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アスロックのブログ一覧

2016年04月10日 イイね!

であごすてぃーに一式戦闘機(キ43)

さてであごすてぃーにのWW2傑作機コレクション04号です。

04号は一式戦闘機「隼」です。


モデルのほうはフォルムは悪くありませんね。
筋彫りなどは一部省略されて代わりに黒の線で表現されているのは好き嫌い分かれると思いますが、私はさほど気にならないかな?
主翼には200リットル落下タンクを装着することが出来ます。
胴体下につけるわけじゃないので、スタンドを組みつけても邪魔にならないのがいいですね。


塗装のほうは緑色ではなく無塗装銀に緑のまだら模様が施されているもの。
飛行第五四戦隊の機体を再現しています。



風防前には望遠鏡状のものがありません。
九六式艦戦や九七式戦闘機などにはついてるあの望遠鏡のようなものは照準器でレンズを用いた望遠鏡式照準器です。
あの筒状のものを覗いて照準して射撃するわけですが、当然見難いですし、照準中は周囲が見えないので空中戦では不便で、零戦では今のヘッドアップディスプレイのようなガラスに照準輪を投影する光像式が採用されています。
一式戦闘機も途中の生産型(二型の途中)から光像式が採用されています。
ということでこのモデルは二型というわけです。



こうしてみると翼が本当に長く、面積も広そうですね。
一式戦闘機は全幅11.4m、全幅8.8m、自重は1.58トン。
これは軽い!
ほぼ同時期にデビューした零戦が全幅12m、全長9.05m、自重1.75トンとわずかに一式戦闘機よりも大型でちょっと重いんですね。
零戦は格闘戦を重視した戦闘機だと知られていますが、一式戦闘機も同じく格闘戦を重視した軽戦闘機。
メチャクチャ軽いことがわかります。
一式戦闘機はその前任になる九七式戦闘機の影響を強く引き継いでいます。
空中戦=格闘戦という認識が強かったのか、陸軍は卓越した格闘戦能力を持つ九七式戦闘機の後継として昭和12年に中島に試作発注したわけですが、昭和14年に発生したノモンハン事件で九七式戦闘機はその強力な格闘戦能力を活かしてソ連戦闘機を圧倒したこともあり、格闘戦信望となったわけです。
九七式戦闘機は優れた格闘戦能力をもっているわけですが、その後継ともなればやはり速度性能の向上を求められます。
九七式戦闘機は650馬力のエンジンをもち最高速度468km/h、高度5000mまで5分38秒に対して新型戦闘機の要求は最高速度500km/h以上、高度5000mまで5分以内の上昇力というものです。
速度が速いということはさらに大きな出力のエンジンを搭載することになります。
当然重くて大型のエンジンを搭載するわけですが、要求仕様にはこうかかれてたそうです。
「九七式戦闘機と同程度以上の運動性能」
上昇力と速度を向上させて機体が重く大型化すれば運動性能は落ちてしまいますが、この無茶振りのなかで九七式戦闘機の拡大発展型ということで開発を進め、なんとか昭和13年12月に試作機がキ43として完成してテストされました。
性能はほぼ合格だったものの、水平旋回戦闘では勝てないからと審査官はNG判定。
採用の価値無しと判断されてしまったわけです。




中島では治具すら撤去したようですが、このとき太平洋での戦いでは陸軍はマレー半島で作戦を行うわけですが、九七式戦闘機ではそこまでの航続距離はありません。
そこでこのキ43の試作機に注目されたわけです。
要求仕様では800km以上の航続距離ですがキ43は落下タンクなしで1200km、落下タンク付で最大2600kmの航続距離。
九七式戦闘機の航続距離が627kmですから4倍以上にもなるわけです。
これでわずか40機の限定配備が行われたわけですが、非常に優れた活躍をするわけです。
水平旋回では負けてもそりゃ上昇性能が九七式戦闘機より向上してるなら水平だけでなく垂直方向での戦いに持ち込めば圧倒的な格闘戦能力を発揮できるはずです。
これで昭和16年に制式化され一式戦闘機」となったわけです。
その調達数は陸軍最多の5751機。
零戦とほぼ同時期にデビューしながらも隼のほうが1年遅い「一式」なのはそういう理由だったりします。



