MS-05B ザクⅠ
電波障害を引き起こすミノフスキー粒子の発見により艦隊戦の風化が想定された宇宙世紀0069年、ジオン公国は来るべき独立戦争に向けて極秘裏に、人型兵器・モビルスーツの開発に着手し始める。特徴的なモノアイシステムを搭載し、人型兵器の汎用性と機動性を如何なく発揮したこの機体は初期開発型のMS-05に更に改良を加えたMS-05Bへと発展、通称「旧ザク」「ザクⅠ」と呼ばれ約820機ほどが生産されている。この後、MS-06 ザクⅡが開発されるとジオンの主力MSの座を譲る事となるが、ジオンの物量不足解消の為、あらゆる局面で一年戦争終戦まで活躍を続けた。命がけでシャア少佐に補給物資を搬入したガデム大尉もこの機体を愛用している。
MSM-08 ゾゴック