻ると、その駐車場の先に道があるのを発見。
何に案内も表札も無いが、これは行ってみるしかない、と車を細い道に滑らせる。
・・・やっぱり間違ったか、と思った瞬間右側にそれはあった!
ドォーン!
ダルマと言ってもさっきのじゃなくて、達磨大師の像です。
黒く大きな塊が鎮座しているではないか!
しかもその顔の恐いことと言ったらない(爆)。
今まで観てきた大仏とか仏像、観音のそれとは明らかに異なる迫力でこちらを見下す様に睨みつけていますよ!
いや~凄いモノ観た。
ただ大きいだけじゃなく迫力満点のその姿に、カミさんも一気にテンションが上がったようですよ。
今にも立ち上がって来そうな存在感。
なんでこんなモンがここにあるんだ?
なんで私達はこんなモンの前にいるんだ?
ちょうど陽の光が逆光となって更なる異空間ぶりを醸し出している。
この像がある方向から来るとその門構えに「達磨山大願寺」とあり、なんだかよくわからないし、私達の他に誰もいないしで、ちょっとヘンな気分(笑)。
でも来た甲斐はあった。
だいぶ日が落ち掛かって来ているので次の場所へ行かなくてはならない。
テキトードライブとは行っても一応、行きたい処はカーナビに入れてあるので移動する。
なんだよ渋滞かよ、こんな所で。
事故渋滞だったようで2台の車がオシャカになっているのを横目に通り抜ける。
急がなくては・・・実は時間に締切があるのだ。
少し焦ったがなんとか間に合いそうだぞ。
次の目的地であるここは「
くれふしの里古墳公園」。
ここら辺は古墳が沢山発見されるのか、こんもり盛った状態の古墳がそこかしこにある。
が、私達の目的はソレじゃあない!
更に進むと樹々がそびえ立つ中になんだか右腕らしいモノが見えた!
カミさんにはここに何があるのかは教えていないので、ワクワク感で一杯の様子(笑)。
あった、ありました!
ドォーン!
・・・というにはあんまりもフニャッって感じかもしれないけど、はに丸タワーです。
仏像でもなんでもないけど、コレはコレでありなんです(爆)。
ここには家族連れとかも結構いたんだけれども、もうすっかりお馴染みというか見飽きたのかあんまり興味を持っていない感じで、ワクワクしながら見ているのは私達だけ状態(?)。
だって結構な大きさなんですよ、コレ。
たぶん5階建てビル位は余裕であるんじゃないのかな?
しかも、コレ、裏側が階段になってて、登れるんです。
その解放時間が午後4時までで、ちょっと焦ってたワケなんですが、無事に間に合いましたので登ります。
この間の観音と違い、全然怖くないや、しっかりした造りだからね。
頭のてっぺんまで行けるので、いい眺めでした。
中にはにわの声が聞けたり仕掛けがあったみたいですが経年変化の為か壊れたまんまになってました・・・。
先ほどの達磨大師もそうだが、なんでこんな面白いモノ、もっと沢山の人に知られていないんだろう?という疑問がわく。
だから群馬、栃木、茨城の3大北関東県は地味だと全国的に思われちゃうんだよ!
私はこの3県、大好きですけど。
目的の巨大物2点を観れたので、後はいつものモードに移行(笑)。
全くの予定外だったショピングモールもあって、意気揚々と入る。
この他にも車を走らせながら洋服をみたり、CDを探したりしながらあっちウロウロ、こっちウロウロとしているうちにどんどん暗くなって行きました。
ホント、真っ暗だよ・・・。