一式戦闘機「隼」ですが、どうも現場では「一式戦闘機」とも「隼」ともあまり呼ばれていなかったようですね。
略号の「キ-43」と呼ばれてたようです。
実際の操縦席内の銘板にも「キ43」とかかれているようで○型などの型式については防諜上の関係で未記入なんだとか。
この辺はちょっと面白いですね。
ところでこの写真だと胴体の日の丸の手前にちょっと大きな四角いパネルがありますね。
これ実は・・・・
非常脱出扉なんです。
知らなかった・・・・。




こうしてみると大型の機関銃がみえませんね。
もともと陸軍の要求では7.7mm機銃2挺だったわけですが、これは後にホ一〇三12.7mm機関銃に変更されています。
零戦は20ミリ機銃を装備してたのですが、キ43は装備できませんでした。
その理由は翼の構造で、零戦は超超ジュラルミンを使った超軽量・強度構造材で主桁を作ったために主桁が2本だったのに対してキ43は従来材料だったので強度維持のために主桁を3本にせざるを得なかったわけです。
当然主翼内部のレイアウトにも関係してくるので20ミリ機関銃を搭載できず、主脚の引込構造も場所が取れなかったので主翼付け根の前縁を膨らませる形にせざるを得なかったようです。
とはいえ、一方で燃料タンクは防弾対策がされていました。
アルミ合金製のタンクの周りをゴム皮膜と絹製フェルトで覆っていたわけです。


以上、キ43一式戦闘機隼でした。
Posted at 2016/04/10 02:25:50 | コメント(0) | トラックバック(0) | ミリタリー雑誌 | 日記
2016年03月02日 イイね!

であごすてぃーに零式艦上戦闘機五二型

気がつけば3月ですよ。
つい先日年が明けたばかりだというのに、はやいなぁ・・・
さて参議院選挙を意識してだと思いますが組合の選挙協力がかなりうざい。
特定の政党の候補予定者について応援カードを住所電話番号付で署名して提出しなければなりません。
しかも自分以外に誰か最低1名書けです。
もちろん強制ですわ。
拒否なんてしようものなら。。。。。なのは社会人なら誰もが想像出来ると思いますがその通り。
自分の名前だけは嫌々書くのはまだしも、最低もう1名って誰をかけっていうんだよ?
個人情報込みで関わりたくもない政党にその応援カードが行くんですから、勝手に名前を書くなんてのはもってのほか。
しかしこういう応援カードなんぞ書かせて、支持率が上がると本当に思ってるんですかね。
むしろ逆効果でしかないのに。
「民主主義を取り戻せ」なんて寝言ほざいてないで自分のとこが強制させてるこれをどうにかしろや。
別の会社の友人もやはり同じようなことを組合から強制されてウンザリしてるようです。
で、誰の名前書けばいいんだ。。。。。?


で。

であごすてぃーに。



・・・まさか買うことになるとは思わなかった。
自衛隊モデルコレクションでさんざん懲りたのに。
でも気がつくと本屋で手にとってレジに並んでいる。
神よ・・・・愚かな私めをおゆるしください。



第2号は零式艦上戦闘機五二型です。
零戦といえばやはり濃緑色の五二型をイメージする人が多いのでこれは順当かな。


サイズは1/72。
一般的な飛行機モデルのサイズですね。
F-15など現用機に慣れるとかなり小柄に見えるサイズですがダイカストモデルだけあって質感はバッチリあります。



全体のスタイルはよい感じです。
1号の紫電改と同じく上面は筋彫り、下面は筋彫り+黒線で凹凸を表現しています。
あ、ちなみにキャノピ後方にあるはずのアンテナがありませんが・・・・
写真撮ってるときにくしゃみしたらぶっとんでどっかにいっちゃったんです・・・(涙)


こちらは実機の零戦(浜松広報館の五二甲型)。


こちら実機(大和ミュージアムの六三型)です。




実機に比べると今回のモデルは機体下面の灰色が妙に緑っぽく、色も濃い気がしますが、このモデルと同じ二〇三航空隊は機体下面は飴色のようだったのできっとこれに近い色だったんでしょう。


