
SガンダムはMSZ-010ZZガンダムと同時期に開発された「Ζ計画」のうちの1機で、コードネームは「ι(イオタ)ガンダム」。ΖΖガンダムと機体構成の面で似た部分があり、1体のモビルスーツが3機の戦闘機から構成される。ただし、コア・ファイターにあたる「Gコア」は1機しか存在せず、上半身である「Gアタッカー」、下半身である「Gボマー」の両方にもコクピットブロックがあり、それぞれがGコアと連結可能である。また、はじめから追加兵装やオプション装備などが考慮された構造となっていて、強化型バックパックや増加ブースター、追加装甲など多種多様なオプションが用意されている。しかし、そのオプション兵装やΖΖガンダム以上に複雑すぎる可変機構から整備性・運用性はΖΖガンダム以上に悪かった。 武装は頭部インコム、各部に装備されたビームカノン、ビームスマートガン、ビームサーベル。本機に置いて特筆すべき点は本機には試験的に人工知能「ALICE(アリス)」が搭載されている点である。この「ALICE」は、開発には奇しくもパイロットであるリョウ・ルーツの母親が関与しており、人間のどんな要求にも応えられる「女性」を目指して教育訓練中であった。そのため性格に問題のある不条理な男達が集められ、その一人がリョウ・ルーツであった。「ALICE」とは、「Advanced Logistic&In-consequence Cognizing Equipment」の頭文字をとって名づけられた。
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ガンダムセンチネル | 日記
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2005/03/06 22:07:21