
RGM-79D(ジム寒冷地仕様)をベースに頭部とバックパックを換装、主に重力下での治安任務を目的に開発されたRGM-79G ジム・コマンドの宇宙仕様である。
装甲・シールドの形状に傾斜部を増やす事でこれまでと同じ材質ながら実質的な防御力の向上に繋がっている。特にシールドの評価は高く、後にGGC-83 ジムキャノンⅡ、RGM-79N ジムカスタムにも採用されている。
コロニーを含む広範囲な宙域での運用が期待されていたが、推進力の向上に対してプロペラントの積載量が増えておらず、最大出力による運用時間が短い致命的な弱点を有している。ジオン公国軍のMS-14 ゲルググに勝るとも劣らないポテンシャルを有していながら満足な戦績を残せなかった悲運な機体であるが、地球連邦軍はこの機体に時期量産型開発のためのデータ収集という目的を託していたようである。
一年戦争後期の宇宙世紀0079年12月14日夜半のサイド6にてジオンのサイクロプス隊と遭遇、コロニー内にてMS-06FZ ザク改、MS-09R-2 リックドムⅡ(ツヴァイ)との交戦記録が残されている。その際にジム部隊が必死に守った民間貨物船にはMS-18E ケンプファーのパーツが積まれてあったのだが・・・。
ガンダム
Posted at 2005/03/01 18:56:15 | |
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0080ガンダム | 日記