 MSM-04 アッガイ
MSM-04 アッガイ   ジオン公国軍はMSM-03ゴッグ、MSM-07ズゴックの開発に着手したが生産コストが高いという問題点を抱えていた。そこでコストを抑えた廉価版の水陸両用モビルスーツの開発に着手した。スウィネン社により開発された本機はズゴックよりも後に開発が開始されたが、先に完成したためズゴックより若い型式番号となっている。生産コストを抑えるためMS-06ザクIIのジェネレーターを流用した結果、発熱が抑えられステルス性が高くなった(さらに装甲表面に電磁波吸収剤が塗布されていたともいう)ため、主に偵察や隠密行動に利用された。また、複座式のコクピットを備え、水陸両用モビルスーツへの機種転換訓練用としても用いられた。頭部のモノアイレールは横方向の全周ターレットに加え、上方向にも設置された。武装は頭部に105mmバルカン砲を4門装備。他の水陸両用モビルスーツと同様に腕部に伸縮性のフレキシブル・ベロウズ・リムを採用し、右腕のみ格闘戦用に6本のクローを備えている。さらに右腕部にはメガ粒子砲、左腕部には6連装ミサイルランチャーを装備するが、これら両腕の武装は現地改修などにより異なるものもあった。水中よりも湿地を中心とした陸上における機動性が高く評価され、ジャブロー攻略用のMSM-04Nアッグガイ、MSM-04Gジュアッグのベースとして用いられた。シャア率いる特殊部隊が連邦軍本部ジャブローを襲撃する際に使用された。RX-78-2ガンダムによって4機が撃破される。
ジオン公国軍はMSM-03ゴッグ、MSM-07ズゴックの開発に着手したが生産コストが高いという問題点を抱えていた。そこでコストを抑えた廉価版の水陸両用モビルスーツの開発に着手した。スウィネン社により開発された本機はズゴックよりも後に開発が開始されたが、先に完成したためズゴックより若い型式番号となっている。生産コストを抑えるためMS-06ザクIIのジェネレーターを流用した結果、発熱が抑えられステルス性が高くなった(さらに装甲表面に電磁波吸収剤が塗布されていたともいう)ため、主に偵察や隠密行動に利用された。また、複座式のコクピットを備え、水陸両用モビルスーツへの機種転換訓練用としても用いられた。頭部のモノアイレールは横方向の全周ターレットに加え、上方向にも設置された。武装は頭部に105mmバルカン砲を4門装備。他の水陸両用モビルスーツと同様に腕部に伸縮性のフレキシブル・ベロウズ・リムを採用し、右腕のみ格闘戦用に6本のクローを備えている。さらに右腕部にはメガ粒子砲、左腕部には6連装ミサイルランチャーを装備するが、これら両腕の武装は現地改修などにより異なるものもあった。水中よりも湿地を中心とした陸上における機動性が高く評価され、ジャブロー攻略用のMSM-04Nアッグガイ、MSM-04Gジュアッグのベースとして用いられた。シャア率いる特殊部隊が連邦軍本部ジャブローを襲撃する際に使用された。RX-78-2ガンダムによって4機が撃破される。 SCV-70 ペガサス級強襲揚陸艦 ホワイトベース
SCV-70 ペガサス級強襲揚陸艦 ホワイトベース    地球連邦軍による0079年1月に始まった一年戦争の初期の大敗を受けて発動されたV作戦の一環として当初の仕様が変更され建造されたペガサス級強襲揚陸艦2番艦。連邦軍宇宙艦としては初めてモビルスーツの搭載能力を持ち、同V作戦、RX計画によって建造されたRX-78 ガンダム、RX-77 ガンキャノン、RX-75 ガンタンクなどの搭載運用を前提とする。主砲の他に2連装メガ粒子砲2基(計4門)を装備するなど、単艦としても高い攻撃力を有するため、MSとあわせた戦闘単位としては宇宙攻撃空母ともいえる破格の能力を備えている。また、ミノフスキー・クラフト・システムにより大気圏内を浮上航行可能であるほか、単独で大気圏突入・離脱が可能である。両舷にカタパルトを有し、その外観が馬が手足を前後に伸ばした形に似ていたため、ジオン公国軍からは木馬のコードネームで呼ばれていた。
