
グリプス戦役にてティターンズが使用したモビルアーマー「サイコガンダムMk-II」を接収し自軍の戦力として使用したネオ・ジオンがその構造を研究、更にキュベレイなどの技術を加え、ネオ・ジオンの象徴とするべくより強力なモビルスーツとして仕上げたニュータイプ専用試作型MS。
両肩のバインダーや背部のファンネルポッドなど、キュベレイに準じた流線型の意匠がネオジオンらしさをかもし出しているが、ジオン系には珍しくモノアイではなくデュアルアイを使用している事や、通常のモビルスーツの2倍近い大きさなどにサイコガンダムMk-IIの名残が見られる。その機体サイズに、各種ビーム兵器、アイフィールドジェネレーターによる対ビーム防御、、サイコミュによる遠隔無人攻撃機ファンネル(キュベレイの3倍の積載量)と、当時存在するあらゆる技術が贅沢に盛り込まれ、当時のモビルスーツの恐竜的進化の到達点とも言える機体であった。その反面、搭乗者にはニュータイプとしての大きな資質が必要とされ、稼働中にも大きな負担を強いるなどの不具合を内包していたとされる。実際、稼働時の搭乗者が不安定な強化人間(人工NT)だった事などの要因により、エゥーゴのガンダムを圧倒するなど、機体本来のポテンシャルの片鱗こそ見られたものの、結果としてはあまり目立った戦果は挙げられなかった。劇中では見られなかったが、頭部はジオングのそれと同じく脱出ポッドとして単独航行能力を持つとのこと。
武装:頭部3連メガ粒子砲、胸部拡散メガ粒子砲×2、腕部メガ粒子砲×2、背部メガ粒子砲×2、Iフィールドジェネレーター、ビームサーベル×2、ファンネル×30
主なパイロット:プルツー、グレミー・トト
ガンダム
Posted at 2005/05/17 18:53:37 | |
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