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アスロックのブログ一覧

2014年07月12日 イイね!

でぃあごすてぃーに35

ぬふふ、今日も記事をまちがってしまったわぃ!
ぬへへ
編集者様も悪ですのぅ。
なにをいうか出版社、そちに比べればわしなぞ


誤字脱字に明らかな間違いの数々、許しがたし!

何奴!?

余の顔を忘れたか?

読者!?

数々の誤認にダイキャストモデルの塗装の不自然さ、編集者は許しても俺が許さん

うぬぬ・・・・読者とてかまわぬ!売れ!売りつけ!!



でぃあごすてぃーに


第35号は海上自衛隊の新型DD「あきづき」です。
現役護衛艦だと既に「ひゅうが」「たかなみ」「しらね」「こんごう」を出していますから待望の「あきづき」ということになります。
ということはそろそろ「むらさめ」「あたご」も近いかな?



サイズがサイズだけにディテールについてはあえて言及しません。
一応パッと見であきづき級とわかる程度の再現度はしっかりなっていますね。


反射して見えにくいですが、あきづき型の象徴的なFCS-3Aも再現しています。
船体のほうは比較的再現されているでしょう。



でもこのマストは・・・・
これだけ小さいサイズなのでどうしてもぶっとくなってしまうのはわかるのですが、串カツがぶっささったようなマストはちょっとなぁ・・・



全体的な印象としてはたかなみ型の船体にこんごう型の艦橋のボリュームを加えた感じでしょうか。
艦構造物がこんごう型のような雰囲気があるのはFCS-3Aのレーダ照射を妨げないようなレイアウトが前提だからなんでしょうね。
こんごう型のベースになってる米海軍のアーレイバーク級はSPY-1レーダの照射角度を最初に決めてその後艦橋や船体のレイアウトを決めたそうです。



でぃあごすてぃーに艦隊を並べてみたお。


さすがでぃあごすてぃーにだぜ・・・
特にマストの串カツは久しぶりのでぃあごすてぃーにクオリティだった・・・
そろそろ区切りをつけてもいいかな。

ななんだって・・・・?
36号は203ミリ自走榴弾砲だって??

Posted at 2014/07/12 10:27:40 | コメント(3) | トラックバック(0) | ミリタリー雑誌 | 日記
2014年07月10日 イイね!

平成26年春日井駐屯地創立47周年記念行事その5(装備品展示)

さて、ここからは記念行事で行われたミニイベントや装備品展示を軽く紹介します。



こちらは第10後方支援連隊補給隊による足湯ですね。
野外入浴セットを使って足湯の体験ができます。



こちらは防災展示でも登場した野外手術システム。
このようにコンテナを2つつないで手術室と手術準備室をもうけた手術施設にすることができます。
写真では見難いですが、手術室は拡幅することができ、2倍の広さにすることができます。




こちらは3 1/2トン救急車とその内部。
上下に2段に担架を収納することができます。



こちらは82式指揮通信車。
国産初の装輪装甲車で、車内が指揮・通信室となっています。
特科部隊のほか師団司令部などに配備されて部隊の指揮通信を行う車両です。



こちらは87式偵察警戒車。
82式指揮通信車の次に配備された国産の装輪装甲車両で、25ミリ機関砲を装備しています。
陸上自衛隊の偵察部隊はオートバイなどの軽装備が主だったため、敵の脅威下での偵察行動は限界がありました。
砲弾の破片や小銃などから防御できる装甲と機関砲をもち、路上での最高速度100km/hの高い機動性を活かした強行偵察を行います。



こちらは重レッカ。
特大型トラックをベースにクレーンを搭載したもので、戦車などの砲塔の吊り下げや火砲、重量物の吊り下げ・牽引を行います。
重装甲車両の整備・回収には欠かせない車両です。




こちらはバケットローダ。
掘削や整地、排土、除雪などを行う車両です。
民間のバケットローダと基本は同じようです。
バケットの容量は平積みで1.5~1.6立方メートル、山積みで1.7~1.9立方メートルだとか。



こちらは道路障害作業車。
陸上自衛隊の施設部隊は陣地を作ったり道路などを開設するだけでなく、時には道路を破壊する場合もあります。
それは万が一敵が上陸してきたとき、敵の進行速度を遅らせるために道路を破壊したり障害を作る場合です。
荷台にドリルのようなものがありますが、これがアタッチメントです。
これを道路に突き刺して穴を空け、まともに車両が通行できないよう障害を構築します。





これは何でしょう?
これは対戦車地雷を敷設するための装置で83式地雷敷設装置というものです。
大型トラックや装甲車で牽引し、広範囲・迅速に対戦車地雷を敷設します。



