 MS-06FZ ザクⅡ改
MS-06FZ ザクⅡ改   MS-14JG ゲルググJ(イェーガー)
MS-14JG ゲルググJ(イェーガー)   MS-14JG ゲルググJ(イェーガー)は、シルードこそ装備していないが、長射程・高出力の狙撃用ビームライフルを装備しているのがいちばんの特徴。また背部にバックパック、プロペラントタンクを標準装備。イェーガーは狩人の意。単に狙撃だけでなく、大型バーニアと全身に24基ある姿勢制御用スラスターにより群を抜く機動性を備える。 ゲルググそのものはジオン公国軍のモビルスーツとして初めてビームライフルを装備した機体であり、次期主力モビルスーツの座をギャンと争い、性能面においてこれを破り主力として採用された。機体性能はガンダムを若干上回っており、この機体が量産されるのがあと数ヶ月早ければ一年戦争の行く末が変わっていたかもしれないとされていることで有名。当初、ツィマッド社の開発したリック・ドム(MS-09R)が宇宙戦用への採用が決定したあと、その競合に敗れたジオニック社の高機動型ザクII(MS-06R-2)をベースに、地球連邦軍のモビルスーツを意識したコンセプトに基づいて着手された。特に、エネルギーCAPを搭載したビームライフルと、近接用兵器としてのビームサーベルの実用化である。結果的に、ビームライフルを装備したゲルググの性能は高く評価され、ツィマッド社から競合機として提出されていたギャンに圧倒的な大差をつけて次期主力モビルスーツとして制式採用された。量産型(MS-14A)としての本生産はグラナダ、ジオン公国本土、ア・バオア・クーなど各工廠で行われ、ゲルググ全体としては738機が生産された。量産型ゲルググ(MS-14A)は初期生産型(YMS-14)と外観上大きな差異は見られないが、緑系の塗装が制式採用されている。 ザクIIの様な露出型の動力パイプは格闘戦時に破壊されることが多かったため、ゲルググでは内装型とした。後頭部には冷却フィンが設置されている。ジオン公国MSの通例として、指揮官機には装飾を兼ねた通信アンテナが装備された。ビーム兵器を搭載するため、ゲルググのジェネレーターは大型化されている。このジェネレーターのベースとなったのは水陸両用モビルスーツのものとされ、当然ながら冷却水を利用することはできなかったため、新たに冷却装置が開発されている。スラスターは腰部スカート内、脚部フレア内に設けられている。
MS-14JG ゲルググJ(イェーガー)は、シルードこそ装備していないが、長射程・高出力の狙撃用ビームライフルを装備しているのがいちばんの特徴。また背部にバックパック、プロペラントタンクを標準装備。イェーガーは狩人の意。単に狙撃だけでなく、大型バーニアと全身に24基ある姿勢制御用スラスターにより群を抜く機動性を備える。 ゲルググそのものはジオン公国軍のモビルスーツとして初めてビームライフルを装備した機体であり、次期主力モビルスーツの座をギャンと争い、性能面においてこれを破り主力として採用された。機体性能はガンダムを若干上回っており、この機体が量産されるのがあと数ヶ月早ければ一年戦争の行く末が変わっていたかもしれないとされていることで有名。当初、ツィマッド社の開発したリック・ドム(MS-09R)が宇宙戦用への採用が決定したあと、その競合に敗れたジオニック社の高機動型ザクII(MS-06R-2)をベースに、地球連邦軍のモビルスーツを意識したコンセプトに基づいて着手された。特に、エネルギーCAPを搭載したビームライフルと、近接用兵器としてのビームサーベルの実用化である。結果的に、ビームライフルを装備したゲルググの性能は高く評価され、ツィマッド社から競合機として提出されていたギャンに圧倒的な大差をつけて次期主力モビルスーツとして制式採用された。量産型(MS-14A)としての本生産はグラナダ、ジオン公国本土、ア・バオア・クーなど各工廠で行われ、ゲルググ全体としては738機が生産された。量産型ゲルググ(MS-14A)は初期生産型(YMS-14)と外観上大きな差異は見られないが、緑系の塗装が制式採用されている。 ザクIIの様な露出型の動力パイプは格闘戦時に破壊されることが多かったため、ゲルググでは内装型とした。後頭部には冷却フィンが設置されている。ジオン公国MSの通例として、指揮官機には装飾を兼ねた通信アンテナが装備された。ビーム兵器を搭載するため、ゲルググのジェネレーターは大型化されている。このジェネレーターのベースとなったのは水陸両用モビルスーツのものとされ、当然ながら冷却水を利用することはできなかったため、新たに冷却装置が開発されている。スラスターは腰部スカート内、脚部フレア内に設けられている。 MS-09R-2 リック・ドムII
