AMX-011 ザクIII
地球連邦軍の開発したハイザックを、名機ザクIIの正当な後継機と認めないネオ・ジオンの技術者たちが量産機として開発。当時のモビルスーツは大型化、大火力化、大出力化が進んでおり、この機体も結果的に量産機とは呼びがたい強力な重モビルスーツとして完成した。ザク3は開発当初からオプションの換装によって様々な戦況に対応できるように設計されていた。このザク3も正式採用を目指し量産化が計画されてはいたが、火力等で勝り準サイコミュ兵器を搭載したドーベン・ウルフ(アクシズに流出したアナハイムのガンダムMk-Vの設計を色濃く反映した機体であった)に競争で敗れ、結果的に少数の生産にとどまった。武装: ビームサーベル×2、ビームキャノン×2、メガ粒子砲、ビームライフル 他
AMX-117L ガズエル
AMX-011S ザクⅢ(マシュマーカスタム)
ザク3は開発当初からオプションの換装によって様々な戦況に対応できるように設計されていた。本機はさらなる高機動戦闘に対応した装備に換装した機体で、ネオ・ジオンの指揮官用攻撃型重モビルスーツである。標準型との相違点は、ザクの直接の後継機であることを強く意識した緑系のカラーリングや、頭部、左ショルダーアーマー、バックパック、リアスカート、膝アーマーなどが挙げられる。頭部は口吻部にメガ粒子砲を備えたものに代わり、30mmバルカン砲2門を装備したタイプに換装されている。左ショルダーアーマー先端にはハイド・ボンブ投下機が装備されている。リアスカートは大型化され、約8倍に増量されたプロペラントタンクを有するバックパックへ換装も併せ、機動力の向上と稼働時間の延長を実現した。ビームライフルはより長射程・大出力のものを装備する。このザク3も正式採用を目指し量産化も計画されてはいたが、火力等で勝り準サイコミュ兵器を搭載したドーベン・ウルフ(アクシズに流出したアナハイムのガンダムMk-Vの設計を色濃く反映した機体であった)に競争で敗れ、結果的に少数の生産にとどまった。武装: ビームサーベル×2、ビームキャノン×2、30mmバルカン×2、ビームライフル、ハイド・ボンブ投下機
FA-010B フルアーマーZZガンダム
AMX-107 バウ
ネオ・ジオン軍(旧ジオン公国軍含め)唯一の分離可変量産型モビルスーツ。コクピットがあり脱出艇としての機能をもつ上半身ユニットを「バウアタッカー」、遠隔操作する強力な大型ミサイルとしての機能も持つ下半身の戦闘機形態を「バウナッター」と呼び、一人のパイロットで分離した2機による同時攻撃が可能である。モビルスーツ形態での性能もガザ系を上回り、量産機としては申し分ないレベルであったが、先行試作機に搭乗したグレミー・トト以外のパイロットは分離・遠隔操作等の機体性能を生かしきったとはいえなかった。結局少数が生産され第一次ネオ・ジオン抗争に投入されたが、戦局を大きく変えるには至らなかった。先行試作機は、腰左部フロントアーマーに龍の下に飛と書いた一文字(バウ)のマーキングがあり機体色が赤である以外は量産機と同じ。