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アスロックのブログ一覧

2013年12月06日 イイね!

でぃあごすてぃーに20

もう弁解はしません。
私は負け組みだ!
泥沼から抜け出せない愚か者だ!!

・・・・・
ふぅ、カミングアウトしちゃった。
てへっ。

ということでやっぱり調達しちゃいました。


でぃあごすてぃーに
今回の20号は国産の超音速練習機T-2です。
T-2ファンの私としてはこれは手に入れるしかないでしょう。
なんだか嫌なオーラがぷんぷんしますが、判っていても手に入れるのが愚か者たる所以です(笑)



まず後方から。
結構よくね?
と思うでしょ?



前から。
おっと、なにやらでぃあごすてぃーにクオリティの雰囲気を感じるぞ・・・・



上から見てみましょう。
まず目に入るのが前部胴体と後部胴体の継ぎ目。
結構目立ちますね。
でもこんなのはいいんですよ。


コクピットに著しい違和感。
なぜ計器盤の上部を黒く塗らない?
ものすごくういちゃってます。



胴体下部ですが、ここも継ぎ目がかなり目立ちます。
これはいただけない・・・・

でももっと目に付くのが・・・

この風防とキャノピです。
これは愕然としました・・・・
何ですかこのぶっとい枠は?
機首のピトー管もやたらぶっといし、久しぶりのでぃあごすてぃーにクオリテイでしたorz
日本が世界に誇る傑作機中の傑作機なんだからしっかり作ってよ・・・・


もう決めた!
もう買わない!
決めたぞ!


何?21号はペトリオットPAC3ランチャ・・・だと・・・・?



P.S.
あまりに残念なでぃあごすてぃーにクオリティだったので、キャノピを外して計器盤の上部カバーをマジックインキで黒く塗ってみました。


かなりマシになったと思います。
シートは黒く塗られてるのですからなぜここを塗らなかったのか不思議で仕方ありません・・・
Posted at 2013/12/06 01:11:24 | コメント(2) | トラックバック(0) | ミリタリー雑誌 | 日記
2013年12月05日 イイね!

平成25年度岐阜基地航空祭その4

さて、ここからは地上展示と岐阜基地の南地区で見かけたものを少し紹介します。
地上展示はRF-4偵察機やF-2など各種航空機が展示されていましたが、15万人という途方も無い来場者でごったがえした今年の岐阜基地航空祭、地上展示を見て回る体力は完全になくなりました(苦笑)
ということで格納庫とエプロン端に展示してあった技術研究本部の機体のみ写してきました。


格納庫の中にあったこの奇妙な物体、な~んだ?
これはASM-2B空対艦ミサイルのCFTポッドです。
展示看板によると、T-2練習機の増槽のなかにASM-2B用の誘導部を組み込んだもので、F-4戦闘機に搭載した状態で実空中環境下での性能評価データ(モニタリング試験)を得るためのものなんだそうです。



こちらは99式空対空誘導団(B) AAM-4Bです。
AAM-4Bの改良型でAPAA化による送信電力増大や側方攻撃力の向上、対電子妨害性能の向上、巡航ミサイル性能向上などを狙ったものです。



こちらはF-2の試作4号機に搭載されたミサイル群。
胴体側からASM-2空対艦誘導弾、AAM-4空対空誘導弾、AAM-3空対空誘導弾、そして翼端にあるのは最新の空対空ミサイルのAAM-5空対空誘導弾です。



こちらは開発中の次期輸送機XC-2です。
C-1輸送機の後継として現在技術研究本部が開発中で、海上自衛隊のP-1哨戒機と部分的に共通化をはかれるように同時に開発が進められました。
平成26年度を目処に部隊配備がはじめられるようです。
こうしてみてみると補強用のパッチのようなものを多数みることができますね。