五二型で一番の特徴といっていい単管式排気管が表現されています。
悪くありませんね。
若干強調しすぎな気がしないでもないですが、色がちょっと。
モデルでは茶色く塗られていますが実機のように黒鉄色で塗りたいところですね。
カウルがシンプルすぎな気がしないでもないですが、機首周りは1/72というサイズや2000円という値段、ダイカストモデルだということを考えれば十分な出来だと思います。
スピナが赤なのは好み分かれると思いますが。



こうしてみると細い機体に対して主翼が広いですね。
いかにも翼面荷重が低そうです。

零戦は非常に軽量なのも特徴で、自重が1.88トン、正規全備重量でも2.7トンしかありません。
自重はトヨタノクラウンマジェスタとほぼ同じしかないわけです。
全幅11メートル、全長9.1メートルと、車と比べたらはるかに巨大な戦闘機が車と同じぐらいの重さしかないんです。
めちゃくちゃ軽いですね。




横から。
視界が非常によさそうなキャノピ、流麗な機体がよく表現されています。
零戦といえば類まれな機動性を知られていますが、その操縦システムも非常に興味深いものだったりします。
高速で飛べば当然風圧も速くなります。
このとき低速時と同じように舵を切ると、舵を切りすぎちゃうことになります。
つまり過敏なわけですね。
自動車を運転するときを頭に浮かべると判りやすいですが徐行のときはハンドルをそれなりに切りますが高速道路を走るときは軽く切るだけですよね。
大きく切ったら大きく道を外れてドーンですから。
これと同じで低速飛行時と同じ感覚で高速飛行時に操縦桿を動かすと意図した以上に動きすぎてしまうわけです。
現在の航空機はフライバイワイヤで入力信号を読み取ってコンピュータで処理して最適な飛行姿勢にするわけですが昭和10年代にそんな技術があるわけもありません。
そこで零戦はどうしたかというと・・・
舵と操縦桿をつなぐ索(ワイヤ)の剛性を落として、伸び縮みする程度に細くしたわけです。
低速は風圧が小さいので伸びが小さく、舵が大きく動き、高速時は風圧が大きいので伸びが大きくなるので同じだけ動かしても舵が小さく動くわけです。
これで低速から高速まで操縦桿を同じだけ動かしても舵も同じだけ動くようにしたといいます。
これを剛性低下方式というらしいですが・・・
すごい発想ですね。


しかしアンテナがついてないのは寂しい(さんざん探したけどみつからなかった・・・どこにとんでいったんだ!)


3号はドイツ機なので、次は第4号のキ43です。
これはちょっと楽しみなシリーズになりましたよ。
Posted at 2016/03/02 23:39:58 | コメント(2) | トラックバック(0) | ミリタリー雑誌 | 日記
2016年02月14日 イイね!

であごすてぃーに紫電改

ちょっとわけあって今年は早くても秋ぐらいまでイベントにはなかなか行けそうもないかも。
もしかしたら浜松ぐらいにはいけるかもしれませんが丸一日展開になる航空祭は厳しそうです。
仕事のほうはそれほど忙しいわけではないんですけどね・・・・

タイフン浜松にこないかな~



さてほぼ1ヶ月ぶりの更新です。
この間に何気にプロフ画像を2回変えてることに気がつきました?
完璧に趣味です(笑)

さて最近ネットの広告で頻繁に見るので本屋で1冊買ってきてしまいました。

でぃあごすてぃーに。


第二次世界大戦傑作機コレクションです。
自衛隊モデルコレクションで散々だったのに懲りないですね~。
第1号になる創刊号はお約束のように特別価格999円。
2号以降は1998円。
自衛隊モデルコレクションに比べると値段は良心的?



第1号は紫電改。
サイズは1/72でダイカストなので重量感・サイズともにこれは良い!
パパっと見た感じ出来も非常に良いですね。
模型店で売ってる1/72のダイカストモデルと比べても遜色ない出来だと思います。
でぃあごすてぃーにクオリティをイヤというほど実感した身としてはなにやら寂しさもありますが・・・
ということで今回は細かなレヴューはやめて普通に眺めて楽しみました。
あ、別に大戦機のこと詳しくないので細かな違いを指摘できないということはないんだからねっ!!



