GAT-X105 ストライクガンダム
AMX-011 ザクIII
地球連邦軍の開発したハイザックを、名機ザクIIの正当な後継機と認めないネオ・ジオンの技術者たちが量産機として開発。当時のモビルスーツは大型化、大火力化、大出力化が進んでおり、この機体も結果的に量産機とは呼びがたい強力な重モビルスーツとして完成した。ザク3は開発当初からオプションの換装によって様々な戦況に対応できるように設計されていた。このザク3も正式採用を目指し量産化が計画されてはいたが、火力等で勝り準サイコミュ兵器を搭載したドーベン・ウルフ(アクシズに流出したアナハイムのガンダムMk-Vの設計を色濃く反映した機体であった)に競争で敗れ、結果的に少数の生産にとどまった。武装: ビームサーベル×2、ビームキャノン×2、メガ粒子砲、ビームライフル 他
MS-09 ドム 
MSM-07E ズゴックE
ロールアウトした時点から高い完成度を示したズゴックも、更なる運用性の向上を目指して統合整備計画に急遽追加されることになった。このE型は水中・地上両面での作戦遂行能力を高める目的で、大戦末期に少数が試験生産された機体。改修は地球最大のジオン基地、キャリフォルニアベースで行われた。EはエクスペリメントのE。もともとの設計の良さもあって、計画に組み込まれた他のMSとは違い性能の大幅な底上げが適った訳ではなかったが、他のMSで採用されていて効果的だった機構を意欲的に盛り込むなどの様々な工夫が施された。加えてコクピットの規格の共有など、整備面や操作性の面でより扱いやすくなったとされる。具体的には、クローが三本から四本になるなど、打突などの直接攻撃だけでなく爆雷などの設置や重量物の運搬などの作業性が付加された。両腕部のビーム砲はエネルギーCAPを使用する最新型となり、破壊力・連射力が向上している。ここで火力が向上したことにより、頭部の6連装240mmロケットランチャーは魚雷発射管へと換装された。これは対艦攻撃力を重視してのことで、6基の発射管に計12発の魚雷が装填されている。また、各部の関節の可動範囲がより広げられ、肩関節には装甲が追加されるなどのE型ならではの特徴も見られる。ゴッグと同様四肢を伸縮・収納させる機構が盛り込まれ、またメインスラスターを背部から脚部へ移し、整流効果を高めるとともに航続距離の延長が図られた。全般的な外装形状でも水中での整流効果が高められている等の工夫が見て取れる。