
MS-06S ザク2は、MS-06Fを元に指揮官やベテランパイロット用に推力などを増し、一般機ではパイロット保護の観点から設けられていた各種リミッターなどを任意に外してあるとされるカスタム機。搭乗するパイロットの技量によっては、ザクが本来持つポテンシャルを最大限に引き出しうる機体とされるものの、その操作性のピーキーさから乗り手を極端に選ぶ事でも知られている。中でも特に有名なのが、シャア・アズナブル専用ザクII(シャア専用ザク)である。彼は類希なその操縦能力でザクIIの性能を限界まで引き出し、一般機(F型)と指揮官機(S型)とでは機体の総合力においては30%程度の性能差ながら、「通常の3倍のスピード」と恐れられたほどの速さで乗りこなしたとされる。また、指揮官は、頭部にブレードアンテナを装備し通信性能の強化とともに、任意のパーソナルカラーに塗装し、機体の識別性の向上を図ることが許されており、特に有名なシャア専用機は赤い彗星の名の通り全身を赤系統で塗装している。
シャア・アズナブル中尉はこのMSで連邦軍の戦艦5隻を撃沈し、「赤い彗星」の異名を手に入れた。
「坊やだからさ」
Posted at 2005/02/07 16:59:04 | |
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ファーストガンダム | 日記