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同行二人の"同行号" [フォード フィエスタ]

静穏処理 (18) 排気系こもり音対策

投稿日 : 2009年09月06日
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Piper Sport CAT のパイプの触媒・サイレンサー以降にグラスウールバンテージ(イーエスティー)を巻き,その上からシルバーの耐熱塗料(カンペハピオ)を塗装。

バンテージの両サイドはステンレス製ホースバンド(直径40~60mm用)でパイプに固定。


リア側の純正パイプとの接続部(画像中央部)にはマフラー補修用のバンテージが巻かれていたが,一部が熱で硬化して剥がれ落ちていた(関連整備手帳 http://minkara.carview.co.jp/userid/121170/car/195494/883615/note.aspx)。これはディーラーの作業だったが,バンテージの上に耐熱アルミテープを重ねるべきだろう。今回,そのバンテージ部に耐熱塗料を厚塗りし,さらにその上からグラスウールバンテージを巻き,もう一度塗料をスプレーしている。

なお,純正状態ではエキマニ以降はパイプはマフラーエンドまで繋がっていた。


グラスウールバンテージはしなやかでやわらかいのだが,材料の性質上細かい破片が飛散するので,施工時には肌や目の露出はできるだけ避けた方がよい。あらかじめ水で十分に湿らせておくと作業しやすい。
2
センターパイプ以降の純正パイプもリアサイレンサーまで同様に処理(耐熱塗料はブラック)。

純正パイプの方がわずかに径が小さいが,長さ15メートルあったグラスウールバンテージを使い切ってしまった。余れば触媒前のパイプや取り置きしてある純正エキマニと純正触媒周りのパイプにも巻こうと思っていたのだが・・・


3
この機会に下回りのコートを補強。純正コートの上から白のアンダーコート(タイホーコーザイ)を重ね塗り。

純正コートのない部分にも塗っていったが,それぞれの部位を厚塗りするにはスプレー4本使っても足りずムラが・・・(スプレー1本は420ml)。


見ため以上に効果は高く,雨水や砂が下回りにあたる音が聞こえなくなる。
4
作業はアパート横の駐車場の空きスペースの隅を借用して行った。

リアのみジャッキアップしたがスペースが狭く作業はかなり難儀した。現役を引退した寝具(シーツ類)をボディの下に拡げ潜り込んで作業。シーツ類は作業中に丸めて枕代わりに使ったり,塗料が飛散したり垂れてアスファルトを汚すのも防ぐ。


この画像はリアタイヤハウス下面。手が届きやすかったのでアンダーコートの重ね塗りに成功。この機会にこの周辺のフレームの腔所にウレタンフォームを充填。
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約10日後,触媒の前方のパイプに別途に入手したグラスウール製のバンテージ(YAZAWA 耐熱バンテージ YGT50,耐熱温度がやや低いが割安)を追加。

以上によって,無処理のときのような背中~首~アタマがボーっとするような不快感はすっかり解消できた。

徐々に処理していくと気づかされるのが,これまで気にならなかった部位からの騒音の侵入。結局,エキマニ周辺から騒音が室内に入ってくるのが明確になる。
6
一般的には現状でも十分に静かと思われるとともに,ふけ上がりや加速もこれまでで最も良いのだが・・・純正エキマニ・純正触媒に戻すことを想定し,取り外されている純正品にもこの機会にバンテージを巻いておくことにする。


左画像は純正エキマニを耐熱塗料(シルバー)で塗装(関連整備手帳 http://minkara.carview.co.jp/userid/121170/car/195494/887187/note.aspx)し,制振によるこもり音抑制が期待できそうな箇所にグラスウールバンテージを巻いている作業の途中段階の様子。

バンテージはステンレス製の針金(細。100円ショップ Seria にて購入)で固定。バンテージのほつれが生じそうな部位にマフラー補修用パテ(濃い灰色)を塗り込んで固める。
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純正センターパイプのサイレンサーの前方と後方のパイプも同様に処理(左側)。
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このあと,バンテージを耐熱塗料で塗装。本来は車体に取付後,バンテージを十分に焼いてから塗装する方が良いはずだが,焼いた後に再び外して塗装することは現実的ではなく,焼いた後に潜り込んで塗装することも不可能と思われるため,焼き入れ前に塗ってしまう。

サイレンサー後方のパイプは実際に交換する際に処理することにする(後方部はマフラーと接続後にバンテージを巻くことになる)。左の写真(上)は接続部に「コネクタパイプ(フォード純正の排気系の補修用部品)」(右端のシルバーの部位)を仮合わせしてみたところ。フランジがないのでこのコネクタで再接続する。




※ 今回のバンテージの使い方は一般的な遮熱や保温対策ではなく,こもり音・振動対策を意識したものです。ただし,保温によって排気効率が上がることが振動・こもり音防止に繋がっていると考えられます(排気系の遮熱・防音処理は別途にボディ側にも行っています http://minkara.carview.co.jp/userid/121170/car/195494/1609321/photo.aspx)。こもり音対策のため,バンテージにはあえてグラスウール製のみを使用しています。

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