値段を考えてみてもこれなら満足いく出来ではないでしょうか。
主翼前縁の機銃設置部が妙に浮いているのは御愛嬌。
ちなみに機体下面は筋彫りではなく黒線で再現されている部分もあります。

全80号ということですが、もちろん毎号買うつもりはありませんよ。
だってほしいの日本機ですから(あ。買う宣言してしまった・・・・)
Posted at 2016/02/14 22:46:11 | コメント(4) | トラックバック(0) | ミリタリー雑誌 | 日記
2015年12月06日 イイね!

であごすてぃーにを終えて

-お疲れさまでした。
「ありがとうございます。」

-70号のレヴューをおえてこれで最終号となったわけですが、今のお気持ちはいかがですか?
「一言で言うならようやくおわったすかね。でも少し寂しいような感じがしないでもないです。」

-これまでいくらぐらい浪・・・じゃなくて費やされたんですか?
「今浪費って言おうとした?そうですね、70号のうち59号ですからざっくり計算で14万9千500円ですね。昭和17年頃の零戦の値段が1機15万円ですのでだいたいおなじぐらいでしょうか。」

-ズバリ買ってよかったですか?それとも悪かったですか?
「まちがいなく損のほうが多いです。甘いディテール、ひどい隙間、塗装の間違い、そもそも色が間違ってる・・・」

-じゃあなぜ買ったんですか?
「それでもここでしか手に入らないものがあるのも事実です。94式水際地雷敷設装置や91式戦車橋なんてまず手に入らなかったでしょう」

-それだけですか?
「本紙のほうはオマケ程度ですし・・でもなんだなぁ、つい買ってしまうんだよなぁ。そしてであご泥沼に」

-ああ、つまりお布施?
「お布施ではないですね、あえて言うなら・・・・」

-なんだ、単にドMなだけですか
「おい(怒)」

-結局好きだったんでしょ?このモデルがさ
「・・・・(なぜ急にタメ口なんだ・・・)そうかもしれません」

-ではそのモデルをみていきましょう。

航空機9個編隊計27機

第1編隊 F-15J戦闘機、F-15DJ戦闘機


第2編隊 RF-4E偵察機、F-4EJ改邀撃戦闘機、F-4EJ邀撃戦闘機


第3編隊 T-1B練習機、T-2練習機、T-4練習機


第4編隊 T-2練習機、F-1支援戦闘機、F-104J邀撃戦闘機


第5編隊 F-86F邀撃戦闘機、T-33A練習機、F-86D邀撃戦闘機


第6編隊 E-2C早期警戒機、E-767早期警戒管制機


第7編隊 US-2救難飛行艇、P-2J対潜哨戒機、P-3C哨戒機


第8編隊 HSS-2B対潜哨戒ヘリコプター、UH-60J救難ヘリコプター、SH-60K哨戒ヘリコプター


第9編隊 CH-47J輸送ヘリコプター、AH-1S対戦車ヘリコプター、UH-1J多用途ヘリコプター、OH-1観測ヘリコプター


艦艇4個群計14隻

第1群 DDH「ひゅが」、DDH「しらね」、DDG「こんごう」、「DDG「あたご」


第2群 DD「あきづき」、DD「たかなみ」、DD「むらさめ」、DD「はつゆき」


第3群 LST「おおすみ」、DE「あぶくま」


第4群 SS「おやしお」、SS「みちしお」、SS「そうりゅう」、SS「うんりゅう」

車両5個群計20両

第1群機甲科 87式偵察警戒車、10式戦車、74式戦車、90式戦車、74式戦車改、機動戦闘車


第2群普通科 96式自走120mm迫撃砲、89式装甲戦闘車、73式装甲車、96式装輪装甲車


第3群特科 82式指揮通信車、99式155ミリ自走りゅう弾砲、75式155ミリ自走りゅう弾砲、203ミリ自走りゅう弾砲、MLRS


第4群施設科および武器科 94式水際地雷敷設装置、91式戦車橋、90式戦車回収車


第5群高射特科 地対空誘導弾ペトリオット、87式自走高射機関砲



-よくもまぁこれだけそろえましたね
「・・・ものすごい無駄遣いともいえるかもしれない」

-いくつか買ってないのがありますがこれは何ですか?
「3通りある。ひとつは単純に買い忘れたもの。これはAH-64DとF-2、F-86Fがそうだ。ふたつめは購買意欲にかられなかったもの。例えばサイズが小さすぎるとかそういうものだな。C-1、C-130H、US-1、DDGあまつかぜがあたる。」

