スズキ乗りの聖地、浜松市にある「スズキ歴史館」へ行ってきました。
今回は宿泊せずに、弾丸ツアーで日帰り。
東海北陸道で帰りの濃霧に悩まされた以外は絶好調でした。
でも疲れた~。
長文だらだらと書き綴っているので見難いかもしれません(^_^;)
スズキ歴史館は、スズキの本社の真向かいに併設されているメーカーオフィシャルのミュージアムです。
なので、歴史館と本社の駐車場に並んでいる車を合わせると2輪・4輪の絶版・珍種含めて全てのスズキ車を一度に目にすることが出来ます。
駐車場に車を停めて、歴史館へ入るまで隣にある本社の駐車場にある車が目に入るのですが
普段あまり見かけないSX4セダンや、ポリ仕様では無いキザシ、黒ハッチの初期型エリオなど、普通車がかなり充実していました。
あとは、まだ発売されていないはずのオレンジ色のバレーノが普通に停まっていたり!
ここを眺めるだけでも十分に楽しめます。
早速、歴史館に入って受け付けを済ませ、1Fの展示ギャラリーで目に留まったのは2台のオートバイ。
GSX1100S カタナ
隼
この2台は記念撮影コーナーのバイクで、実際に跨って撮影する事が出来ます。
因みに隣のミニバイクは子供用です。「40kg以上の方が乗ると壊れる可能性があります」との注意書きがありました。
僕が乗ると確実に壊れますね(笑)そっと眺めるだけにしておきました。
自分自身、バイクに跨るのは初めて。ハンドルを握ると前傾姿勢になるんですね。
受付のお姉さんにお願いして、乗ったところを撮影して貰いました。
カタナと隼、この2車に触れることが出来ただけでも嬉しかったです。
1Fのスペースには他にも最近の4輪の展示が。
手前から、ラパン、アルト、ハスラー、イグニス、バレーノ、ソリオバンディット
最新型のバレーノは5/13に発売予定のターボグレード(XT セットOP装着車)でした。
チェックしている車なだけに、座って触って色々見てきました。
スタイルも綺麗だし運転も疲れにくそう。間違いなくいい車だと思います。
他にもレーシングバイクがズラリと。
ここの1Fだけで、30分以上滞在してしまいました。
順路的には3Fからなので、3Fを見てきました。
スズキの原点、織機の説明から始まります。
館内はビデオで映像を交えて説明してくれる所が多く、とても興味深く見ることができます。
「お客様が欲しいものをつくる」という会社発足当時からの社長の言葉は、今でも引き継がれていて、感慨深いものを感じました。
その後、エンジン付自転車からオートバイに発展するまでの歴史を見ました。
同じ浜松がルーツのホンダとも共通するのですが、「自転車にエンジンを付けて楽にしたい。」というのは、この地方の強い風が影響しているのかも知れないなと感じました。
4輪です。
キャリイのコーナーでは、当時の浜松の景色と共に説明が楽しめて「三丁目の夕日」の様な雰囲気に黄昏てしまいました。
超レア車のフロンテ800。
スズキは60年代に既に登録車を販売していました。
当時のライバルで言えば、トヨタのパブリカやマツダのファミリアといったところでしょうか。
駆動方式は当時珍しかったFFで、エンジンは2スト3気筒の800ccでした。この車のエンジン音を本気で聞きたいです。
スタイルも洒落ているのに、販売面では他のメーカーには全く敵わなかったのが非常に残念。
個人的にはスズキの4輪の中で一番のレア車だと思っています。

初代アルトとその乗用車版のフロンテ。
僕が3歳位の頃まで、この白いフロンテに母親が乗っていました。
4ストエンジンで静かに走るフロンテに対して、2ストで「パンパン」言わせながら走っていたアルトを見て、「同じ車からジムニーのエンジン音がする」とすごく不思議に思っていた当時の自分を思い出しました。
2車を前から見ると、グリルの車名エンブレム以外で区別は難しいのですが、リヤへ回ると明確に。
商用車のアルトはテールゲートがバンパー上から開きますが、対する乗用車仕様のフロンテはリヤガラスハッチのみ開閉できる仕様です。
80年代のオートバイ

RG250ガンマ
正直、2輪の知識には疎いのですが、カタナと同様、色々な所でこのバイクの名前を良く聞きます。
高回転型エンジンを表すかのように。タコメーターが3000回転から始まります。
これが高回転フルに回ると…。僕は怖くて乗れないと思います。
最近の変わった車達
どの車も個性豊かでスズキの変態度を象徴していますね(笑)
特に、TWINやチョイノリは僕が免許を取った年に発売された商品で、本当につい最近出たようなイメージです。
それでもここに並ぶという事で、時の流れを感じてしまいます。
X-90は当時実際に近所で走っていましたし、それほど珍しくもないと思っていましたが、後々かなりの珍種である事が分かって驚いたことを覚えています。
ベースは僕が昔乗っていたエスクードで、ボディーも重心が低くて軽そうなのでエスクードとはまた違った感覚が味わえるんだろうなと思いました。
ようやく、3Fのギャラリーを抜けて2Fへ。
2Fは車の生産や開発、テストの工程の説明やシアターがありますが、3Fに負けじと内容が濃いです。
この時点で3Fに1時間滞在いたので、閉館まで30分前の状態。2Fは以前来たときに見切れなかったコーナーだけを見て回りました。
そして、閉館10分前。1Fでお土産が販売されていたので購入。
ここでしか手に入らない聖杯(スズキの初代湯呑み復刻版)を手に入れました。
ここに来た目的のひとつでもあったので、無事手に入って良かったです。
この時点でまだ閉館まで6分。
蛍の光が流れる中、バレーノをもう一度乗って見て回ってきました。
閉館のアナウンスが流れ、歴史館を後にしました。
前もそうでしたが、全てじっくり見ようとすると2時間では回りきれません。
僕は少なくとも4時間は無いとダメです(笑)
次に来るときにリベンジします。
~おまけ~
美味しい食べ物。昼夜共に浜名湖SAで食事。
昼食:あおさラーメンと唐揚げのセット
頼んだのはチャーハンセットだったけど何故かこちらが出てきた(笑)
値段が一緒なのでまぁ良いかと。
塩系のスープにあおさが良く合いました。
夕食:うな重(ランク:竹)
お金が無いのに少し贅沢しました。
皮がパリパリでうなぎも大きくてとても美味しかったです。