本当に巨大ですね・・・
特大型セミトレーラけん引車および73式特大型セミトレーラです。
積載量が40トンにもなる非常に巨大なセミトレーラで、戦車や装甲車、施設車両などを輸送するために用いられます。




こちらは3 1/2トン水タンク車。
大型トラックに水タンクを載せたもので、5キロリットルの水を積載することができます。



こちらは野外炊具1号(改)です。
200人分の主食、副食を45分以内に同時に調理できる炊事能力をもっています。
炊飯、汁、焼、煮、炒、揚の調理が可能で、自動点火・消火機構のほか不着火防止、立ち消え防止機能までもっています。



こちらは89式地雷原探知機セット。
敵に敷設された対人地雷を発見するための機材です。



こちらは人命救助システムⅡ型です。
地震や津波、航空機事故など大規模災害、大規模事故の際に倒壊した家屋や破壊された航空機などから要救助者を救助するために用いられる装備です。



こちらはカムフラージュのためにつかわれるものですね。
隠密行動セットといいます。
偵察などの際に敵に発見されにくくするために必須の装備です。




こちらは油圧シャベル(グラップル)です。
民間のパワーショベルと同じものですが、アームの先端が回転できるようになっていますね。



こちらは12.7ミリ重機関銃M2です。
戦車の砲塔に設置されたり、ヘリコプタや地上に降ろして射撃するものです。
元々は米軍が1933年から配備をはじめた機関銃ですが、頑丈で信頼性も高いので21世紀の今になっても世界中で使われています。
ちなみに「重機関銃」「軽機関銃」は口径が大きい小さいで区別した機関銃じゃなくて、三脚などに据え付けて防御的に用いる機関銃を「重機関銃」、携行して攻撃的に用いる機関銃を「軽機関銃」といいます



こちらは110ミリ個人携帯対戦車弾です。
陸上自衛隊ではパンツァーファースト3をこの名前で採用しています。
砲弾を含めて重さが13kgもありますし、重たい砲弾が前方に装填されてるので撃つのが難しそう・・・



こちらは64式7.62ミリ小銃です。
戦後初の国産小銃で日本人の体形にあわせた設計になってるそうです。


こちらは89式5.56ミリ小銃です。
64式小銃の後継として平成元年度から取得が開始されました。
高速軽量弾を用いているほか、軽量化が施されているため64式小銃の4.4kgに対して3.5kgと約1kgの軽量化された上に部品点数も10%減らす設計となっています。



こちらは5.56ミリ機関銃MINIMIです。
軽量(7kg)コンパクトな機関銃で携行が容易になっています。




こちらは84ミリ無反動砲です。
スゥエーデンのカールグスタフ無反動砲をライセンス生産したもので、対戦車用の砲弾の射撃ができるほか、対人砲弾、発煙弾、照明弾など各種砲弾を射撃することができます。



https://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/photo/000/003/991/757/3991757/p5.jpg?ct=bcde0a49c737
こちらは整備格納庫前の広場で行われた78式戦車回収車の体験搭乗です。
74式戦車の車体に戦車回収用のクレーンを搭載したもので、牽引力は38トン、吊り上げ力は20トンの能力があります。
ベースが74式戦車ということもあって、発進と停止は「すごい」の一言(^^;
ふっとばされないよう必死でしたよ~。



こちらは展示・・・というわけではないですが、正門の近くに退役した74式戦車と61式戦車が展示してありました。
本当に美しい戦車だと思います。



以上、春日井駐屯地開庁47周年記念行事でした。



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春日井駐屯地開庁47周年記念行事 その1/その2/その3/その4/その5
Posted at 2014/07/10 00:40:36 | コメント(0) | トラックバック(0) | ミリタリーイベント | 日記
2014年07月09日 イイね!

平成26年春日井駐屯地創立47周年記念行事その4(訓練展示その2)

それでは訓練展示後編です。

防災展示が実施されました。
最近はさまざまな駐屯地祭や航空祭で防災展示が行われていますが、春日井駐屯地はちょっと思い出すことがあります。
春日井駐屯地開庁記念行事は例年3月に開催されていました。
2011年に実施された記念行事は3月6日に開催されたんです。
そう、その週末の3月11日に東日本大震災が発生したわけです。
3月6日の開庁記念行事で開催された防災展示の後で「こういうのが実際に使われなければ一番なんですけどねぇ」と笑顔で話されていた隊員さんも、まさか1週間もしないうちにあんな事態になったなんて想像もつかなかったと思います。
万が一に備えて訓練をつみ、装備を整備する。
普段のその積み重ねが本当にものを言うんだなと感じました。



それでは訓練展示、状況開始!

