
地球連邦軍のニュータイプ研究施設「オークランド研究所」にて単独で大気圏内での飛行能力を持つ初めての機体として開発され、さらに量産化にこぎつけたTMA(可変モビルアーマー)である。
円盤状の独特のフォルムを持つMA形態はリフティングボディとしての特性を持っており、後にエゥーゴの開発するMSZ-006 Zガンダムに先駆けて大気圏内での単独飛行を可能としている点はさすが連邦軍といったところか。さらにマグネットコーティングを採用する事でおよそ0.5秒でMS⇔MA形態への変形を可能としている。変形時に胸部装甲が露出してしまう弱点を有しているものの、その瞬間を狙える程のパイロットはそうそう現れそうにもない。
量産化に向けて先行生産された数機が実戦投入されているが、そのうちの1機はニュータイプ研究施設「オークランド研究所」の子飼いとなっているブラン・ブルダーク少佐に支給されている。(一説では試作機を持ち出したとか・・・)「確実な勝利だ。あまり確実すぎてゲームとしての面白みに欠けるがな・・・」の言葉と共にケープカナベラルのケネディ空港ではロベルト中尉を一撃で撃破し、強化人間ロザミア・バダム少尉の監視役に留まらない実力を見せつける。カミーユ・ビダンすらあと一歩まで追い詰めるものの、復活を果たした「一年戦争の英雄」アムロ・レイには及ぶべくもなかった。
耐弾性・量産性に優れていた本機は宇宙世紀0087年11月16日のあの「ダカール演説」時にはかなりの機体数が投入され、その高度進出能力を活かし、遭難した民間シャトルの救助活動(プロスペロー号撃墜事件)に動員された記録も残されている。
Posted at 2005/06/23 00:01:55 | |
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Zガンダム | 日記