
MS-06 ザク系に替わる陸戦用MSとして活躍したツィマッド社の傑作機MS-09 ドムの脚部に熱核ロケットエンジンを装備し、宇宙用に改修が施されたのがこのリックドムである。地上でのMS単独での行動範囲の拡大と、戦線の展開速度を飛躍的に向上させた機動力が再評価されたものであるが、実際には物量において連邦に劣るジオンが宇宙用MSの開発を滞らせ、MS-14A ゲルググが実戦投入されるまで間のつなぎとして投入した趣が強い。しかし、標準装備のビームバズーカの破壊力はビームライフルを上回り、ザクと比較した場合、貴重な戦力であったことには変わりはない。
宇宙世紀0079年12月5日、コンスコン艦隊は連邦軍の第13独立部隊(ホワイトベース隊)と交戦、12機のリックドムを擁したもののたった3分で壊滅させられているが、これはホワイトベース隊が1枚も2枚も上手であったという事であろう。
ブログ一覧 |
ファーストガンダム | 日記
Posted at
2006/05/07 14:49:06