GAT-X207 ブリッツガンダム
右腕の攻盾「トリケロス」から射出される3連装超高速運動体貫徹弾「ランサーダート」、左腕の3本爪「グレイプニ-ル」と武装も豊富だが、メイン装備はやはり「ミラージュコロイド」。機体を透明にし、視認だけでなく熱源感知などのあらゆるレーダー類も無効化するステルス機能は、連合の軍事要塞アルテミスの陥落に一役買っている。「消えるガンダム」の存在はミラージュコロイドの発動時間の限界が80分であり、PS装甲とは併用が不可能なマイナス面を補って余りある。GATシリーズでも200系フレームは後に開発されるGAT-X252 フォビドゥン同様、実験性の高い機体ともいえるだろう。
GAT-X103 バスターガンダム
中・遠距離からの支援・重砲撃戦を主に追求した機体であり、PS装甲のシフトダウンを防ぐ為にランチャー/ライフル用のサブジェネレーターが装備されているほどである。右側に350mmガンランチャー、左側に94mm高エネルギー収束火線ライフルを各一門装備し、合体させれば対装甲散弾砲、超高インパルス長距離狙撃ライフルと運用手段は実に多様。両肩には開閉式ミサイルポッドを装備し、ディアッカの実力も相まって近距離戦でも死角はない。
GAT-X303 イージスガンダム
地球連合軍が初めて開発したモビルスーツ5機のうちの1機で、中立コロニーのヘリオポリスで建造されたが、GAT-X102デュエル、GAT-X103バスター、GAT-X207ブリッツとともにザフトに奪取された。その後は、奪取作戦に携わったアスラン・ザラがパイロットとなり、唯一奪取を免れ、彼の親友であったキラ・ヤマトの駆るGAT-X105ストライクとの死闘を繰り広げた。新型装甲「フェイズシフト装甲」を搭載しており、実体弾攻撃をほぼ無効化できる。モビルアーマーへの変形機能を備えており、他の機体とは内部フレーム構造が根本的に異なっている。またそのときには、主砲の「スキュラ」を発射することができる
ZGMF-X09A ジャスティスガンダム
GAT-X102 デュエルガンダム(アサルトシュラウド)
ザフト軍が奪取したガンダムの1機。アークエンジェル追撃の任に当たるが、ストライクとの戦闘によって機体を損傷。その改修時に追加装甲を施したアサルトシュラウドに換装された。