
量産機でありながらその性能は極めて優秀で、MS-09R以上の装甲と機動性、ジオン初の携行型ビーム兵器の運用等、スペック上は連邦軍のRXシリーズ(もしくはRX-78-2ガンダムそのもの)に匹敵するレベルであった。
しかし実戦投入された際には既に戦局の趨勢は決しており、投入から間を置かずにア・バオア・クー攻防戦が開始されている。さらに終戦までに700機以上が生産されているものの、熟練パイロットの不足の為、やむなく搭乗させざるを得なかった学徒動員等の新兵ではゲルググの性能に振り回されるばかり。「もう少し早く実戦配備されていれば・・・」とジオン関係者を嘆かせた。ちなみに本機の延長線上に開発されていたMS-17B ガルバルディβは「RMS-117」の機体番号で連邦軍に正式に採用され、宇宙世紀0087年頃までルナツー、グラナダ等の拠点で運用されている。
Posted at 2005/12/23 00:49:02 | |
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ファーストガンダム | 日記