
大自然の世界には我々の想像を絶するメタモルフォーゼ(変化)が存在する。その不思議な能力で童子と姫が生み出す人々を襲う「魔化魍」・・・我々が妖怪と呼ぶ魑魅魍魎がはるか昔から跳梁跋扈しているのである。そしてその魔化魍の脅威から人々を守る存在・・・それが音撃戦士である。NPO団体「TAKESHI(猛士)」にその身を隠し、人知れず魔化魍と戦う「ヒビキ(響鬼)」と呼ばれる青年もその一人である。変身音叉・音角の特殊な音波によって「鬼」に変化するヒビキは強力1,600貫(約6トン)、最大打撃力5,333貫く(約20トン)、飛跳力41間(約75メートル)、脚力16,666貫(約40トン)と、まさに大自然の鬼そのものである。口からは高熱火炎・鬼火、動物の魂を用いた式神・ディスクアニマルを駆使しつつ魔化魍と戦うヒビキの必殺技は、音撃棒烈火「阿(左用)」「吽(右用)」と音撃鼓・火炎鼓から直接魔化魍に音撃「清めの音」を叩き込む「音撃打 一気火勢の型!」接近戦用であるため魔化魍からの反撃というリスクも大きいものの、この攻撃を得意技としているヒビキは仲間からも一目置かれる存在となっている。それもそのはず、ヒビキは20年近く魔化魍と戦い続けている歴戦の勇士なのである。
しかし素顔のヒビキはとても人当たりが良く気さく。常に魔化魍との戦いには細心の注意を払いつつも、人を和ませることを忘れない「大人」である。その人柄から各地に心を許せる老若男女、数多くの友人を持ち、その土地土地で歓迎を受けている。子供たちに対しても対等な友人として接し、進路に悩む少年・安達明日夢には「自分を信じること、それが君が君らしくあるための第一歩なんじゃないかな」と語りかける。その優しさこそヒビキの強さの秘密なのかもしれない。
Posted at 2005/11/04 00:57:21 | |
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