
地球連邦軍オーストラリア方面トリントン基地に配備されていたカスタムMS。RGM-79C ジム改にパワードパックと呼ばれる大型のバックパックが搭載され、さらに想定されうる高々度からの落下に対応する為に脚部に新型のショックアブソーバーを内蔵している。ガンダム開発計画に用いられた地上用のテスト機体であり、そのカラーリングもオレンジが主体。0083スターダストメモリーの導入部では、テストパイロットのディックアレン中尉が搭乗。コロニー落着の名残であるボロ残骸地帯で3機のザクF2を相手に模擬戦を繰り広げ、高い機動性でザクを圧倒した。一年戦争ならびに0083時点でのMSの地上戦における機動パターンは、脚部の跳躍とバーニアスラスターの噴射を同期させたジャンプによる機動を繰り返す事が基本のひとつであり、一回の跳躍軌道は単純な放物線を描くことがほとんどである。しかし、このパワードGMでは落下軌道の終盤、着地前にスラスターを再噴射させ脚部での跳躍を用いずに水平移動から再上昇といった変則的な機動をこなしていた。アグレッサーであるザクF2側のパイロットから見て、まるで飛行しているかのように見えたとの証言もあったようだ。この機体のベースとなった RGM-79C はジム改、もしくはC型などと呼ばれ一年戦争の末期に生産が開始されたジムのバリエーションである。ア・バオア・クーでの戦闘で数機が投入されたのが最初とされ、サウス・バニング率いる不死身の第四小隊もこの機体を運用していたようだ。戦後は随時配備が拡張され、0083時点では主力MSとして運用されていた。
武装:ブルパップ・マシンガン、バズーカ、ビームサーベル、60mmバルカン砲
主なパイロット:ディック・アレン
フォトギャラリーへUP、そちらもご覧ください
Posted at 2007/01/01 10:24:09 | |
トラックバック(0) |
0083ガンダム | 日記