このヘリコプターは試験計測用航空機です。
技術研究本部がBK-117A-4を試験用に使用しているようです。
胴体左側の巨大なポッドが目を引きます。




ため息が出るほど美しいですね。
1日見ていても飽きない美しさ。
世界中探してもこんなに美しい研究機があるでしょうか?
この航空機はT-2CCVです。
T-2高等練習機の試作3号機をベースにカナード翼とフライバイワイヤ、姿勢制御コンピュータを搭載したもので、CCV技術の開発が行われました。
航空機は安定性が高いと操縦がしやすく安定した飛行ができますが、「安定している」ということは機体の動きが鈍くなります。
逆に安定性が低いのであれば機体の動きを非常に敏感にすることができます。
但し不安定な飛行になるので操縦は非常に難しくなります。
現在の航空機はステルスや機動性の向上のために意図的に安定性を失わせた設計になっています。
安定性を失った状態ではまともに飛ぶことが出来ませんし、そんな機体を人間が操縦することは不可能です。
そこでこの機体の姿勢制御をコンピュータが自動的に行って人の手ではなくコンピュータが操縦する技術をCCVといいます。
パイロットは操縦桿に入力するとそれを電気信号で受け取り、機体の高度や速度、角度などの情報から最適な状態に機体を制御します。
T-2CCVはカナード翼を設定して安定性をわざと失わせ、その不安定な状態をコンピュータが姿勢制御できるように研究した航空機です。
姿勢制御技術は国家機密レベルで、F-2を開発する際にも日米共同開発だったのにもかかわらず米国からは姿勢制御のプログラムは提供されませんでした。
日本はこのT-2CCVを使って一から飛行制御システムを開発して作り上げてしまったわけです。
T-2CCVで得られた技術はF-2にも活かされています。



ここからは岐阜基地のちょっとした様子を。

南地区では見事な紅葉を見ることが出来ました。
航空機と紅葉、航空祭で無ければ見ることは出来ませんね。



こちらは南地区にある広報館です。
ここは戦前陸軍飛行第一聯隊の将校集会場だったようです。
現在は渉外・広報室として使われているようですが、中を見てみたいですね。



広報館横にあった旧海軍の零式三座水上偵察機の残骸です。
屋根も無い状態ということもあって非常に保存状態は悪いのですが、非常に貴重な資料的価値があると思いますのでいつかは室内展示になってもらいたい。。。。



岐阜基地正門の後ろには業務車が駐車されていました。



岐阜基地の殉職者慰霊碑です。
国を守ること、空を飛ぶことは死と隣り合わせの部分があります。
日本を守るために事故などで多くの自衛官が亡くなられています。
日本という国が安全でいるためにはきびしい訓練、高度な技術、休みない監視といった絶え間ない努力あってこそです。
安全の代償は自衛官の尊い犠牲があるということを忘れてはいけませんね。
これからも日本の平和と安全を見守ってください。




こちらはランウエイ横にある飛行開発実験団のモニュメントです。
T-2試作1号機に銀塗装が施されています。
一切の国籍、機番などがありません。
これは飛行開発実験団の装備品評価の姿勢を示しているそうです。
色や形などに惑わされること無く先入観なしに正しい目で見ることが大切という意味があるそうです。
「空の勝利は技術に在り」
重い言葉ですね。


以上、岐阜基地航空祭でした。




その1/その2/その3/その4


Posted at 2013/12/05 01:08:09 | コメント(1) | トラックバック(0) | ミリタリーイベント | 日記
2013年12月04日 イイね!

平成25年度岐阜基地航空祭その3

さて、ブルーインパルスの後は昼休みをはさんで救難隊の訓練飛行(救難展示)、飛行開発実験団第2回目の飛行展示が行われました。

会場の混雑はまさにピーク!トイレも長蛇の列でかなりハードな状態になってきています。
ここで南地区にいくことにしました。
南地区は正門側の広場を開放していて露店とトイレがあります。
何より逆光の会場側と違って順光なんです(^^)

会場から結構距離があるのでシャトルバスで行くのですが、これがまたものすごい混雑で・・・・
バス停まで30分以上かかりました。

南地区と会場はかなり距離があるということは・・・・
会場正面で行う飛行展示が見ることができないということですorz
小牧救難教育隊の訓練飛行を見逃しました(涙)
パラシュートを使った空挺降下を行い、ストレッチャを吊り上げて回収する展示を行ったようです。

ではここからは第2回目の飛行展示です。
さあこれが順光の効果だ!
見よ!逆光との違いを(笑)



2機のT-4中等練習機が離陸を行います。
T-4練習機は昭和60年に試作初号機が初飛行を行い、昭和63年度より第1航空団に配備が始まりました。
純国産のジェット練習機のT-4はここ岐阜基地で各種の飛行試験を行っています。
岐阜基地に隣接する川崎重工業岐阜工場で組み立てが行われましたこともありますから、ここ岐阜基地はT-4の故郷といっていいかもしれません。



続いてF-15J戦闘機が編隊で離陸していきます。
手前の「801」号機はF-15Jの初号機にあたります。
1980年にアメリカよりフェリーされた801号機はここ岐阜基地に到着し、防衛庁(当時)が受領しました。
以来岐阜基地で各種の飛行試験を行っています。




