
アフターコロニー195年の大戦末期、OZ総帥トレーズ・クシュリナーダがホワイトファングとの決戦に向けて搭乗したOZ-00MS2 トールギスⅡ。この機体は「いかなる状況でも単機で勝利を得られる最強の機体」を目指して180年に完成したOZ-00MS トールギスのデータとその余剰パーツを参考に開発されたものだが、その影で並行して開発が進められていたのがこのOZ-00MS2B「トールギスⅢ」である。195年の大戦で実戦投入されなかった真の理由は右腕に装備されるメガキャノンである。通常時でもトールギスの標準装備であったドーバーガンの破壊力を上回り、全エネルギーを解放する「最大出力モード」ではコロニーさえも一撃で崩壊させるXXXG-00W0 ウイングガンダムゼロのツインバスターライフルに匹敵する破壊力を秘めている恐るべき出力である。もっともそのメガキャノン調整の遅れのため、Ⅲはそのまま永遠の眠りにつくはずであった。
「さしずめ火消しの風、ウィンドとでも名乗らせてもらいましょうか」
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ガンダムW EW | 日記
Posted at
2005/06/02 00:04:19