平成26年4月6日、南海トラフ沖で大規模な地震が発生しました。
春日井市では震度6を記録。
これに対して愛知県知事は自衛隊に対して災害派遣を要請しました。
偵察ヘリコプターOH-6が進入してきました。
OH-6は航空偵察して被害状況を確認します。
東日本大震災では3月11日14時46分ごろ発生した大地震に対してそのわずか11分後の14時57分には海上自衛隊の第73航空隊のUH-60Jが、15時1分には陸上自衛隊東北方面航空隊のUH-1が、さらに15時5分までの間に航空自衛隊第3航空団、第7航空団、第6航空団のF-2とF-15が離陸、16時10分までの間に15部隊から計25機の航空機が状況把握のため航空偵察を行っています。



航空偵察からもたらされた情報より、倒壊家屋多数、火災も発生している模様。
これに対して救難活動を行うため春日井駐屯地は災害派遣部隊を出動させました。



偵察オートバイが先導して状況の把握や路面状態などの状況を逐次派遣部隊に連絡します。
82式指揮通信車は偵察隊と部隊、本部と連絡を取ります。




偵察用オートバイは高い機動性をもっているため、瓦礫や倒木など路面状況が悪い場合でも行動することができます。
オートバイ部隊が倒壊した建物を確認、さらに故障車に取り残されているドライバーを発見しました。



災害派遣部隊の車両群の前に倒木や瓦礫が立ちはだかり、通行が困難な状態です。



施設部隊のバケットローダが到着しました。
これより瓦礫を除去し、車両が通れる通路を開設します。



被災者には怪我人もいることが確認されました。
これより救助活動を行います。
救助活動を行うため隊員を乗せた大型トラックと救急車が到着しました。




倒壊していない高い建物に通信施設を開局し、派遣部隊と本部を結び付けます。



その頃次々と派遣隊員が降車し、人命捜索活動を行う準備をします。



人命捜索が開始されました。
取り残された人はいないか、倒壊した家屋や瓦礫の下に人はいないか、ひとつづつ捜索していきます。




倒壊した建物内に取り残されていないかを確認するため、ファイバースコープなどを用いて内部を確認します。
これをひとつづつおこなうのですから非常に困難で過酷な活動ですね。




故障車に取り残されている人を救助します。
ドアが開かないためスプレッダによりドアをこじあけ、運転手を救助しました。




要救助者を救急車に搬送します。
救急車は4つの担架を積載することができます。



重傷者は野外手術システムが展開した手術所に搬送し、応急手術を行います。





先ほど救助した故障車が道路をふさいでいるため、重レッカをつかって撤去します。
重レッカは戦車の砲塔のような重量物でさえ持ち上げる能力がありますので、乗用車でも軽々と吊り上げが可能です。
実に最大吊り上げ能力は10トンといわれています。


この頃になると捜索活動から復旧活動にうつります。
破壊されたライフラインを復旧させるため、道路上の障害物を取り除いたり、給水活動などを行います。
さらにはその後防疫へとうつります。
特大型トラックに牽引されたセミトレーラから油圧ショベルなどが展開します。



倒壊した家屋や瓦礫などを施設部隊が解体・撤去をします。



瓦礫や故障車を積載した大型トラックが次々移動していきます。




続いて被災者の避難場所での避難生活を支援するため炊き出しや傷病者を医療施設への搬送などがおこなわれます。
ここではこれらの車両の紹介で代替します。
まずは1 1/2トン救急車




続いて野外で大規模に炊飯ができる野外炊具1号。



給水を行うため大型トラックにより牽引されてきたのは1トン水タンクトレーラ。



3 1/2水タンク車。
これらの車両が給水や炊き出しなど被災者を支援をおこないます。

状況終わり!

以上、防災展示でした。

よく「軍隊は市民を守らない」なんていう人がいます。
前政権のとき、自衛隊を「暴力装置だ」と言った政治家もいました。
阪神大震災、東海豪雨、中越地震、そして東日本大震災・・・
本当に市民を命がけで救おうとしたのは誰でしたか?
軍隊は国家を守る武装組織、それは当然です。
国家とは国土があり、主権があり、そこに暮らす国民の3つの要素があって初めて成り立ちます。
国家を守るとはそれは国民の生命を守ることと同じです。
自衛隊が震災で大規模な災害派遣活動ができたのは有事に備えて日常の厳しい訓練と装備を手に入れて絶え間ない整備や運用をおこなってきたからこそです。



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春日井駐屯地開庁47周年記念行事 その1/その2/その3/その4/その5
Posted at 2014/07/09 22:46:43 | コメント(1) | トラックバック(0) | ミリタリーイベント | 日記
2014年07月09日 イイね!