さらにF-4EJ改戦闘機が編隊で離陸していきます。
F-4は昭和47年にアメリカよりフェリーされてここ岐阜基地に到着して受領されています。
以来少数機が岐阜基地に配備されて他の機種と同じく各種の飛行試験を行っています。
F-4は「改」に近代改修されていますが、このときの適合試験や飛行試験なども岐阜基地で行いました。




さらにもう1機F-4が離陸していきます。
こちらは近代改修前のF-4EJです。
F-4は除籍機を除いた全機に近代改修が行われたわけではなく、90機が近代改修を、15機が偵察機に改修されています。
F-4の老朽化に伴い近代改修をうけていないF-4EJも退役が進んでいるので、岐阜基地に残る数機のみとなってしまったようです。



C-1輸送機×1、F-15戦闘機×2、F-4戦闘機×2、F-2戦闘機×2、T-4練習機×2の5機種計9機による異機種大編隊です。
これを見ることが出来るのは岐阜基地だけ!
世界的に見てもこれだけの異機種での編隊は珍しいのではないでしょうか。






F-15DJ戦闘機の機動飛行です。
航空自衛隊の調達したF-15戦闘機は単座型のJと複座型のDJの2種類があります。
キャノピーとコクピット部分の違いのみで単座と複座の外見の差はさほどありません。
それだけ元々のキャノピーが大きいってことなんでしょうね。
増槽やミサイル、それらをぶらさげるパイロンもついていないクリーンな状態でのF-15って結構平べったく見えますね。
パワフルなF-15の機動が軽くて空気抵抗も少ない状態なのでさらにダイナミックに感じます。




先ほどの異機種大編隊とはどこか違っています。
どこでしょう?
F-2のうち1機をF-4に変更してC-1輸送機×1、F-15戦闘機×2、F-4戦闘機×3、F-2戦闘機×1、T-4練習機×2の5機種計9機です。





続いてF-2A戦闘機の機動飛行です。
F-2はF-16をベースに開発された戦闘機ですが、こうしてみてみると垂直尾翼を除いて水平尾翼も主翼もずいぶんF-16と違うことを感じます。
F-15などの従来機の操縦系統は油圧などを介した人の手によるものですが、F-2はコンピュータが飛行姿勢を最適に保つように姿勢制御を行います。
同じ戦闘機というジャンルですが、F-4、F-15、F-2の飛び方はまったく違いますがこの違いを比べることが出来るのも岐阜基地ならではですね。



最後の異機種大編隊です。
このまま編隊を解散して各機は着陸態勢にうつります。




着陸態勢に入るT-4中等練習機とF-4EJ改戦闘機。




C-1輸送機も着陸態勢に移ります。
今回飛行展示に参加したC-1はC-1FTB(フライングテストベッド)とよばれる試作初号機で、2号機以降の機体が迷彩塗装されているのに対してこの機体のみ初飛行当時の銀色のままとなっています。
大型機ならではの搭載スペースを生かして開発中の電子装置やエンジンなどを搭載して飛行試験などを行います。

以上、第2回目の飛行展示でした。
これで飛行展示は終了です。

その4に続く。





その1/その2/その3/その4


Posted at 2013/12/04 22:54:23 | コメント(1) | トラックバック(0) | ミリタリーイベント | 日記
2013年12月04日 イイね!

平成25年度岐阜基地航空祭その2

さて岐阜基地航空祭の続きです。
飛行開発実験団の第1回目の飛行展示、第1輸送航空隊の飛行展示の後は松島基地の第4航空団第11飛行隊”ブルーインパルス”の展示飛行になります。
多くの航空祭ではブルーインパルスの飛行展示は午後からになりますが、岐阜基地では飛行開発実験団第2回目の飛行展示を午後に行うため、ブルーインパルスは10時30分頃からの開始となります。

あいかわらずの逆光ガンガンですので、写真としてはかなりアレですが、雰囲気だけでも伝わればと思います(^^;


さあブルーインパルスの展示飛行が始まりました。
会場正面をご覧ください。
1番機から4番機まで4機のブルーインパルスが編隊で離陸していきます。
この後4機でダイヤモンド隊形を組み、ギヤダウンの状態で会場に進入して後方に離脱していきます。
4機によるダイヤモンドテイクオフ&ダーティターンです。




続いて5番機が離陸後低い角度のまま会場正面を通過して急上昇を行い会場正面に再び戻ってくるローアングルテイクオフを、
6番機が離陸直後にバレルロールを行うロールオンテイクオフを行います。



先に離陸した1~4番機が超密集編隊で会場後方から進入・旋回を行うファンブレイクです。
初めてこれを見た人はその超密集編隊に度肝を抜かれます。





会場右側より1~5番機がトレイル隊形で進入し、瞬時にデルタ隊形に編隊を組みなおし、次第に機体の間隔を狭くしていきます。
上の3葉の写真で編隊の様子が変わっているのが判ると思います。
最初のトレイル隊形→デルタ隊形への組みなおすときの瞬間(1枚目)のときがなぜかメインと思われてしまう科目です。



