[社外ハイマウントストップランプ] 防水強化コーキング

欧州の比較的安価な社外ランプユニットは防水性や耐候性が低いものが多いようです（生産はアジアだったりします）。

ヘッドランプや以前付けていたサイドウインカーレンズも例に漏れず。


今回はそれらに引き続きハイマウントストップランプのレンズ周辺へのコーキング剤の追加を行いました。大雨や洗車の後には，しばしばレンズ内に多数の水滴が発生したり，ひどい時には水がたまってしまうためです。


※ 画像はコーキング後

このハイマウントストップランプは点灯時はLEDが明るく美しいのですが，レンズ表面のプラスチックには曇りやヒビが生じます。

ウォッシャー液のノズルをマウントするゴムも耐候性が低く，萎縮やひび割れが見られます。


ボディへの固定面の造りも甘く，きっちりフィッティングしないので両面テープで固定してありますが，ユニットの上辺は画像のようにボディとやや隙間ができてしまいます。


※ 画像はコーキング後

コーキングにあたっては，ランプユニットをボディから取り外すことなく，ホームセンターで売っているバスボンド（半透明のシリコン）をヘラを用いてレンズ周縁に詰めていきました。

この画像ではレンズ上辺の右側がボンドを埋めた後で，左側が元の状態です。


ヘラで隙間に少しずつボンドを詰めていったので，ボンドには気泡がたくさん入ってしまいました･･･


元の状態ではコーキング剤が少ない＆均質ではなく，力をかけれると表面のレンズが浮いてしまう部位もありました。

マスキングはせず，はみ出したボンドは楊枝で除去し，最後にパーツクリーナーを含ませたキッチンタオルで拭き上げました。

数日前にウォッシャー液のノズル周辺のゴムにラバープロテクタントを噴霧，さらに後日にレンズとゴムの隙間をボンドで埋めておきました。

こちらはキレイに仕上げることができませんでしたが，なじめば気にならなくなるか，はみ出たボンドをカッターナイフ等で整形しても良いでしょう。

コーキング部のアップ。

レンズの下辺は隙間が少ないくて作業しにくい＆また水が入った際に多少は隙間（？）が残っていた方が良いと考え処理しませんでした。


他のレンズの経験で言えば，今回の処理で水漏れは解消するだろうと考えています。ただし，今回使用した半透明のバスボンドはそれほど耐候性が高くないため，数年後が心配ではあります。