地球連邦軍による0079年1月に始まった一年戦争の初期の大敗を受けて発動されたV作戦の一環として当初の仕様が変更され建造されたペガサス級強襲揚陸艦2番艦。連邦軍宇宙艦としては初めてモビルスーツの搭載能力を持ち、同V作戦、RX計画によって建造されたRX-78 ガンダム、RX-77 ガンキャノン、RX-75 ガンタンクなどの搭載運用を前提とする。主砲の他に2連装メガ粒子砲2基(計4門)を装備するなど、単艦としても高い攻撃力を有するため、MSとあわせた戦闘単位としては宇宙攻撃空母ともいえる破格の能力を備えている。また、ミノフスキー・クラフト・システムにより大気圏内を浮上航行可能であるほか、単独で大気圏突入・離脱が可能である。両舷にカタパルトを有し、その外観が馬が手足を前後に伸ばした形に似ていたため、ジオン公国軍からは木馬のコードネームで呼ばれていた。 MS-05B ザクI ガイア機
MS-05B ザクI ガイア機   ジオン公国軍が宇宙世紀0074年に初めて量産化を成し遂げたモビルスーツで、他のザクタイプと同じくジオニック社により製作された。なかでも MS-05A は初期生産型に分類され、MS-05B は初の実戦型量産機として本格的な生産ラインに乗ったタイプとして区別される事がある。MS-05の登場までそもそもモビルスーツという本格的な兵器体系が存在せず、パイロットの育成や戦略運用、戦術の開発などの諸体系は一からの構築に等しいものであり、以後の戦略、戦術をひっくり返したという意味において、このMSが大きな役割を担ったと言えるだろう。特に、この黒い三連星の駆る機体は、モビルスーツの存在が公にされていなかった時期から繰り返し戦略・戦術運用の確立作業に参加、さらには、非公式な武力衝突にも積極的に投入されていたとも言われている。一年戦争開戦当初に至っては、その運用の習熟度は(MSの無い連邦はもちろん)ジオン軍内部で比較した場合においても名実ともに最高レベルを誇っており、特に小隊単位における連携戦術においては「ジェットストリーム・アタック」などに代表される独特のフォーメーションを確立し、当初のMSに期待されていたポテンシャルを大幅に上回る戦果をあげる事に成功している。ルウム戦役においては、連邦軍の主力艦隊艦艇を次々に仕留め、レビル将軍の座乗する旗艦アナンケにまで肉迫。脱出挺に乗り込んだレビルをそのまま拿捕して捕虜とした事は特に有名である(※ルウム戦役当時の三連星の使用機体に関しては諸説あり、慣れ親しんだMS-05のカスタムタイプ、すでに本格配備が進んでいたMS-06F ザクII、もしくはすでにMS-06R高機動ザクIIであったなどとされ、なかでも有力な説においては新旧ザクの混成だった可能性まで指摘されている)。
ジオン公国軍が宇宙世紀0074年に初めて量産化を成し遂げたモビルスーツで、他のザクタイプと同じくジオニック社により製作された。なかでも MS-05A は初期生産型に分類され、MS-05B は初の実戦型量産機として本格的な生産ラインに乗ったタイプとして区別される事がある。MS-05の登場までそもそもモビルスーツという本格的な兵器体系が存在せず、パイロットの育成や戦略運用、戦術の開発などの諸体系は一からの構築に等しいものであり、以後の戦略、戦術をひっくり返したという意味において、このMSが大きな役割を担ったと言えるだろう。特に、この黒い三連星の駆る機体は、モビルスーツの存在が公にされていなかった時期から繰り返し戦略・戦術運用の確立作業に参加、さらには、非公式な武力衝突にも積極的に投入されていたとも言われている。一年戦争開戦当初に至っては、その運用の習熟度は(MSの無い連邦はもちろん)ジオン軍内部で比較した場合においても名実ともに最高レベルを誇っており、特に小隊単位における連携戦術においては「ジェットストリーム・アタック」などに代表される独特のフォーメーションを確立し、当初のMSに期待されていたポテンシャルを大幅に上回る戦果をあげる事に成功している。ルウム戦役においては、連邦軍の主力艦隊艦艇を次々に仕留め、レビル将軍の座乗する旗艦アナンケにまで肉迫。脱出挺に乗り込んだレビルをそのまま拿捕して捕虜とした事は特に有名である(※ルウム戦役当時の三連星の使用機体に関しては諸説あり、慣れ親しんだMS-05のカスタムタイプ、すでに本格配備が進んでいたMS-06F ザクII、もしくはすでにMS-06R高機動ザクIIであったなどとされ、なかでも有力な説においては新旧ザクの混成だった可能性まで指摘されている)。 MS-14S シャア専用ゲルググ