1~5番機が下降して水平飛行に移った直後に大きく開くサンライズです。
一番の見所の開花の瞬間はしっかりシャッターチャンスを逃したぜ。



こちらはチャンジオーバーループです。
1~4番機がトレイル隊形で会場後方から進入して会場正面で大きく宙返りを行いダイヤモンド隊形に組みなおします。



水平飛行を行う6番機と背面飛行を行う5番機が編隊を組んで会場右側から左側に通過するカリプソです。





続いてレター8です。
1~4番機がダイヤモンド隊形で会場後方より進入し、右旋回を行う1~3番機と左旋回を行う4番機に分かれます。
4番機が急いで左旋回を終えると続いて右旋回を行い1~3番機の編隊においつきます。
おいついて再びダイヤモンド隊形を組む頃には8の字ができあがる面白い課目です。



会場右側より1~4番機が進入し、1番機と4番機が背面飛行を行い、続いて2番機と3番機も背面飛行になります。
4シップインバーテッドです。



・・・もう説明は一切不要ですね(^^)
ドラマ「空飛ぶ広報室」で一躍有名になった課目バーティカルキューピッドです。
5番機と6番機が巨大なハートを垂直に描いた直後に「天使の矢」となった4番機がハートを貫きます。



5番機が360度旋回を行った後に宙返りを行います。
360度ターン&ループです。



1~5番機が間隔の開いたデルタ隊形で進入し、会場正面で宙返りを行いながら密集した隊形になるワイドトゥデルタループです。






1~6番機が会場後方から進入して会場正面で大きく宙返りを行うブルーインパルスの大技デルタループです。




祝!東京オリンピック開催
・・・・とはちょっとちがうんですよ。
1~6番機が等間隔で6個の円を描いて桜の花を表現するサクラです。
昨年までは雲が低い第3区分で行っていましたが、やはり青空の下で見るサクラは最高です。



タッククロス・・・は撮り逃しました・・・・
こちらはソロ課目のラストコークスクリューです。
会場正面より背面飛行を行う5番機の周りを6番機が螺旋を描きながら進入するという度肝を抜かれ課目です。



従来ソロ科目のタッククロス→4機でローリングコンバットピッチ→コークスクリューの流れでブルーインパルスの曲技は終わるのですが、ローリングコンバットピッチの後に4機は着陸態勢に入らず、コークスクリューを終えた2機と合流して6機ダーティ状態でポイントスターでしめくくりました。
これは初めて見ました(^^)

※この課目はクリスマスツリーというそうです。


逆光や太陽が会場のちょうど正面になった関係でとにかく真っ黒な写真になってしまいましたが、雰囲気は伝わったかなと思います。
見事な曲技でした。
これぞブルーインパルス!


その3に続く。





その1/その2/その3/その4

Posted at 2013/12/04 21:42:08 | コメント(3) | トラックバック(0) | ミリタリーイベント | 日記
2013年12月04日 イイね!

平成25年度岐阜基地航空祭その1

秋も深まった11月24日、岐阜県各務原市にある航空自衛隊岐阜基地で恒例の航空祭が行われました。
ドラマ「空飛ぶ広報室」の影響や前日には米海兵隊のMV-22Bが地上展示されるという情報(後に展示計画はフィリッピンの台風災害派遣の関係で中止)もあったためか、とにかくものすごい人だかりでした。
後の情報によればこの日の来客数は例年を大きく上回る15万人だったとか・・・

岐阜基地は名鉄各務原線の三柿野駅から徒歩3分の位置に北門があるので交通は非常に便利・・・なはずなのですが、今年は例年にない混雑に加えて荷物チェックの関係からなのか、とんでもないことになってました。
朝8時17分に三柿野駅に降りると、ホームが大混雑で身動きが出来ない・・・
見渡すと基地につながる歩道橋が人であふれかえってる・・・
いやぁ、こんなの見たこと無かったですよ(^^;
駅の改札も制限がかかってる状態なので、結局ホームから改札に出るま30分ぐらいかかったかな?
そこから延々と列がつながって、荷物チェックを終えたときには天候偵察と救難隊の航過飛行が終わってましたから9時過ぎだったと思います。
うん、この時点で体力の7割ぐらい使い果たした感じだ。

ということで飛行展示の模様をいくつか紹介します。
岐阜基地には飛行開発実験団が置かれ、航空自衛隊で使用している主要航空機を少数づつ配備して機体や装備品のテストを行っています。


