
地球連邦軍のニュータイプ機関・ムラサメ研究所が開発したとされるモビルアーマー。頭頂高が40.0mと、通常のMSとはそのサイズ(通常は18m程度)が大きく異なる。この機体には通常ならば強襲揚陸艦などの艦艇にしか装備できないミノフスキークラフトが搭載されており、自力での飛行が可能になっているのが特徴である。飛行時には手足を本体に折り畳んで固定し防御用のシールドを分割、収納してある安定翼を展開して左右に配置、機体の重量バランスが取られた状態であるモビルアーマー形態へと変形をおこなう。胴体部縦方向3連の拡散メガ粒子砲からビームをまき散らしながら、空中を進む様は空中要塞の表現が相応しい威容を誇り、主として都市制圧などにその威力を発揮する。また、対モビルスーツ戦においては、MS同様の人型形態をとり、胴部拡散メガ粒子砲を主体に、指先に当たる部分のメガビーム砲にて迎撃・攻撃を敢行する。その精度はパイロットである強化人間やニュータイプの能力次第で、左右計10門それぞれ別のターゲットを狙える程の性能が付加されていた。ただ、通常の操縦システムではまともに動作させることすら難しく、新たに試作されたシステムにおいてもパイロットに大きな負担を強いる為に普通の人間にとっては極めて短時間のみの戦闘しか適わなかった。建造の為にすでに大量の予算をつぎ込んでいた事やハードとしての技術的な壁もあいまって、さらなるシステム開発が困難であったため、パイロットの側を人為強化する方向でこの不備を埋めるような方法が模索された。当時、そうした生体研究が最も進んでいたのが地球連邦軍のムラサメ研究所であった事から、結果的にその研究開発が引き継がれ、機体は試験でも比較的良好な成果が認められたフォウ・ムラサメにあてがわれるようになった。
主なパイロット: フォウ・ムラサメ
武装: 拡散メガ粒子砲×3、ビーム砲×10、小型メガビーム砲
「ずっと好きよ。でも私は変わってしまうわ、サイコガンダムに戻ると…」
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Zガンダム | 日記
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2005/02/12 19:03:22