さて後半です。
ダイハツ

昨年はコペンのコンセプトカーを出展していましたが、今回は「わかりやすいコンセプトカー」1台を除いて実用性の高い車両のコンセプトカーを展示していました。
スバルが軽自動車の生産をやめてしまったので、やっぱり気になります。
これいいなぁっと思ったのがこれ

レゴブロックで作った軽自動車と風景のダイオラマです。
軽自動車が中心で子供にもアピールしやすいスポーツカーなどをどうしても出しにくいわけですが、こうやって子供が見てとびつくようなものをひとつおいておくのはとても良いと思うんですよ。
若者の自動車離れといわれて久しいですが、まず子供に興味を持ってもらうその入り口を用意するのって大切だと思いますよ。

そのなもノリタイ。
う~ん、100%どこからどうみてもコンセプトカーだ(笑)

もはや路面電車のようです(^^;
でも将来の福祉車両としてこれはアリかななんて思いますね。
車高がちょ~っと低すぎるのが気になりますが、ベビーカーや車椅子などが乗り降りしやすいレイアウトってのは大切だと思うんですよ。
小さな自治体なんか老人介護などで病院やデイサービスへの送迎にちょうどよいかもしれませんね。
しかしどこにパワートレインがあるんだこれ?

お、これは今すぐにでも出してもおかしくない感じですね。
でも普通の軽自動車と何が違うの?

ぱっか~ん(笑)
ひなたぼっこがモチーフらしくてその名もヒナタ。
ちょっと無理がありすぎる気が。
でもドアを開放したときに運転席と助手席の間の支柱がなくて座席が90度回転するので開放感ありますね。
たしかにひなたぼっこには最適かもしれませんが、ひなたぼっこのために車買わないしなぁ。
でも考えようによっては座席をまるっと回転することで、運転席側から乗り降りできない狭い場所では使えるかも。

気になったのがこれ。
D-baseコンセプト。
見た目の色はいかにもコンセプトカーみたいですが、このまんま発売できそうな感じですね。
次世代のベーシックスモールカーというコンセプトですからそのうちにこれの市販型やその派生車が並ぶ日も近いかも。
なかなかかっこいいのでR2君の後継・・・・はまだ早い早い(汗)

テンポ。
名前がちょっとギリギリ(なにがだ?)ですが、見た目そのまんま店舗ですね。
見た感じオシャレなのですが、こうやって車内を店舗に出来るのはキャビンの広さを確保できるからこそなんでしょうね。
でももうすこし広いほうがいいのかも?

尾根遺産も。
ホンダ

これぞコンセプトカー!というよりも市販に近い形のものを展示してくれるので次にどんな車を出すのかが楽しみだったりします。
前回は次期NSXとS660のコンセプトカーを展示してかなりの賑わいでしたが今回も人気のブースとなってました。
ここにホンダジェットをもってきてくれたら最高だったのに・・・(笑)

クラリティ フューエルセル。
お、新しいセダンかな?とよく見ると燃料電池車。
しかも市販予定のようです。
充電式の電気自動車と違って水素燃料を補給すればいいのでコストとインフラさえ整えばいっきにガンと売れそうですね。
トヨタがミライを市販していますが結構特徴的なボデーデザインでした。
このクラリティも特徴的ですから、1発で燃料電池車!とわかるデザインにしたんでしょうね。

こちらはオデッセイハイブリッド。
オデッセイは初代にしか乗ったことが無いのですが、いつのまにかずいぶん変わったなぁと感じました。
かたくなにスライドドアを採用しなかったですものね。
このオデハイは2モーターハイブリッドでも従来型とキャビン空間が同等なのがウリのようです。
そういえば初代フィットは燃料タンクをシート下に設置して広大な車内空間を確保しましたがこのオデハイもシート下にバッテリを設置してるとか。

こちらはシビックタイプR。
いつのまにか市販されてたのね。
うちの会社に前型のタイプRに乗ってる人がいるので乗せてもらいましたが、ま~すごい(^^;
法廷速度で走ってるのに乗り味が結構ゴツかったです。
これがスポーツカーなんだなと感じました。
それにしても新型シビックの幅は1880ミリと、アテンザよりでかい!
コンパクトカー的なイメージはもはや完全になくなっちゃいましたね。

新型NSXの・・・レーシングカーなのかな?
っていうか市販されてないのにもう走ってるの?
めちゃくちゃ高額なんでしょうけど、こういうシンボル的な車って大切ですよね。
先代が生産中止になってから10年になりますが雰囲気ガラっとかわりました。
そういえば生産中止になると聞いて買った先代NSXのプラモ、買ったまままだ作ってないや。
久しぶりに箱をあけてみようかな。
マツダ