このようにF-15戦闘機、F-2戦闘機、T-7初等練習機という異機種の編隊での飛行展示を見ることが出来るのも岐阜基地だけですね。
速度域がまったく違う航空機が同じ速度で編隊を組むことは非常に難しいようです。
速度の速いF-15、F-2と速度の遅いT-7が同じ速度で編隊を組んでいますが、F-15は速度を下げても失速しないよう機首を上げて迎え角度を大きく取っているのに対して、T-7は速い速度を出したいために機首をやや下側に向けていることがわかります。
F-2はコンピュータで機体に対して最適な姿勢制御を自動で行うためさほど機首の角度を上げていません。
このような機体の姿勢の比較までできるのは岐阜基地の飛行展示のならではですね。


先ほどの異機種編隊を解き、F-2とF-15の加速性能を披露します。
このときはF-15に軍配があがりました。
F-2はF-15に比べると1回り以上コンパクトですが、エンジンの直径はほぼ同じぐらいなことがわかります。




こちらはF-2戦闘機の機動飛行です。
先ほどのF-2とはカラーリングが違いますが、異機種編隊を組んでいたのはF-2試作2号機、この機体は1号機にあたります。
エアブレーキを展開しながらアフターバーナを使用してるんですよ。



こちらはF-15戦闘機の機動飛行。
やはりアフターバーナを使用しながらエアブレーキを展開しています。
F-15戦闘機に使用しているエンジンはF100という大推力のターボファンエンジンで、1基で約11トンの推力を発生させることが出来る化け物エンジンです。



自衛隊機シルエットクイーズ(笑)
逆光だったこともあって見事に真っ黒けになってしまいました(^^;
雰囲気だけでも。
T-4中等練習機を編隊長に、F-2、F-15、F-4×2機の合計5機異機種編隊です。




F-15とF-2が編隊を解散するところですが、なんでも「男の花道」というらしいです・・・・
ほんまかいな?(笑)






編隊を解散したF-15、F-2、F-4が会場上空を旋回し、着陸態勢に入ります。
ところで上のF-4が2機編隊で飛んでいる写真ですが、よく見ると主翼翼端と垂直尾翼翼端、胴体上部に突起の有無が確認できると思います。
突起がない右側はオリジナルのF-4EJ戦闘機、突起のある左側はF-4EJを電子装置などを換装して近代改修したF-4EJ改になります。
F-4EJ改は火器管制レーダをF-16用のAPG-66という高性能なものに換装し、F-15同等のセントラルコンピュータを搭載してそれまで職人技が全てだった地上爆撃能力も向上し、さらに空対艦ミサイルの搭載も可能なように大規模な改修を行ったものです。





続いて第1輸送航空隊第404飛行隊のKC-767空中給油・輸送機と飛行開発実験団のF-15、F-2による航過飛行(空中給油デモ)です。
KC-767の機体下部になにやら槍のような細長いものが見えますが、これが空中給油装置です。
フライングブームと呼ばれるもので、これを戦闘機などの機体の受油口に差し込んで給油を行います。
F-15は左主翼付け根、F-2は胴体上部中央に受油口があります。
空中給油機側にフライングブームを操作するオペレーターがいて、適切な位置に挿入するよう操作を行います。



KC-767空中給油・輸送機の飛行展示です。
パッと見た感じ普通の旅客機と変わりませんが、フライングブームが大きな違いでしょうか。
機体内部に空中給油用の大型タンクをもっていますが、物資の輸送ができるように貨物を搭載することも出来ます。
先日のフィリッピン大型台風災害ではKC-767も輸送機として輸送任務を行っています。




こちらは第1輸送航空隊第401飛行隊のC-130H輸送機による飛行展示です。
タキシーウエイを滑走路に見立てて着陸を行います。
通常の航空機は滑走路を使って離着陸することが前提ですが、C-130輸送機は不整地での離着陸も考慮して代替滑走路への着陸訓練も行っています。


その2に続く。

いや~、逆光で真っ黒くろすけになってしまいましたが、やはりきびしいものがありますね(^^;




その1/その2/その3/その4

Posted at 2013/12/04 00:40:10 | コメント(0) | トラックバック(0) | ミリタリーイベント | 日記

プロフィール

「佐久間挺長ほか潜水艇の慰霊塔がある鯛の宮神社は呉のタクシー運転手さんも知らない場合もあってちょっと行きづらいのですが、あのあたりは安芸地震で結構被害受けたみたいで爪痕がまだ残ってたりします。」
何シテル?   06/23 21:17
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