目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
まずは相当久しぶりにバンパー外しを。
結果的にはグリルとアンダーカバーだけはずせば取付は可能だったと思われますが、作業着手時点では、ホーンを移設すればラジエーター&コンデンサーの右前部に付けられそうだくらいのアタリはつけていたものの、縦横どちら向きに付けるか、どのように固定するかなど未定でしたので、その検討のためにも取り外しが必要でした。
(写真では、すでにホーンを仮移設してあります)
ターボ化して前置きインタークーラーつけていたりするとこの場所はNGで、右タイヤ前の空間に設置するしかないかと思います。
(そのような事例は他の方のページで拝見したことがあります)
2
ATFクーラーをATF配管ルートのどこに割り込ませるか、つまり、ラジエーターより前に付けるか後に付けるかですが、ATFによる水温上昇の抑制及び水温を利用したATFのオーバークール抑制を期待してラジエーターの前に設置することとしました。
よってATFの流れるルートは、
AT→ATF油温計センサーブロック→ATFクーラー→ラジエーター→AT
となります。
写真左側のラジエーターと右側のセンサーブロックの間に入れることになります。
3
手始めに既設ホースのラジエーター側をはずしてATFクーラーからの配管に付け替えを。
が・・・、キットに付属の内径10㎜(実測約9.5㎜)のホースがガバガバ。
ラジエーター側の配管(写真中ほどのラジエーターから出ている管)の外径を計ったら6.5㎜くらいしかありませんでした。
ATから出てゴムホースに至る金属製配管部分の外径が約10㎜だったので内径10㎜ホースで大丈夫だと思ったのですが・・・ホース接続部は細くなっているのかもしれません。
ともかく作業続行は不可能になりましたので、もとにもどして仕切り直しに。
ちなみに写真のペットボトルは既設ホースを外した際に漏れるATFを受けるために設置したものですが、漏れた量はほんのわずかでした。
4
管径問題を解決するため、ネットでいろいろ調べた結果、新たなパーツを導入しました。
異径ホースの変換ジョイントです。
(バイクの燃料系用として売られているものです)
油温計センサーブロック側は、みたところ外径10㎜の管に内径の小さい既設ホースを無理やり接続しているように思えた(昔ショップで付けてもらったものなので・・・)のでそちらには不要と判断し、ラジエーター側用として1つ用意しました。
5
写真の向きがこれまでと逆(右がラジエーター)ですが、ホース接続完了状況です。
センサーブロックの管はやはり外径10㎜でした。
そこにキット付属のメッシュホースを接続。
この管がATクーラーに入る方になります。
ラジエーターから出ているホース(ATクーラーから出てラジエーターに入る方)の途中にある2個のステンレスバンドの部分に変換ジョイントが装着されています。
ちなみに、こちらのホースはキット付属ではなく別途購入した内径9.5㎜120℃耐熱ゴムホースです。
キット付属のホースは2mという微妙な長さでしたので、設置方法により万が一作業中に足りないことが判明するとまた元に戻してやり直しになってしまいますので保険です。
結果的には付属メッシュホースが80cm使用120cm余り、追加購入ホースが100cm使用100cm余りでしたので、買わなくても足りたのですが。
6
クーラー本体ですが、内部がATFできちんと満たされて効果を発揮するためには、上から入って上から出る設置方法が良いようですね。
本体をセットしてみてスペース的にはそのように設置できる目処が立ちましたので、とりあえずインシュロックで仮固定を・・・。
専用キットじゃないので固定方法は自分で考える必要があります。
とりあえずボディ側の固定箇所としては、コアサポートの未使用穴(M6ボルト使用可)及びホーン撤去跡(M8ボルト使用可)を選定。
ただし、ワンオフのステーなどを作る金属加工設備や技術はありませんので、そこらのお店で手に入るパーツを組み合わせて対応すべく、考えること約1週間・・・。
7
こんなの見つけました。
またしてもバイク屋さんのパーツですw
8
こんな感じで固定できました。
若干心配したコアサポートから飛び出したボルトとボンネット裏との干渉もありませんでした。
あんまり恰好よくはないですが、とりあえずこれで十分。
そのうち何かより良い案が思いついたら変えるかもしれませんが。
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