• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

KIOのブログ一覧

2012年11月04日 イイね!

文化的に行こう②

文化的に行こう②今日も昨日と同じ様に文化的なお出掛けです。

ですが今日はいたってシンプルに(爆)。

池袋まで電車で行きます。
昔はホントによく池袋に遊びに来ていたのですが、ここ最近はすっかりご無沙汰状態でした。
今年に入って初めてかな、もしかして?
お昼ちょっと前にのんびりやって来て、駅ビルの中をウロウロしてました。
カミさんと一緒に洋服やバッグを見たり、化粧品コーナーを見たり・・・と、コレはちょっと仕事柄のマーケティングってヤツですか(笑)。

実は池袋って場所にあんまり興味を持てなくなって久しかったのですが、今日はなんだか見るモノ全部が珍しくて非常に参考になるモノばかりでした。
私的には女性店員さんの恰好とかで、眼の保養も兼ねておりますが(爆)。

ま、そんなこんなで色々ウィンドウショッピングをしておりますとそろそろお時間がやってきてしまいました。
今日の文化的イベントが行われる場所まで移動をしなくてはなりません。

池袋から歩く(笑)。

地下鉄の駅で言うと2つ分ですか、護国寺駅近辺まで歩いて向かいます。
頭の上には首都高速5号線が走っていますね。

思っていたよりも全然苦労も無く歩いて目的地まで着きました。

護国寺の本浄寺というお寺です。
ということは、もしかすると例のドォーン!ってヤツですか?って思いましたでしょ?
違うんです、今日は。
このお寺にはどういうワケか「拝鈍亭」という名のイベントホールが敷地内に設けられており、本日ここで浪曲師、国本武春さんの演目が聴けるというモノなのです(爆)。

昨日の久住昌之さん同様、数年前まで私達夫婦はこの国本武春さんの音楽世界にどっぷりハマっておった時期があったのです。
ここ数年は他の音楽一筋で来ていたのですが、私は今でもキチンとHP等をチェックしておりますから、本日のことも何か月も前から予定に入れていたのであります。

数日前に電話で確認を取り、午後16時半に会場に直接来ることでチケットも何にも無いシステムであると知っていました。
私達の他にお客さん(?)も来ていますから、やっぱり此処で間違いないんだと再確認(爆)。
だってお寺なんだもん(笑)。


入場時にお志程度の金額を払い、中に入るとそこには・・・



国本武春さんが浪曲をやる際の一式が金屏風の前に置かれていますよ。

楽器もマイクも何にも無い。
ということは数年前に観に行ったことのあるライヴ形式の浪曲ではないということがわかります。

「浪曲の夕べ」と題された本格的な浪曲です。

古典的な浪曲とか全く知らないし、ヤバいかな?と思ったけど、そこはホレ、国本さんだから絶対に間違いの無いモノになるとわかっていました。

紋付袴を纏った国本武春さんが三味線のお師匠と一緒に出てきました。
浪曲とはこういうモノですよ、という簡単な挨拶を聴いた瞬間、「あ、いつもの国本さんと同じだから大丈夫」と確信し、後はその演目を楽しむだけという気持ちになれた。
だって一番前のど真ん中席にいるんですよ、私達(爆)。

あの体格とあの声、もう間違いなく浪曲界のカリスマ、国本武春さんだ。
近年大病で倒れ、その声を取り戻すのにしばらくの休養を要したという知らせを聞いていたので心配したが損した、全然元気そうだ。
今日は自分では三味線は弾かず、隣にいる沢村典子師匠に委ねて演目を披露します。

もうね、素晴らしいの一言!
まさしく演芸!
聞いているだけでどんどん話の情景が頭の中に見えてくる。

「待ってました!」
「たっぷり!」
「名調子!」
「日本一!」
等といった掛け声をホントは言われなくても掛けられるようじゃないとイケナイんだけれども、やっぱり難しいというか、慣れがいるよね。

浪曲界の重鎮・沢村師匠の三味線の音も素晴らしい。
初めてこんな近くて生の三味線を聴いたかもしれないけど、その国本さんとのやりとりはお互いの疎通と信頼が無ければ生まれない神業の様なモノだ。
師匠も勿論真剣なんだけれども、時折国本さんの芸を見ながら笑顔で弾いている姿はまさに名人の域だ。
こんなにも貴重な姿をこれまた眼の前で見ることが出来たワケで、カミさんはその師匠の素晴らしさに感激して涙を浮かべておりましたよ。

演目を2つ披露して終了しましたが、どちらの話も(詳しいことは勉強しないと書けないのでここではあえて割愛)良いお話で非常に気分が良くなりました。
来ているお客さん全員がそう感じたハズです。
素晴らしかった。

最後に持参した国本さんの著書にサインを頂きました。
ホントに今日は来て良かった。

実は本日もあちこちでイベントがあったのです。
六本木では我が分身ROLLYさんのイベントライヴが。
新宿ではもう一人の分身であるなぎら健壱さんのトークイベントがありました。
そのいづれもがこの国本さんとほぼ同時刻に行われるモノであった為、どれかを選択するしか方法はなく、昨日の久住さん同様にちょっと懐かしい国本さんに決めたのでした。
でも、ホントに良かった。

歩きながら池袋に戻り、夕食を取り帰ってきましたけれども、昨日よりも更に文化的だった今日に満足です。


※画像は拝鈍亭に飾ってあるイラストで、ハイドンです。洒落てますね。






Posted at 2012/11/04 23:21:26 | コメント(1) | トラックバック(0) | 音楽・その他 | 音楽/映画/テレビ

プロフィール

【車 歴】 スバル レガシイセダン(初代) スバル フォレスター(SF) スバル フォレスターSTi-Ⅱ スバル フォレスター(SG) スバル フォレ...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

掲示板

<< 2012/11 >>

    12 3
45 6789 10
11121314151617
18192021 22 2324
25262728 2930 

リンク・クリップ

下久保ダム&鴻巣ひな祭り 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2013/04/07 09:58:33
野楽亭ブログ 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2013/03/03 23:39:49
 
Amazonでお買い物 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2006/04/05 22:26:14
 

愛車一覧

スズキ アルトラパン スズキ アルトラパン
2009年GWから新しく私の愛車になりましたアルトラパンです。 モデルチェンジ後の2代目 ...
トヨタ ヴィッツ トヨタ ヴィッツ
初のTOYOTA車です。 二代目ヴィッツの1.3&#8467;グレードはU。 一応マイナ ...
スバル フォレスター スバル フォレスター
2台目のフォレスター(写真奥)。 初のターボでハイオク仕様車。 NAのフォレスターではど ...
スバル フォレスター スバル フォレスター
3台目のフォレスター(写真手前)。 初のフルモデルチェンジで、ルックス的にはイマイチにな ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation