[エアフィルタボックス] エアベントホース交換 (純正 → SAMCO)
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
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純正ホース(品番 1N1G-6853-AB; 1148122)とSAMCOホース(TB1945)の比較。
SAMCOのホースの方がかなり肉厚で外径も大きいです。対応するホースバンドは22mm用(ホースキットとともにかつて入手していたキット対応の専用バンドセットから選択。バンドそのものは汎用品です)。
純正ホースは,エアフィルタボックスの開口部へ接続するコネクタとのアッセンブリーになっています。
12年・34万km以上使用したホースには表面にクラックが生じている他,エンジン側がやや薄くなってクセがついています。かつてそこが緩んだのでタイラップで締め上げていました(画像2参照)。
樹脂製のコネクタはとくに劣化は感じられないので,そのまま再利用します。クーラントホースの樹脂製コネクタ(
http://minkara.carview.co.jp/userid/121170/car/195494/3310980/note.aspx)もそうでしたが,こういったところは樹脂製ながら耐久性は高いようです。
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接続部周りを清掃し,コネクタを付けたホースをつなぎます。
ホースバンドは大柄のためエアフィルタボックスと干渉してしまいます。劣化した純正ホースよりかなりしっかり固定できるので,このバンドは使用しませんでした。ただし,走行中に熱が入るとホースが軟化して緩む可能性があるので要経過観察です。
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エアフィルタボックスを戻して作業完了。
青いホースは一部のみが見えるくらいになりますが,むちむちしていて意外と目立ちます。
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今回の作業をしていて気になったのが,インテークマニホールド各部の樹脂の合わせ目に隙間のある箇所が多いこと。
一部の合わせ目には液体ガスケットが使用されていることが外からでも分かり,そういった部位には隙間は見られません。隙間が生じている場所はガスケットを要しない部位なのか,製造時のガスケットの使い方が甘かったのか,経年でガスケットが痩せたのか,これまであまり気にしていなかったこともあって判然としません。
意味や効果はないかもしれませんが,大きな隙間には表面からシリコンボンドを詰めておきました(この画像は隙間へのボンド詰め前後の例)。
ホース交換だけなら1時間もかからないのですが,各部の清掃やこの作業を含めるとほどほどに時間がかかってしまいました。今回交換したホースの接続先にあるブリーザーフィルターも交換時期ですが,あまりの寒風と小雨が来たため今回はここで撤収。
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補修でしのいでいるベンチレーションチューブは未交換のままとなっていますが,近い将来のオイルセパレータ周りのリフレッシュ(ガスケット,シール,PCVバルブとの同時交換)を目指して準備を進めます(参考
https://www.fusionguru.ru/forum/viewtopic.php?f=107&t=10023&start=20)。
この画像はベンチレーションチューブの断面。2本だけ内層が黒なのはなぜだろう? と思っていました。耐油のためクーラントホースとは材質が違うのでしょうね。キットには品番と取付箇所の対応等を示す取説は付属しておらず,冷却系の見えないところかヒーターコア周りのホースかとばかり思い込んでいました・・・
繊維の織り込まれ方からは,純正のように縦にぱっくり裂けてしまうことはなさそうです。パフォーマンスにはとくに影響のない部品とはいえ,純正と比較して割高なわけでもなく(キットで入手するとむしろかなり割安),多走行だと選択して良かったと思えるアフターパーツです。
2017年11月 34.6万km
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