今回コンセプトカーは1台も展示されて無かったです・・・
そういえば前回(2013年)も展示されなかったぞ?
東京モーターショーではRX-ヴィジョンとか越というコンセプトカーを展示してたので楽しみにしてたのに~。
アテンザやアクセラ、ロードスターなど市販車が展示されてました。
色は赤に統一してたのはオシャレでしたね。
今回日産がハンドルを無くす思い切った自動運転車両を展示したのに対して、マツダは思いっきり地味で、なおかつ本当は重要なドライブポジションにこだわった展示となっていました。
確かにディーラなどでマツダの車に乗るとアクセルやブレーキなど違和感なく納まる感じがします(会社の同僚談。私は・・・・あんまり気にしないので正直よくわかりませんでした^^;)
でもこういう見た目的にも地味ではあってもしっかりこだわりをもって研究してるのはやっぱりいいですね。
スズキ

ダイハツ、ホンダ、三菱と熾烈なスモールカー競争をしているスズキ。
前回はハスラーを展示しましたが、あれはホントかっこよかった。
今回市販目前?といわれてたイグニスが気になってましたが展示されてたのかな?
今回市販車はあまり見てなかったのでそこにおかれてたら見逃してたかも。
市販車といえば国内投入されて無いバレーノという車が気になりました。
人がいっぱいで写真は写してませんが内装は私好みでした。

そのイグニスのクロスオーバーのイグニストレイルコンセプト。
これはかっこいいなぁと思いました。
オシャレなコンパクトSUVという感じですがオフロード性能が高いのだとか。
Cピラーのあたりが初代セルボっぽくてなんかいい感じ。
前回2013年のXランダーとかクロスアイカーはいかにも市販化されないコンセプトカーという感じでしたが、あれがこのイグニストレイルにつながってるのかな?
それはともかく「イグニスをベースにクロスオーバー・・・」だからそのイグニスが見当たらないんだけどなぁ。
まったくどうでもいい話ですが、フロントマスクで前照灯まわりをふちどってたのでアルトRSかなにかだと思い込んでましたorz

これはコンセプトカーっぽいですね。
エアトライサー。
5ナンバーサイズのコンパクトミニバンですが、シートがういんういん動いてシートアレンジを帰ることが可能なようです。
紹介映像を見て、絶対無敵ライ○ンオーが頭に浮かんだら歳がばれます(笑)
コンパクトな車体で広いキャビンをアピールする展示が今回各社とも多かったですね。
それはともかくこの車ってシートのスライドとかリクライニングできるのかな?

マイデッキ。
前から見ると市販前提の新しい軽自動車かな?と思いますが、後部がデッキになってます。
前にトヨタがbBオープンデッキを出してましたがそのスズキ版ってとこでしょうか。
ただ車体が小さいのデッキにするには後部座席をたたむ必要がありますし、そもそもピックアップがあまり日本で普及していないので、まずは反応を見てこういうコンセプトが受け入れられるかどうかを判断するのかなと感じました。
実用性が求められるカテゴリーだからこそ遊び心のある車があってほしいです。
オシャレで結構好きなんですけどね。

ハイブリッド車のシャシが展示されてました。
そういえばソリオもハイブリッド設定ありでT/MがAGSですからこれがそうなのかな?
それとも開発中のシャシ?
何のシャシなのか聞いておけばよかったなぁ。
エンジンがデュアルジェットエンジンという超かっこいい名前がついててイカすぞ。
ガスタービンエンジンではないですが。
外車編を。
尾根遺産多めで(笑)
GM

ディーラーで見ることが出来る市販車はあまり写さなかったのですが超かっこよかったので・・・
コルベットZ06コンパーチブルです。
何を隠そう隠れアメ車ファンだったりします(^^)
真っ赤なボデーと尾根遺産。
アメリカ~ンですね。
ところでコルベットといえばフリゲイトよりも一回り小型な近海警備用の艦艇を意味すると思うのですが、車のコルベットはここから名前をとったのかな?
フォード

ムスタング。
いかにも筋肉!って感じがたまらなくかっこいい。
実を言うと数年前まで米国車ってあまり興味なかったのですが、映画TRANSFORMERSで新型カマロやムスタングのパトカー(正確にはサリーンS281でしたが)、ポンティアックソルティスのかっこよさに目覚めちゃいました。
アニメ「トランスフォーマー」(1985年版ね)ではコルベットをトラックスが、ムスタングをチャージャー(海外名WIND CHARGER)がトランスフォームしてましたが、劇場版ではなぜコルベットをSIDESUWIPE(日本名ランボル)のキャラで出したんだろ?
ランボルはカウンタックにトランスフォーム(方向音痴で穴を掘るのと空中戦闘が得意な戦士というよくわからんキャラだった 笑)だったのに・・・
ではここからは他の自動車会社の尾根遺産をどうぞ。

ちなみにメーカーは忘れました(^^;

