毎日暑いですね。
夏といえば海!ですが、今年も特に海にいくことはなかったので、ちょっとアップのタイミングを逃してしまった写真を何枚か。
これは
今年のGWに神戸港を遊覧船で回ったときの写真です。
遊覧船でですから、もちろん立ち入り禁止区域には一切立ち入ってませんし、撮影禁止のアナウンスも表示もなかったですよ。
神戸港の遊覧船乗り場(中突堤)にくるとまず目に飛びこんでくるのがこれです。

潜水艦!
神戸といえば潜水艦。
みんな知ってますね。
神戸には川崎と三菱の造船所があって、海上自衛隊の潜水艦はここで作られているんです。
建造中の潜水艦を見ることができるのはここしかありません。
写真は飲食店街の「モザイク」の奥側にある川崎神戸のNo.4ドック北隣の岸壁です。

先ほどの潜水艦を遊覧船から。
潜水艦という特性上、なんという艦なのかまではわかりませんが、尾部のX舵から「そうりゅう」型潜水艦だとわかります。
白煙はディーゼルエンジンの排気でしょうか。
「そうりゅう」型潜水艦(水中排水量4200トン)は平成16年度から整備を開始した海上自衛隊最新の潜水艦で、スターリング機関を搭載して潜行時間を大幅に伸ばすことが可能になりました。

同じ潜水艦をポートタワーから。
観覧車と潜水艦を同時に見ることができるかなりカオスな写真になってしまいました(笑)

こちらは川崎神戸の第7船台。
巨大なクレーンが雰囲気ありますね。
川崎神戸では民間用のばら積船のほか、海上自衛隊の艦艇を建造していて特に潜水艦は三菱神戸とここ川崎神戸でしか建造していません。

艤装中のばら積運搬船「FLORENCE K」(総トン数33500トン)です。
この写真を撮る直前の4月19日に進水したばかりのようですね。
貨物を積んでいないため喫水線からかなり下まで見ることができます。

こちらも川崎神戸。
No.2ドック横に「そうりゅう」型潜水艦が停泊していました。
川崎神戸が建造した「そうりゅう」型は2番艦「うんりゅう」と4番艦「けんりゅう」ですが、この2隻になるのかな?

その川崎神戸のNo.2ドックではさらに1隻潜水艦が入渠していました。
整備・修理中でしょうか。
「おやしお」型潜水艦(水中排水量3500トン)ですね。
同じ葉巻型の船体をもつ潜水艦ですが、セイルから艦首までの形が「そうりゅう」型とずいぶん異なります。
舵もX舵ではなく通常の十字舵を採用しています。
「おやしお」型は海上自衛隊主力の潜水艦で平成10年3月に1番艦が竣工されて以来11隻が就任しています。
初期の艦は計画時の艦齢が16年に近づきつつありますが、防衛大綱の見直しで潜水艦を16隻から22隻体制を目指すことになりましたから寿命延長工事をやっていたのかもしれませんね。
それにしても・・・・薄い網シートでは目隠しにもなってないと思うのですが・・・・(^^;

こちらは三菱神戸。
「おやしお」型潜水艦ですね。

別アングル(遊覧船からですよ)から「おやしお」型を。
セイルの旗は国旗・・・じゃないですよ。
隊司令旗(甲)です。
潜水隊司令が乗艦されてたのかな?

建造中の「そうりゅう」型・・・・かとおもいきや、修理中の「おやしお」型ですね。
修理中でも自衛艦旗を掲げるんですね。
三菱神戸は2012年に商船建造から撤退して船舶用ディーゼルエンジンや潜水艦建造に特化した造船所となっているようです。
潜水艦は以上。
ではその他に・・・・

ポートタワーからメリケン波止場をみたところです。
海上保安庁の巡視艇PC-55「ふどう」(総トン数125トン)です。
「よど」型(35メートル型)巡視艇の5番船で消防能力向上型です。
毎分16800リットルの放水量をもっています。
東日本大震災ではコンビナート火災などで活躍した消防艇の活躍が見直されて老朽化した消防艇(何と昭和45年~52年竣工の大ベテラン船だ!)の代替として平成23年度補正予算で6隻が計画されました。

神戸大橋を挟んで海上保安庁のヘリコプター搭載型巡視船PLH-07「せっつ」(満載排水量4037トン)です。
「つがる」型(ヘリコプター1機搭載型)の6番船で昭和57年に竣工しました。
Posted at 2013/08/18 01:04:30 | |
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