
RX-78-2 ガンダムの戦果は連邦軍全体に漠然とした風説であったニュータイプの存在を広くアピールする事となった。そのパイロットであるアムロ・レイ曹長専用のMSとして開発されたガンダム4号機がこのアレックスである。
RX-78-2にも追加装備されたマグネットコーティング、更に優秀な大容量学習型コンピュータの搭載に合わせて、コアブロックシステムを排除する事で実現したアナハイム・エレクトロニクス社開発のMS初のリニアシート(全周モニターシステム)と、一年戦争後のMS開発にも多大な影響を与えている。ちなみにアレックス(ALEX)とは装甲積層試験(Armor Layered EXamination)の略であり、着脱式の強化装甲「チョバムアーマー」が開発されている。
サイド6にて極秘開発中にジオンのサイクロプス隊と遭遇、宇宙世紀0079年12月18日、MS-18E ケンプファーの襲撃を退けるものの、同年12月25日、残存部隊のMS-06FZ ザク改と交戦、大破してしまいこの機体がアムロ曹長の手に渡ることはなかった。ニュータイプではないテストパイロットのクリスチーナ・マッケンジー中尉では機体の性能を充分に引き出す事が出来なかったという皮肉な結果であった。
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0080ガンダム | 日記
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2005/02/19 21:49:30