MS-09R-2 リック・ドムII   モビルスーツの操縦系を統一するための統合整備計画によって再設計され、全体的に性能の向上が図られている。 一年戦争末期の生産のため、その数が少ないとされていたが、UC0083年のデラーズ紛争ではドラッツェ、ザクF-2型と共に多数のリック・ドム2が確認され、特に、ガトー少佐の駆るガンダム試作2号機のコンペイトウ侵入の際にその護衛にあたった宇宙攻撃軍第302哨戒中隊のカリウス軍曹の機体などが印象的である。リックドムそのものの開発経緯としては、ビーム兵器を標準武装化した地球連邦軍のモビルスーツの登場を受け、ジオン公国軍はMS-06F ザクIIに次ぐ第二期主力モビルスーツへの転換の必要性に駆られた。陸戦用モビルスーツとしてはMS-09ドムが引き継ぐ形であったが、宇宙戦用には第二期主力モビルスーツがロールアウトするまでの繋ぎとして既存のモビルスーツの改良型で急場しのぎの対応をすることとなった。その様な軍首脳部の要求に対し、ジオニック社はザクIIの改良型であるMS-06R-2 高機動型ザクIIを、対するツィマッド社はドムの改良型であるリック・ドムを競合機種として提出した。ツィマッド社はドムに搭載されていた熱核ハイブリッドエンジンを熱核ロケットエンジンへと換装することで宇宙戦用化を計った。腰部・脚部には各3基のスラスターノズルが設置された。また、熱核ハイブリッドエンジンの吸気機構、各部の防塵装備などの地上戦用の装備を廃す一方、熱核反応炉の冷却装置や腕部・大腿部・脛部の各部をプロペラントスペースとして用いるなどの宇宙用の装備が設置された。一部性能では高機動型ザクIIの方が凌駕していたもののコストパフォーマンスが悪かったため、結果的に総合性能の勝るリック・ドムが採用された。量産は宇宙にてドムの生産を行っていた拠点で行われ、一年戦争後期には配備されたが、地上のような機動性を発揮する事はできなかった。しかし戦況の悪化により、次期主力モビルスーツとして開発されていたMS-14ゲルググの配備が遅れたため、終戦まで主力機の座にありつづけた。武装は基本的にドムと同様であるが、360mmジャイアント・バズに代え360mmロケット・バズーカを主に装備する。近接兵装としてヒート・サーベルを用い、背部ラックに斜めに装着する。なお胸部には固定兵装として、胸部に拡散ビーム砲が内蔵されているが出力が弱く、拡散放射による目くらましに用いられた。一年戦争末期には統合整備計画にて再設計され、機動性を改良したMS-09R-2 リック・ドムIIが開発された。
モビルスーツの操縦系を統一するための統合整備計画によって再設計され、全体的に性能の向上が図られている。 一年戦争末期の生産のため、その数が少ないとされていたが、UC0083年のデラーズ紛争ではドラッツェ、ザクF-2型と共に多数のリック・ドム2が確認され、特に、ガトー少佐の駆るガンダム試作2号機のコンペイトウ侵入の際にその護衛にあたった宇宙攻撃軍第302哨戒中隊のカリウス軍曹の機体などが印象的である。リックドムそのものの開発経緯としては、ビーム兵器を標準武装化した地球連邦軍のモビルスーツの登場を受け、ジオン公国軍はMS-06F ザクIIに次ぐ第二期主力モビルスーツへの転換の必要性に駆られた。陸戦用モビルスーツとしてはMS-09ドムが引き継ぐ形であったが、宇宙戦用には第二期主力モビルスーツがロールアウトするまでの繋ぎとして既存のモビルスーツの改良型で急場しのぎの対応をすることとなった。その様な軍首脳部の要求に対し、ジオニック社はザクIIの改良型であるMS-06R-2 高機動型ザクIIを、対するツィマッド社はドムの改良型であるリック・ドムを競合機種として提出した。ツィマッド社はドムに搭載されていた熱核ハイブリッドエンジンを熱核ロケットエンジンへと換装することで宇宙戦用化を計った。腰部・脚部には各3基のスラスターノズルが設置された。また、熱核ハイブリッドエンジンの吸気機構、各部の防塵装備などの地上戦用の装備を廃す一方、熱核反応炉の冷却装置や腕部・大腿部・脛部の各部をプロペラントスペースとして用いるなどの宇宙用の装備が設置された。一部性能では高機動型ザクIIの方が凌駕していたもののコストパフォーマンスが悪かったため、結果的に総合性能の勝るリック・ドムが採用された。量産は宇宙にてドムの生産を行っていた拠点で行われ、一年戦争後期には配備されたが、地上のような機動性を発揮する事はできなかった。しかし戦況の悪化により、次期主力モビルスーツとして開発されていたMS-14ゲルググの配備が遅れたため、終戦まで主力機の座にありつづけた。武装は基本的にドムと同様であるが、360mmジャイアント・バズに代え360mmロケット・バズーカを主に装備する。近接兵装としてヒート・サーベルを用い、背部ラックに斜めに装着する。なお胸部には固定兵装として、胸部に拡散ビーム砲が内蔵されているが出力が弱く、拡散放射による目くらましに用いられた。一年戦争末期には統合整備計画にて再設計され、機動性を改良したMS-09R-2 リック・ドムIIが開発された。 RGM-79G ジム・コマンド(コロニー戦仕様)
RGM-79G ジム・コマンド(コロニー戦仕様)   RGM-79D(ジム寒冷地仕様)をベースに、頭部とバックパックを換装した機体。
RGM-79D(ジム寒冷地仕様)をベースに、頭部とバックパックを換装した機体。 MS-18E ケンプファー
MS-18E ケンプファー   機体各所に備えられたアポジモーター及び大推力スラスターによる機動力、頭部60mmバルカン砲、ビームサーベル、専用ショットガン、ジャイアントバズ、シュツルムファウストによる攻撃力の両立は連邦軍のスカーレット隊を単独で全滅させる凄まじさを見せ、連邦勢力圏内でにパーツごとに分解して搬入しながらその場での組み立ても可能な使い勝手のよさはあらゆる意味で敵戦線を突破している。
機体各所に備えられたアポジモーター及び大推力スラスターによる機動力、頭部60mmバルカン砲、ビームサーベル、専用ショットガン、ジャイアントバズ、シュツルムファウストによる攻撃力の両立は連邦軍のスカーレット隊を単独で全滅させる凄まじさを見せ、連邦勢力圏内でにパーツごとに分解して搬入しながらその場での組み立ても可能な使い勝手のよさはあらゆる意味で敵戦線を突破している。