-さいごのひとつは?
「買うのをためらうほどアレだったものだ。これは61式戦車、T-4ブルーインパルス、T-4(芦屋)だな。特にT-4はキャノピ後方があまりにアレでほしかったのにあきらめてしまった」

-いくじなし(笑)
「な・・・なぜ・・・・」

-ところで出てほしいモデルはあるんですか?
「もちろんある。というか”帰ってきた自衛隊モデルコレクション”を是非やってほしい。そうだな・・・DD「あさぎり」、DDH「いずも」、AOE「ましゅう」、MST「ぶんご」、T-2CCV、政府専用機、V-107救難ヘリコプター、U-125A救難捜索機、YS-11輸送機、MH-53E掃海ヘリコプター、P-1哨戒機、SH-60J哨戒ヘリコプター、OH-6観測ヘリコプター、03式中SAM、軽装甲機動車&高機動車、92式地雷原処理車、88式SSM、改良ホーク、地対空誘導弾ナイキ、75式多連装ロケット発射機・・・・これぐらいは出してほしい」


買わぬなら俺が買おうであごすてーに。
でした。

Posted at 2015/12/06 23:12:14 | コメント(6) | トラックバック(0) | ミリタリー雑誌 | 日記
2015年11月17日 イイね!

であごすてぃーに69

まさかの3号連続だい!
わ、忘れてたわけじゃないんだから・・・・ねっ。



であごすてぃーに。



69号はまさかの機動戦闘車。
今かなりホットな話題の新装備ですし、モデル化もまだまだ少ないですしね。



最近量産型と思われる写真が出回っていますが今回はマスコミに公開された試作車両です。
これから出るモデルは当然量産型になるでしょうからある意味で貴重といえるかも。



現物を見たことがないので今回はその写真はありません。
なので今回はその雰囲気を楽しみましょう。
機動戦闘車は8×8輪の装輪装甲車に戦車の様な砲塔を搭載した火力支援車両です。
10式戦車に近い(?)形の砲塔がまず目に飛び込んできます。



前から見たところ。
この車両、何気にでかいんです。
幅が2.98メートルですから73式装甲車や96式装輪装甲車より大きく、75式自走155ミリりゅう弾砲と同じぐらいです。
判りにくい例えでGOMEN。


日本版のルイカットやセンタウロ装輪戦闘車両っていったところでしょうか。
全高は2.83メートルと2.3メートルの10式戦車や90式戦車よりも高くなっていますが、87式偵察警戒車とだいたい同じぐらい。
ただし全長は結構あって8.45メートル。
10式戦車の全長は9.4メートルですが、大きく突き出た主砲を含めてなので、それを考えるとこの機動戦闘車はかなり大型に感じます。



モデルのほうはこうやって砲塔を旋回させることができます。
10式戦車に似たような砲塔ではありますが、搭載されているのは105ミリですから74式戦車と同等の火力といっていいでしょう。
砲塔は中空のモジュラー装甲と思われます。



重さは28.7トンといいますから38トンの74式戦車よりもずいぶん軽く、26.5トンの89式装甲戦闘車よりも2トン程度重くなっています。
とはいえ、74式戦車に匹敵する火力と装輪装甲車両のもつ高い機動性を併せ持つので緊急展開時には大きな戦力といえるかもしれませんね。




砲の砲径が同じ74式戦車、同じ8輪の96式装輪装甲車と並べてみました。
かなりの大型車両なのがわかります。
本州からは戦車部隊がほぼなくなってしまうようですが、その代わりに配備される(と思われる)機動戦闘車、どんな車両になるのか楽しみですね。

次号、最終回です。

Posted at 2015/11/17 00:50:06 | コメント(2) | トラックバック(0) | ミリタリー雑誌 | 日記

プロフィール

「佐久間挺長ほか潜水艇の慰霊塔がある鯛の宮神社は呉のタクシー運転手さんも知らない場合もあってちょっと行きづらいのですが、あのあたりは安芸地震で結構被害受けたみたいで爪痕がまだ残ってたりします。」
何シテル?   06/23 21:17
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