平成26年春日井駐屯地創立47周年記念行事その3(訓練展示その1)

続いてアトラクションです。
観閲式の後は音楽隊の演奏のほかさまざまな展示が行われます。


第10音楽隊の演奏です。
見事な演奏を披露しました。
自衛隊の音楽隊はコンサートホールや体育館での演奏はもちろんですが、時には演習場で、時には被災地でも演奏を行います。
東日本大震災では自衛隊各部隊の音楽隊が学校の体育館などで演奏を行い被災した小中学生の卒業式を支援したほか、被災者の心の癒しのため演奏会を開いています。
マーチからアニメソング、J-POP、ドラマの主題歌に交響曲と演奏する曲も多岐にわたるスペシャル集団が自衛隊の音楽隊です。
第10音楽隊は昭和34年に第10混成団音楽隊として編成され、昭和37年に第10混成団が第10師団に編成されるにともない第10音楽隊となりました。



こちらは喇叭隊の演奏です。
起床、消灯、食事、突撃などの際に流される喇叭が演奏されました。





続いて第10偵察隊による訓練展示です。
今回は武装組織により占拠された建物をレンジャー隊員と第10偵察隊が排除する想定です。
状況開始!



第10偵察隊のオートバイ部隊が進入してきました!
武装組織により占拠された建物の周辺状況を偵察します。



敵から攻撃を受けました。
これに対してオートバイ隊員はオートバイを倒して応戦射撃をします。



前進用意、前へ!
敵を排除するため87式偵察警戒車が進入します。



87式偵察警戒車が敵に対して機関銃の射撃を加えます。
この機関銃は戦車に搭載されている74式車載7.62ミリ機関銃です。



軽装甲機動車も射撃により敵に対して応戦します。


我の射撃により、敵は建物内に隠れたようです。



偵察隊によってもたらされた偵察情報により、レンジャー隊員により編成された分隊が建物に突入し、敵を殲滅することになりました。



降下用意、降下!
先に降下した隊員が建物の入り口に向けて射撃を行い、続いて降下する隊員を支援します。



突入!突入!
建物に進入したレンジャー隊員と地上に降下した隊員が2方向から射撃を行い、建物内に立てこもった武装組織を殲滅しました。

状況終わり!





続いて第10偵察隊によるオートバイドリルです。
偵察隊は偵察行動にオートバイを運用していますが、不整地、しかも戦闘地域での作戦行動を行うため高い運転技術を要求されます。
今回は訓練の一部を展示用にアレンジしたものをオートバイドリルという形で展示します。



アクセルターンを行います。
今回オートバイドリルを行ったのは第10偵察隊の隊員6名です。



続いてブレーキターンです。
指示官の周りをオートバイがぎりぎりを旋回してターンします。
まちがっても上官に対して驚かせているのではありません(笑)



続いて3対3に分かれて旋回します。
同じ速度で旋回していますが、内側の車両は速度を落とし、外側は速度を上げて3台が同じタイミングで旋回する高い技術が必要です。



6台がそろって旋回をします。
真ん中の車両のフロント泥除けが曲がってるのは・・・さっき転倒してしまったから・・・・



続いて3台づつにわかれて対面方向に連続ジャンプを行います。



最後に6台が連続ジャンプを行います。
以上、オートバイドリルでした。



つづいてまさかのゆるキャラの紹介です。
岐阜地方協力本部のマスコットキャラ陸上自衛隊の「りく」、海上自衛隊の「かい」、航空自衛隊の「そら」です。
鵜飼の鵜をイメージしたそうです。



さすがりくくん。
なぜか腕立て伏せをしています(笑)


次は訓練展示その2、防災訓練展示です。




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春日井駐屯地開庁47周年記念行事 その1/その2/その3/その4/その5


Posted at 2014/07/09 00:07:05 | コメント(0) | トラックバック(0) | ミリタリーイベント | 日記
2014年07月08日 イイね!