MS-14S シャア専用ゲルググ   MS-14 ゲルググは、一年戦争末期、ビーム兵器の携行を標準化した地球連邦軍のモビルスーツの登場を受ける形で MS-06F ザクII に代わる次期主力モビルスーツとしてジオン公国軍によって開発された。当時既に宇宙戦用にはツィマッド社の開発した MS-09R リック・ドム の採用が決定しており、その時、競合に敗れたジオニック社の MS-06R-2 高機動型ザクII をベースに開発が進められたとされる。特に、地球連邦軍のモビルスーツを意識したコンセプトに基づいて、エネルギーCAPを搭載したビームライフルとビームサーベルの採用をその課題としていた。ビームライフルの開発にはMIP社が参画して進められたが、その実用化には機体完成から3ヶ月ほど遅れたとされる。ツィマッド社のギャンとの競合の結果、ビームライフルを装備したゲルググの性能は高く評価され、量産化が決定したゲルググはまず YMS-14 初期生産型 25機が生産された。このうち1機がMS-14Sとされシャア・アズナブル大佐専用機として赤いパーソナルカラーに塗り直されて配備された。直後、テキサスコロニーにてガンダムと互角以上の激しい戦いを繰り広げ、実戦運用テストのついでながらその性能を存分に発揮した。その後も、ニュータイプ専用モビルアーマー「エルメス」のテスト随伴機として数度出撃。しかし、連邦軍進駐後のソロモン(コンペイトウ)空域で再度ガンダムを始めとするホワイトベースの部隊と交戦、結果的にシャアのゲルググは左腕を斬られ、エルメスも撃墜されて後退させられてしまうことになった。機体性能そのものはガンダムを若干上回っており、この機体が量産されるのがあと数ヶ月早ければ一年戦争の行く末が変わっていたかもしれないとさえ言われている。
MS-14 ゲルググは、一年戦争末期、ビーム兵器の携行を標準化した地球連邦軍のモビルスーツの登場を受ける形で MS-06F ザクII に代わる次期主力モビルスーツとしてジオン公国軍によって開発された。当時既に宇宙戦用にはツィマッド社の開発した MS-09R リック・ドム の採用が決定しており、その時、競合に敗れたジオニック社の MS-06R-2 高機動型ザクII をベースに開発が進められたとされる。特に、地球連邦軍のモビルスーツを意識したコンセプトに基づいて、エネルギーCAPを搭載したビームライフルとビームサーベルの採用をその課題としていた。ビームライフルの開発にはMIP社が参画して進められたが、その実用化には機体完成から3ヶ月ほど遅れたとされる。ツィマッド社のギャンとの競合の結果、ビームライフルを装備したゲルググの性能は高く評価され、量産化が決定したゲルググはまず YMS-14 初期生産型 25機が生産された。このうち1機がMS-14Sとされシャア・アズナブル大佐専用機として赤いパーソナルカラーに塗り直されて配備された。直後、テキサスコロニーにてガンダムと互角以上の激しい戦いを繰り広げ、実戦運用テストのついでながらその性能を存分に発揮した。その後も、ニュータイプ専用モビルアーマー「エルメス」のテスト随伴機として数度出撃。しかし、連邦軍進駐後のソロモン(コンペイトウ)空域で再度ガンダムを始めとするホワイトベースの部隊と交戦、結果的にシャアのゲルググは左腕を斬られ、エルメスも撃墜されて後退させられてしまうことになった。機体性能そのものはガンダムを若干上回っており、この機体が量産されるのがあと数ヶ月早ければ一年戦争の行く末が変わっていたかもしれないとさえ言われている。 RX-78-3 G-3 ガンダム
RX-78-3 G-3 ガンダム