痛車コーナーではミク様コスも♪

ITSコーナーでは「はたらくくるま」も展示されました。
NEXCO中日本の道路パトカー。
ランドクルーザープラドがベースですね。
写真では切れてしまいましたが散光式警光灯の上にはサーチライトが設置されてます。
黄色のボデーに紅白の帯、かっこいいですよね。

やっぱり・・・いいですね!
愛知県警のパトカーです。
やっぱりパトカーはクラウンが一番似合うなぁ。
クラウンがベースの高速取り締まり用ですが、聞いたところよく巷で言われてるようなエンジンのチューニングや別のエンジンに乗せ変えはしていなく、普通のクラウンのノーマルのままなんだそうです。
タクシーなんかだと自家用車とは比べ物にならないぐらい酷使されるので耐久性もたせるために仕様を少し変更した物にしてるそうですが、それぐらいなんだろうなぁ。
変にチューニングしたら耐久性影響しちゃいそうですし、あまり台数が出ないパトカーに仕様が大きく異なるエンジン開発したら採算まったくあわなくなっちゃいそうですし。
そういえば先日マツコDXがトヨタの元町工場見学が放映されてましたが、このS20型クラウンベースのパトカーを今でも生産してました。
クラウンそのものはS21型になってもう3年になりますけど今でも生産してるんですね。

パトライトはブーメラン型ですが昇降式ではないタイプ。
やっぱりこっちのほうが似合うよ!
さて、名古屋モーターショーには自衛隊も愛知地方協力本部と近くの駐屯地の部隊が協力して広報ROOMとして出展します。
今回は春日井駐屯地の第10後方支援連隊補給隊から装備品展示が行われました。

3 1/2トントラック。
いわゆる大型トラックで自衛隊のトラックといえばこれを目にすることも多いんじゃないでしょうか。
いすゞ製で平成24年度以降納入されているタイプだと全長7150mm、全幅2485mm、車両重量8540kg、出力300馬力となっています。
とにかくいろんなバリエーションがあって整備機材や通信機材などを搭載した有蓋車、水タンク車、ダンプ、作業装置付に燃料タンク車、対空戦闘指揮装置用に軽レッカ、81式短SAMや11式短SAMの車体に道路傷害作業車、浄水セット搭載型・・・などさまざまに使われています。

これが展示されるとは・・・
これは野外洗濯セット2型。
その名のとおり野外で洗濯をするための装備で、被服の洗濯と乾燥をすることができます。
もちろん駐屯地には洗濯機もありますが、駐屯地を離れて演習場などで一定期間訓練をするような場合でも被服の洗濯は必要ですものね。
トレーラには発電機、全自動洗濯機、乾燥機、揚水ポンプが搭載されて大型トラックなどで牽引します。
このほかに業務用天幕や貯水タンクにより構成されています。
全自動洗濯機、乾燥機ともに作業服が40着/h行えるとされているようです。
しかし・・・写真の洗濯セットに搭載されてる白い洗濯機は市販品に見え・・・おっとなんでもない。

これは自衛隊駐屯地祭でおなじみですね。
野外炊具1号(改)です。
演習場や大規模災害などに展開して調理を行う装備です。
かまど6、外かま6、内かま8、揚げなべ2、バーナー6により構成され、200人分の主食・副食がおおむね45分以内に同時調理できるものすごい炊具です。
炊飯だけでなく汁、焼、煮、炒、揚げ物の調理が可能な上に冷凍冷蔵機能、貯水機能、自動着火機能がある上に安全機構として不着火防止・立ち消え防止機能をもっています。
ちなみにこれは「1号」ですが、野外炊具2号、2号(改)というのもあって、こちらは1号とは違ってトレーラ搭載型ではなくまんま調理器具だったりします。

なぜか護衛艦「いずも」のモデルが展示されてました。
これ・・・紙製なんだぜ・・・
1/180ですからかなりの大きさです。
愛知地方協力本部のツイッターの写真ではなぜかガ○ダムのプラモが飛行甲板に置かれてました(笑)
本当はITSコーナーや痛車、外車コーナーをもっとじっくりみて、国産車コーナーでは運転席に座ってみたかったのですが前日に豊川駐屯地祭ではしゃぎまくったために体力がゼロ。
もうやめて、アスロックさんのライフはもうゼロよ!(苦笑)
帰宅することにしました。
行きは名古屋駅からあおなみ線ですんなりいけたのですが(しかも座って)、帰りは・・・
改札が閉鎖になるぐらい大混雑してるやんけ!
改札を通るのに何時間かかるかわからないので、タクシー拾って最寄の地下鉄の駅(築地口)から名古屋駅に向かいました。
あおなみ線なら名古屋まで350円ですむのに、タクシー使ったので3000円超えてしまったぃorz
以上、名古屋モーターショーでした。
名古屋モーターショー2015 その1/その2