
本機は一年戦争を通じてジオン軍の主力となった極めて完成度の高い名機であり、当然量産数も最多を誇っていた。一年戦争勃発直後の激戦である一週間戦争の終了後に締結された南極条約において核兵器の使用が禁止されたことにより、それまでの主力であったMS-06Cから対核装備を外したものが本機である。
重量を軽減し推進力を高めたこのF型は汎用性に優れ、各戦線で幅広く投入された。非常に扱いやすい機体であり、多くのエースパイロットたちがこの機体を好んだことは有名である。
またF型の後継機であるR型は、「真紅の稲妻」ジョニー・ライデン少佐、「白狼」シン・マツナガ大尉などが搭乗し、数々の戦果を上げた。なおF型をベースにした陸戦用はMS-06Jと呼ばれ、重装備型、砂漠仕様、密林仕様など、様々なバリエーションが開発され、実戦投入された。しかし一説ではこの使い勝手の良さがジオンの新型MS開発を妨げてしまったとの指摘も見受けられている。
Posted at 2005/10/27 21:57:20 | |
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ファーストガンダム | 日記