
コズミックイラ70年「血のバレンタイン」から端を発した地球・プラント間の紛争は第二次ヤキン・ドゥーエ攻防戦を最後に終結したものの、その火種は依然として消えず、地球連合はアーモリーワンにてザフトの最新鋭G兵器の強奪を画策する。その暴挙を免れた一機がこのZGMF-X56S インパルスである。
セカンドステージMSと位置付けられたこの機体、72年3月10日に締結されたユニウス条約(停戦条約)によって核エンジン(ニュートロンジャマーキャンセラー)搭載が禁止されているものの、遠隔地からワイヤレスでのエネルギーの供給を可能とした「デュートリオンビーム送電システム」が採用され、母艦ミネルバの圏内であれば半永久的にエネルギー切れの不安が解消されている。また、オーブより流出した技術と想定されるPS装甲を改良したVPS装甲(ヴァリアブルフェイズシフト)、戦闘機に変形可能な独立型コクピット・コアスプレンダーを核に上半身・下半身と合体してMS形態への変形など、ユニウス条約のもう一つの制約である「MS保有数の制限(つまり単機で従来のMS数機分の能力を有する事の意義)」を意識した機体ともいえる。
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ガンダムSEED DESTINY | 日記
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2005/09/18 18:33:59