平成26年春日井駐屯地創立47周年記念行事その2(観閲式その2)

では春日井駐屯地開庁記念行事の続きです。

観閲行進、続いては・・・

第10後方支援連隊です。
第10後方支援連隊は第10師団の輸送、補給、整備、衛生といったいわゆる兵站を受け持つ部隊です。
旧軍でいえば「輜重」にあたるものです。
後方支援を担当する部隊は必用なものを必用なときに必要な分だけ供給して戦線を支えるもので、普通科部隊、機甲部隊、特科部隊などと比べると非常に地味な印象を受けますが、どんなに高性能な戦車でも燃料がなかったり整備がされていなければただの鉄の固まりですし、どんなに精密な火砲でも弾薬がなければ置物にすぎません。
また戦車などの重装備を遠くはなれた場所に移動させるには自走では限界がありますので輸送部隊による輸送が不可欠です。
もちろん自衛官ひとりひとりも食料がなければ戦えません。
後方支援を行う部隊は陸上自衛隊の各部隊を支える最も重要な部隊といえるかもしれません。


第10後方支援連隊、まずは本部付隊です。
本部付隊は連隊本部業務の支援や通信を行う部隊です。


装備は大型トラック。
第10後方支援連隊は平成3年に第10師団の補給隊、武器隊、輸送隊、衛生隊を廃止して統合、後方支援連隊として編成されました。
本部は春日井駐屯地ですが戦車や火砲、普通科部隊の車両の整備補給などを担っているため、各駐屯地に整備部隊を展開しています。



続いて第1整備大隊です。
第1整備大隊は第10師団の各部隊に対する整備支援を行う部隊です。


第1整備大隊、まずは本部付隊です。



装備は有蓋車です。
大型トラックに各種機材を搭載したシェルタを設置した車両です。



第1整備大隊、続いて火器車両整備中隊です。
第10師団の火器・車両の整備支、回収等の援を行う部隊です。



装備は有蓋車。



装備は重レッカ。
特大型トラックにレッカ機材を載せたもので、重装備車両や火砲、重量物の運搬、牽引等に用いられる車両です。



第1整備大隊、続いて施設整備隊です。
施設部隊の整備補給支援を行う部隊です。



装備は有蓋車。
整備機材を搭載したトラックは必須の装備ですね。



次は第2整備大隊です。
第2整備大隊は第10師団の装備品を整備・回収する部隊です。



第2整備大隊、まずは本部付隊です。



続いて偵察直接支援小隊。
偵察隊の装備を整備支援する部隊です。
装備は有蓋車ですが、各部隊の有蓋車ですこしづつ仕様が異なってるのが面白いですね。
第2整備大隊は他に第1~3普通科直接支援中隊、特科直接支援中隊、高射直接支援隊、戦車直接支援中隊がありますが、豊川、守山、久居、今津の各駐屯地に駐屯しています。



続いて補給隊です。
補給隊は水や食料、燃料、部品など部隊に必要な補給物資を補給したり入浴や洗濯などを行って師団を支援する部隊です。



装備は浄水セットです。
これは逆浸透型とよばれるもので河川や湖沼から取水し、濁物質や細菌・ウイルス、溶解成分などを除去して飲料水を供給するものです。



装備は燃料タンク車です。
車両などに燃料を補給するためのタンク車です。



続いて輸送隊です。
戦車などの重車両は自走で展開地域まで移動するには燃料の消費が激しい上に速度も遅いため困難です。
そこでセミトレーラなどを用いて部隊を輸送するのが輸送隊です。



装備は特大型トラック。
「とくだいがた」ではなく「とくおおがた」と読むそうです。



装備は特大型セミトレーラけん引車および73式特大型セミトレーラです。
戦車などの重量装軌車両を輸送するもので、積載量は実に40トンにもなります。
トレーラの長さが11メートルにもなる非常に大型の車両です。



第10後方支援連隊、最後は衛生隊です。
衛生隊は第10師団が活動する際に傷病者の治療・後送、防疫を行う部隊です。



装備は1 1/2救急車。
高機動車とおなじシャシをつかった1 1/2トントラックの救急車仕様で、4名の傷病者の収容が可能です。



ラストの装備は野外手術システムです。
このシステムは手術に必要な機能を4分割し、手術車、手術準備車、減菌車、衛生補給車から構成されていて開胸、開腹、開頭手術を行うことができます。

以上、観閲行進でした。




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春日井駐屯地開庁47周年記念行事 その1/その2/その3/その4/その5
Posted at 2014/07/08 00:14:02 | コメント(1) | トラックバック(0) | ミリタリーイベント | 日記

プロフィール

「佐久間挺長ほか潜水艇の慰霊塔がある鯛の宮神社は呉のタクシー運転手さんも知らない場合もあってちょっと行きづらいのですが、あのあたりは安芸地震で結構被害受けたみたいで爪痕がまだ残ってたりします。」
何シテル?   06/23 21:17
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